遅ればせながら『ベルサイユのばら展』に行って来ました
入ってすぐのモニターに静止画を使ってあらすじを紹介する10分間の映像が流れていて、2回見てしまいました
中には、連載当時の原画がストーリー順に展示されていて、一枚一枚じっくりと見させていただきました。セリフの所が、かなり傷んでいたのかそれとも何度か書き直したのか不明ですが、上から紙を貼り付けてあったのが印象的でした。
私は子供の頃、絵を描くのが好きだったので、オスカルのブロンドの髪の流れや光具合とか、マリー・アントワネットのドレスのフリルやレースの繊細なふわふわ感をうまく描けなくて、何度も漫画を見ながら練習していました
池田理代子先生はとても緻密に描かれるのですごく難しかったんです。
気づいたら、一時間以上も原画を見てました。
多少の傷みはあるにせよ、50年も経ったとは思えないくらい綺麗な状態でした。24歳の若さでこんな壮大な漫画を描き始めた池田理代子先生は凄いです。
私が「ベルサイユのばら」の漫画を知った時はすでに週刊マーガレットに「オルフェウスの窓」が連載中で(すべて姉が持っていた物)、これもまた当時の少女漫画には珍しい歴史物でロシア革命が出てきます。先生のおかげでフランス革命とロシア革命には強くなりました。
次は「オルフェウスの窓」誕生50周年展をお願いします
宝塚のベルばらの衣装が展示してあったんですが、ここはやっぱり初風諄さんのⅢのドレスが観たかったな。白いバラの花とリボンが沢山付いていた仮装舞踏会の場面の真っ赤なドレスが観たかった‥‥。
私のベルばらはやっぱりこの時代(ちょっとライトが反射してしまいました)
そして、歴代のベルばらの配役表が書かれているパネルが展示されていて、そこに‥‥峰ちゃんの名前がありました
いや、まさかこんな所で峰ちゃんの名前を目にするなんて‥‥。
配役表があるとは思わなかったので、心の準備もないまま峰ちゃんの名前を見つけた瞬間、嬉しいやら悲しいやら‥‥。頭の中が混乱して、しばらく茫然としてしまいました。
1976年星組の小公子と新人公演のフェルゼン。
二か所に峰ちゃんの名前が書いてありました。
そしてこの表の字が恐ろしく小さい‥‥。何度も何度も再演しているので、公演数がいっぱい有りすぎて、全部書くとこんな小さな字になってしまうんですね
それにしても、昭和の小公子のキャストが豪華
本公演で公演順に、北原千琴さん(小公女)、寿ひづるさん、山城はるかさん、峰ちゃん、大地真央さん。
新人公演で大地真央さん、まだ男役だった姿晴香さん、そして剣幸さん。
全員トップ(寿ひづるさんと山城はるかさんはそのままいたらトップだったので)
池田理代子先生にはとても感謝しています。
先生のおかげで宝塚を知って、そして峰ちゃんにめぐり会えたんです。
今日もまた、峰ちゃんの話で締めてしまいますけど
峰ちゃんに出会えた奇跡に感謝しています