いい加減に、立春前に鶴の画像をあげたいと思い

重い腰をあげてやってみます。


鶴夕景2


↓写真を撮るとき

被写体がスピードを出して通り過ぎるので

私のデジカメでは、フォーカスして撮ると

画面の真ん中に来なくて、こんな風になります。


鶴夕景

なので、まずは、フォーカスにしてカメラを固定して

鶴がその画面に入ってくるのを待って

よさそうなタイミングにシャッターを切ります。

なので、はみ出る時が多々あります。



鶴夕景4


鶴も大きかったり小さかったり。



鶴夕景3

西の空は、今まさに日が沈むところ


夕景

↓これ、結構うまく撮れたかも、好きなものの一つ。


鶴夕景5

鶴は、右から左に飛んで行ったり

左から右に行ったりと様々。

餌場から寝床に行くのですが

グループによって様々なんでしょう。


遠くから、クー、クーと小さく声か聞こえ

誰かが、「来る!」と言って数秒して

鶴たちがやってきます。

5~60人のアマチュアカメラマンの

立派なカメラのシャッター音が響きます。

カシャカシャ・・・


何とも言えない、自然と鶴と人間の一体感。

しびれます。


そのうち、鶴もあちこちから突然現れます。

左から来た!と思ってカメラを構えていると

突然右から来て、おお!って驚いていたら

今度は正面からバサバサっと私の頭上を飛んでいく。


まさに鶴のスクランブル交差点状態。

静かに興奮します。


ガイドさんはめったにないことと驚いていました。


もうそんなときには写真を撮るなどせず

この肉眼に納めておこうと、ただじっと見る。

鶴の飛ぶ姿は遠くからもきれいだけれど

真下から見ると、その翼の美しいこと。

天女の羽衣?



鶴夕景

↓これが一番大きく撮れたかも。


鶴夕景8

↓これは、この子たちがこの近くが寝床で

下りていくところ。


鶴夕景11

↓これも結構大きめかも。


鶴夕景9


↓小さいけど、これはこれで


鶴夕景10

↓もう何が何だか、同じ写真が重なっても

わからないほど・・・。


鶴夕景6


それで、もう大満足して空港に向かっている車中で

こんなオレンジ色の月が、今まさに

地平線から上がってきていました。


満月

まるで、この満月に見送られるかのような感じで

帰路につきました。

この日が満月だったとは、後で気づきました。

釧路湿原が見下ろせる展望台で、車を降りて

この月を撮りました。

暗かったけれど、肉眼では

うっすらと湿原と月が見えました。


これら一連の出来事が

何気ないものではあるのですが

太陽や雲や雪や風や

もちろん鶴、白鳥、キタキツネなど

自然と動物、そして人間

調和の取れた、上も下もない

同じ地上の仲間、という感じで

ものすごく心が穏やかで、癒される思いでした。


自然とつながること、一体感

これを感じることができれば

怖いことは何もない

余計なものは何もいらない、と

そう感じたのです。


これから

今年一年

私はまた、自分なりに頑張っていこうと思います。

皆さんとは、会うことも直接話すこともないかもしれませんが

存在は感じています。

会わなくても、一つ。

それが意識を変えていきます。

一緒に向上していきましょう。