「自分にはもう先がない・・・」
随分前になりますが、妊娠の経過が悪く、4ヶ月間入院していた時の気持ちを、昨日ふっ・・と想い出しました。
多量の出血が続き、ベットに座るこもできず、自力では寝返りがやっとできるような状態で、空しか見えない病室の窓を、ただ見ている毎日が続いていました。
そしてある日の夜、突然の破水。妊娠23週目のことでした・・・。
お腹の赤ちゃんが助かる確率も10%と低く、助かっても脳障害は免れないと告げられていました。
自分自身も止まらない出血と度重なる輸血、苦しさで、もう家に戻ることはできないだろう・・・そう覚悟をしていました。
自分にはもう先がないと感じた時、不思議と自分に対しての悲観も寂しさもありませんでした。
これが運命だと悟ったんですね。
私がいなくなった後の家族のこと、特に幼い息子のことが気がかりで、心配でなりませんでした。
「息子とお腹の子に、自分は何を残してあげられるのか?・・・」そう考えていました。
そして昨日・・・
心に迷いがあり、色々なことを考えていました。
まとまらない私の気持ちを、丁寧に聴いて下さった方との会話の中で想いました。
「自分が何をしたいか?」ではなく「自分は人のために何ができるか?」が大切だということを。。。
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