吾輩は屑である | 非常口-blog版-

吾輩は屑である

吾輩は屑である。
名前などいらない。
どこで生れようが良い所などとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所で鳴咽を漏らして泣いていた事だけは記憶している。
吾輩はここで始めて親というものの本性を見た。
しかもあとで聞くとそれは父親という親の中で一番獰悪な種族であったそうだ。
この父親というのは時々我々を捕かまえていたぶって殺すという話である。
しかしその当時は何という考えもなかったから別段恐しいとも思わなかった。
ただ彼の掌が握られてガッと打ち据えられた時何だかズキズキした感じがあったばかりである。
部屋の外で少し落ちついて父親の顔を見たのが…

漱石先生マジごめんなさい(´・ω・`)