さて、屋久島の写真の続きです。

白谷雲水峡


どの辺だったか忘れましたが

水が湧き出ているところに目が惹きつけられ

思わず撮ったら、水がどこに出ているのかわからないほど

オーブが写りまくっていました。

これには、なんとなく、目がある気がしますが

気のせいですかね。


湧水のオーブ



ここも、すごく幻想的でしょう?

本当にここに行ってきたのかな?と

今は不思議な気持ちです。


渓流2

ここは、登山道の横から少し身を乗り出して撮った

滝のような渓流ですね。


渓流


私のワクワクが移ったのか

あとから来られた女性が

同じように写真を撮っていたんです。

そしたら、お子さん二人とご主人もいて

お子さんたちは、人のまねして~などと

温かい言葉だったのですが


ご主人が、そこで切れて

そんな風に余分なことをしていると

先に行きつけないぞ!

帰りにゆっくりすればいいじゃないか!

今はとにかくわき見せずに急ぐぞ!


みたいなことを言うんですよ。

そこに怒りイライラの感情がこもっていたので

そばにいた私にもぶつかるように響いたんですね。

いや~な感じ。


奥さんは、いつものことだと思ったのか

ちょっと悪かったと反省もして素直に従って

ご主人の後を追ってさっさと歩いていきました。

それまでは、旦那さんの方が私を追い越したり

または私が追い付いたりと、何度も会っていたんです。

その都度、なぜこの人はここで止まっているんだろう

と思ったのですが、ご家族をイライラして待っていたんですね。


おそらくこの旦那さん、ビジネス最前線で戦っている

企業戦士です。

とにかくめどが立つまでは、わき目も降らず先に進む。

そうじゃないと敵に追い抜かされるぞ、とでもいうような。

そしてある程度結果が見えてきたら、ゆっくりでもいい。

みたいな。


こういう場所では、確かに帰りの時間の都合もあるでしょうが

時間などあまり気にせずに、ゆっくりと見て回りたいものです。

奥さんが私のまねをして、上の渓流の写真を撮ったのは

同じように心が響いたからだと思うんですよね。


奥さんの心が童心に返って癒されれば

旦那さんだって家に帰ってから大切にしてもらえるだろうに。

奥さんを管理しないであげてほしい。


などと、人のうちのことを心配してしまいました。