昨日、子供の日に

我が家のワンコが亡くなりました。

15歳と8カ月。

老衰です。


天寿を全うしたと言えるのでしょうね。

見事な最期です。


食べなくなり、水もあまり飲めなくなり

ただ、起き上がろうと足を何度もバタバタしたりもしましたが

徐々にその力も弱くなり

時々呼吸も荒くなりはしましたが

本当に自然に息を引き取りました。


その時、私は娘たちとお茶をしておしゃべりしていて

(まだまだだと思っていたんですよね)

息子が一人、犬のそばについていて

呼吸が止まった!と言うので、ワッとそばに行ったら

まさに今息を引き取った時で


手を当ててみたら、体が熱く反応しました。

心臓がまだ動いているのか、と思ったのですが

こういうときって何が先かとかいうよりも

自然と止まっていくんでしょうね。

本当に自然でした。

数十分はまだ生きているのかと思うほど。


私、父の最期に間に合わなかったので

生き物の最期に立ち会うのはこれが初めてです。

それだけに、すごい衝撃で

あっけなくて、まさか死ぬなんて、と現実と思えないほど。


この一年ほどは犬の認知症になっていて

介護は大変だったんです。

ここ数週間は、自分の布団で眠れず

ワンコが一番好きなリビングに一緒に付き添っていました。


昨日の未明も、呼吸が荒くなったり

手足をばたばたしたり、小さく鳴くので

起きて、寄り添って、目を見て一杯話しかけました。

至らない飼い主でごめんね、とか

ありがとうとか・・・


もう長くないと思ったので

都内に一人暮らししている長女に知らせ

たまたま仕事の合間に時間があり

一泊して、さぁこれから帰ろうか

というときで

家族全員で立ち会え

見送ることができました。


連休という、みんなが家にいるこの時を選んで

天に召されて行きました。


タウンページで見つけたペットの葬儀屋さんは

とても優しい方で

安心して預けることができました。


昨日の10時過ぎに亡くなり

引き取りに来てくれたのが、18時。

8時間だけのお別れの時間でしたが

ずっと見つめて

時々痩せて骨だけになってしまった体に触れ

そうやってお別れをしました。

お花を敷き詰め、お線香もあげて。


今日は私一人で、お骨になって帰ってくるのを待っています。


昨日は送った後、頭痛や微熱

全身の力が抜ける感覚と

おまけにひどい罪悪感まで襲ってきたので

早々に寝てしまいました。


朝もまだ風邪のような症状がありましたが

さっきワンコの写真を見ていたら

ぱ~~っと優しいエネルギーが来て

相当高いところまで上がっていったようで

これからはボクがママのことを守る

って言ってくれたように感じました。


今まで何人かの方にペットを失った悲しみをお聞きしましたが

実際に経験してみて、これか~!ってよくわかりました。


今日くらいはまだめそめそするかもしれないけど

もうしっかり気持ちを入れ替えて

元気に過ごしたいと思います。