なんか、やっぱり、ありました!


今日の夜中に夢を見ました。

大きな大きな熊が、家の中に入ってこようとして

というか、立って両前足を上げて

がお~という感じで襲ってきた

という状況の夢でした。


私は恐れながらも落ち着いて

サッシ窓を閉めて

ギリギリで熊の襲来から逃げることができた

というところで、夢は終わりました。


夢を見ている最中

まるでスローモーションでも見るかのように

もう一方の意識が

これと同じ場面を前にも夢で見た

と思っている自分がいました。


これは悪夢の一種で

サッシを閉めてほっとした瞬間

わ!っという感じで目覚めました。

相当に怖かった模様。


熊って、夢占いだとどういう意味なんだろう

と思いつつも、また寝ることができました。


で、朝起きて調べたら


熊は母性を象徴し

親の圧力や、自分に多大な影響を与える人を表す。

巨大な熊が出てきたら

母親とのしがらみや干渉を表している。

その熊を銃で撃つのは、親離れや親の干渉から

解放されることを示している。


とのこと。(一部関係ありそうなところのみ抜粋)


今日の夢は銃で撃つのではなく

窓を閉めて襲われないようにしたわけですが

私の無意識の中で、銃で撃つというのはなく

締め出す、拒否する、という意識があったのだと思います。


というか、この意味を読んで

ああ~~と思い当たるところがありありでした。

これを掘り下げて浮かび上がらせ

自分の身をもって、意識をもって

浄化することが、今回の旅の目的だったのだ、と。


それにしても、あの恐ろしい熊が

母の脅威を表していたとは

びっくりしました。


認知症になってからの母とのことを思うと

まさに、この夢のような感じなんです。

その前は、内面はいらいらしていても

表面は静かでしたから

私も無意識でこの脅威を感じながら

先回りして対応していたのでしょうね。


ガーーっという感じで、突然怒り出し

まるで襲い掛かるようなエネルギーだったと

今すごく合点がいく感じがしています。


親の圧力と権威。

そういえば、伊勢神宮の中を歩いているときだったか

権限という言葉が浮かんでいたんです。

権威と権限は全く同じ意味ではありませんが

なんとなく意味があったのかなと思います。


何のために伊勢神宮と淡路島と厳島に行くのか

そこを追求しないようにし

ただただ無意識に任せて過ごしていたのですが

(抵抗せず)

こうして帰ってきてから意味が分かると

うれしいです、正直に。


そうすると、三日間であったことがすべて意味があるように思い

なるほどな~あれはそういう意味だったのか、と思いました。


その謎解きの前に

この、親の権威とは何かという話ですが


まだ完全に答えは出せていないのですが

親になると、どんなに若かったり未熟であっても

母親は特に、その子供を養育することになります。

その際、例えば

どこに寝かせるか、何を着せるか、母乳かミルクか

というような、些細なことでもすべて

自分に任されます。

これが、私は権限だと思うんですね。

母親の権限。


責任として重く感じることもあるけれど

母親として幸せと感じることもできます。

そうやって育てていくわけですが

時に自分の思うようにいかないこともあるわけで

そんな場合は、権限として任されていますから

人によっては責任の重さから悩むこともあるわけです。


また、いろいろあっても何とか大きくなり

社会人になったり、結婚したりしても

かつて、子供のことを自由に決められた権限は

まだ自分にあると思っている母親もいます。

というか、昔の人はほぼそうでしょうね。

だから、結婚した息子や娘の生活や子育てに口をはさみ

特にお嫁さんから嫌われるわけです。


そんな風に過剰に権限を行使することを権威というのだと思います。

また、老いて自分にその権限を行使するパワーが弱くなり

むしろ逆に世話にならなければならなくなっても

その権威を振りかざす人もいます。


その様子が、私が今日見た夢の、熊なのでしょう。


ここを崩すこと

集合意識レベルで浄化することが

急務なのだと思いました。


それも私自身を通して。

私もまだ母の娘であり

子供の母なので

両面があるのです。


まずは自分から。

取り急ぎここまででアップしておきます。