風を切り走る新幹線。毎月、2回は新幹線に乗る。新幹線から見る流れる様な景色が好きだ。椅子を最後まで倒し、頭をシートに深々と乗せる。 自分だけの時間が振動と、微かな揺れが心地好い。窓の外に目を移す。今は稲が緑色から、黄色に代わり始めている。 次に乗る時はきっと一面が黄金色に変わるのだろう。 遠くの山々が濃い緑色が折り重なる様に少しだけ黄色の色を出し初めている。 空の雲も夏のモクモクした強さではなく 夏の終わりを漂わせている。 流れて行く景色がもう秋模様になってしまっていた。