人を幸福にするものとは | ムーンワーカーズ

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一人ひとりの人生があり、仕事がある。
自分というものをもっと知ろう。
個性は十人十色、作業も十人十色。
仲間の数だけ楽しさは増え苦しみは減る。
人に迷惑かけたら人の迷惑もらおう。
それがどうした? そんなもんでしょ。
地域と仲良く家族を信じ自分を大切に。

46億年前に地球が誕生し、約38億年前に生命が誕生した。そして、長い長い進化の年月を経て、約500万年前に人類が誕生した。
これらの生物史は現代人の常識である。

ところが、宗教的制約や貧困などにより、それらの常識を知らされる機会がない、すなわち教育を受けていない人々がたくさんいることをパキスタンの少女マララさんは世界に訴えた。
今なお、世界各地が、そして自らがイスラム過激派によるテロに脅かされている。敬虔なイスラム教徒であるマララさんは、イスラムの現状をこう語った。
「もしわたしがあなたの頭に銃をつきつけて、『イスラム教こそ本物の宗教だ』といったら、誰が信じるでしょう」

宗教とは本来、人々を幸福にするためのものではないのか。もし、教育の権利や生活の自由を束縛しているものであれば、それは宗教ではない。神が7日間で天地創造をしたという作り話(神話)を信じるか信じないかは自由だ。また、必ずしも知識が幸福を生むとは言い切れない。
だが、無知が不幸につながることはたくさんある。

仮に地球史46億年を一年に置き換えると、宗教の歴史は僅か十数秒、あまりにもあさはかだ。そして、生命史を知ったとき、我々の命は限りない奇跡の連続で生まれたことがわかる。だから、命は大切にしなければならない。

決して多くの知識を得ているとはいえない私たちの施設利用者。彼らが幸せになるために、私たちは何をどこまで教えればよいかを常に考えていかねばならない。                (Sakai