自分でも、しつこいと思いますが
実は、ギリシャツアーメンバーの人物観察は
あのおじいさんだけではないのです(^▽^;)
10人のうち男女比は半々。
つまり、これまで書いたおじいさんと
優しくておとなしい男性の他に
3人いるわけです。
親夫婦と娘夫婦での参加という
なんとまぁ、理想的な幸せな組み合わせの方々は
50代半ばから後半くらいのご夫婦と
20代半ばから後半くらいの若夫婦でした。
このうち、50代の方のご主人は
いわゆる日本人観光客スタイルで
キャノンの立派なカメラを二台
首と肩にかけ
遺跡のあちこちで風景と奥様を撮りまくります。
その際、大きな声で
「ママ~!」
と叫ぶように呼びます。
この声を何度聞いたことか。
気になるのは
私の少しの妬みも入っているか?
と思いましたが
こう呼ばれることは羨ましくないです。
若夫婦と一緒の海外旅行というところは
確かに羨ましい理想の形ですね。
加えてご主人は、娘さんのことを未だに
「チビ」と呼びます。
奥様に「チビたちはどこに行った?」
と聞いているのを、私は聞いてしまった。
なぜ、奥さんを人前で恥ずかしげもなく
ママ~!と呼べるのか。
子育て時代から変わらずに続いてきた家族の歴史?
彼にはそれがそのまま残っていて
ある意味自分の誇りであり勲章?
奥さんはとても優しく気さくでいい感じの方です。
私と世代が同じなので、ときおり話をすると
色々と共感できます。
話が合うんですね。
ところが、自慢の奥様とお話していると
必ずそのご主人が不機嫌そうに近づき
話途中でも奥様を持って行ってしまいます。
まるで、ボクの奥さんと話しないで。
ボクのものだから、と言っているかのように。
でも、これは、私の被害妄想かもしれません。
なので、できるだけ余計なことで話さないように
たまたまお一人でいる時に、向こうから話しかけてきたら話す
という風に気を付けていました。
ご主人、私とは目を合わさないし
たまたま話の流れで話しかけても
返事もしないんですよね。
これは私だけでなく
他のツアー参加者誰にもシャッターが閉まっていましたね。
添乗員さんにもあまり。
それほど奥様が大好きなんですね。
今気づきましたが
ツアー仲間と言っても、どんな人かわからないわけだし
大事な奥様をトラブルに巻き込むわけにはいかない
というくらいの過度な警戒心から来ているのかもしれない。
でも、あのおじいさんは、そんな気配など感じずに
ずけずけとよそ様の大切な奥様に
話しかけていましたね。
見ていてはらはらしました。
でも、このおじいさんも、他の参加男性も
みなさんかつて、あるいは現在
社会の第一線で活躍されているようで
なにせ英語は堪能です。
あのおじいさんもですよ。
おじいさん、自慢げに、商社で働いていたことを話していました。
と、ここまでを午前中に書き
後はセッションの前の準備の瞑想に入るため
下書きにしておきました。
このセッションで一連のすべての答えが来ました。
びっくりするとともに感動しました。
私はこのためにこれまで生きてきたのかと。
なので、今になり、このご主人が何で
私と奥さんが話しているのを嫌がるのか
がわかりました。
ご本人の無意識の、魂の記憶から来ていることです。
私はギリシャでは、まず巫女の他に
哲学的な、生き方を説く男性の過去生があります。
これは以前自分で見ています。
私とたくさん話して仲良くなって
かわいい奥さまに変に目覚められてしまうと
自分好みの女じゃなくなる、みたいなことかと。
この奥さま、ご主人の親御さんの介護をしているそうです。
旅行の時は介護施設の短期ステイに入れているそうです。
だからなお、大切にされているのだと思いますが
それ自体は素晴らしいことですし
一般的な男性よりは、いい方ですよね。
息抜きの海外旅行に連れて行ってくれるんですから。
でも、奥さまが本来持っている感性とか
それによっていかようにも生きていける可能性とか
そういうものを止めようとしている
男性のずるい意識を感じます。
いいんだよ、キミのことはボクが守るから
余計な話など聞かなくてもいい。
ああ、これは昨日の夜に書いた記事の
ミケーネの古代遺跡のお墓に眠る
その時代の王様のことかもしれない。
謝られたけど、素直に許せなかったのは
そのせいかもしれない。
私はその時代に、巫女かどうか
恐らく妃の相談役みたいな感じだったかもしれず
余計なことを言わないように、制止されていたのかもしれない。
で、結論から言うと
集合意識の中に
男性性と女性性の遺恨みたいなものがあって
それがまずは癒されるべきところで
それに気づくため、そして
そのエネルギーをいただきにギリシャに行ったのかな
と、先ほどのセッションを終えて感じました。
ここまでをまず読んでいただき
その続きはこれからじっくりと書いていきます。