出雲大社へ

神戸から

チョキ出雲市へ移動しましたチョキ

 

山陰の出雲市と出雲大社に

来るのはこれが3度目です。

 

皆さんは来られた事はありますか?

 

大鳥居です。

出雲大社はまだまだ先にあります。

 

奥の方に観える山

「八雲山」が御神体です。

 

もちろん「禁足地」となっています。

 

 

長い参道を歩いた先にある「銅鳥居」

 

1666年(寛文6年)

長州藩の第3代藩主

毛利綱広から寄進されました。

 

 

その前に出雲駅前で

有名な「出雲そば」を食べました(笑)

 

 

 

!はっきり言います!

 

「死ぬまでに一度」は

是非、訪れてみてくださいね音符

 

それだけ

凄い場所であり

凄く神秘的な場所です。

 

実際に行かれると解りますが

ここだけ「空気」が違うんです。

ガーン本当に違うんですガーン

 

ところで

御本殿の前に建つ「拝殿」の

大しめ縄は

皆さんもよくテレビ等で

観た事があると思いますが

 

当初の拝殿は室町時代の1519年(永正16年)に

尼子経久:あまごつねひさ(1458年~1541年)

によって造営されました。

 

しかし・・

 

1953年(昭和28年)5月27日午前1時頃

火の不始末によって消失してしまいました。

 

 

復興を願った国民から寄付を集め

現在の「拝殿」は1959年(昭和34年)に

再建された建物です。

 

 

その後ろに建つ出雲大社の「御本殿」は

今から276年前の1744年(延享元年)に建てられたもので、高さは約24mです。

神社としては破格の大きさです。

 

全体写真

 

建物詳細図

 

 

玉垣、瑞垣(廻廊)、荒垣の

三重の垣根に厳重に守護されています。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん

本殿の屋根の上にある

クロスした板の先が尖っているので

「男性の神様」と言う事になります。

 

逆は「女性の神様」女神と言う事になります。

 

 

出雲大社の御祭神は

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。

 

もう少し近づいて

撮影してみましたOK

 

 

この大国主命(おおくにぬしのみこと)とは

一体、誰なのか・・・

 

その答えは・・・

 

 

皆さんもよく知っている

八匹の巨大な龍である

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の

生贄(いけにえ)にされる事が決まっていた

櫛名田比売(くしなだひめ)と言う女神

を守るために八岐大蛇を退治した

須佐之男命(スサノオノミコト)

は夫婦になりますが

 

そのお二人の娘さんである

須勢理毘売命(すせりびめのみこと)と言う女神

と結婚した旦那さんが

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)様です。

 

このお二人の間には「子」はいませんでした。

 

奥が御本殿ですが

一般の参拝者は

ここまで立ち入る事は出来ません。

 

一般の参拝者は

下にある「八脚門」で参拝します。

 

そこまでしか近づく事は許されません。

 

2~3名の宮内庁の警備員が厳重に監視しています。

 

一般の方だけでなく

天皇陛下や皇族であっても

本殿内部には立ち入る事は出来ません。

 

「現在も、皇室の者といえども本殿内までは入れないしきたりを守り続けている」とされています。

 

寄付しか出来ません(笑)

 

 

 

本殿内に立ち入る事が出来るのは

宮司とその関係者のみです。

 

その理由は

平安時代や鎌倉時代

いやもっと古い時代から

 

毎朝

宮司達が本殿に入り

御祭神に御朝食を

運んでいるからです。

 

それを「日供祭」と言いますが

出雲大社では毎日、宮司を含めて

7~8人の神職を従えて毎日、奉仕しています。

 

凄いですね・・・

 

何百年・何千年と

毎日です!

 

だけど???

 

入ってるじゃん(笑)

 

なんなんだ~

これは~(笑)

 

 

右端に制服姿の宮内庁の職員が立ってます。

観えますか?

 

 

さて

そろそろ

話の神髄に入って行きましょうOK

 

現在の「御本殿」は

今から276年前に建てられましたと

冒頭で言いましたよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし

 

その前(平安時代)に建っていた御本殿は

現在の御本殿の高さの約倍の48m!

 

その前に建っていた御本殿の高さは

なんと!96m!

約100mの高さの建物でした!

 

 

出雲大社は

この図の前にも建っていました。

一番右が現在の本殿です。

 

それでも今から276年前に建てられた

高さ24mの高さです。

276年間でも

毎日、お食事を供えてるって・・

凄いですね・・

 

これが

平安時代前の出雲大社です。

 

建物の一帯は

この当時はまだ海でした。

 

 

 

 

ここまで来ると

さすがに神秘さが倍増してしまうので

 

右差し本題に入りましょう左差し

 

この今現在の276年前に建てられた

本殿の内部は一体どんな風になってるのか?

 

もちろん

誰も知りませんし

誰も観た事はありません

 

しかし

 

お見せしましょう!

 

その前に

この出雲大社は他と違って

凄く不思議な事があるのです。

 

それは御祭神である

大国主命の本殿内部での鎮座する位置(向き)が

西を向いている事。。。

 

それはなぜか・・

理由は不明です。

 

これを御覧下さい。

 

 

 

 

これは不思議ですね・・・

 

御祭神が

何故か西を向いていらっしゃるので

本殿西の外に「拝所」が備えられてます。

 

 

 

さて!

いよいよ内部をお見せしましょう!

 

今まで誰も観た事がない神聖な場所・・

 

先ずは本殿入口の扉を開けて本殿内部を観た所です。

 

観えますか?

広い畳の上の一部に蓋が被せてあります。

そこには「八角形の形」をした

物があります。

 

これには非常に重要な意味があるみたいです。

 

 

 

蓋を被せて守護していますね・・・

 

 

あの金色のように観えるカーテンの奥に

大国主命様が鎮座されています。

 

もう少しだけ

近づいてみましょう!

 

 

観えそうで

観えない・・(笑)

 

ちなみに

そこに何が納めてあるのか?と言うと

 

大人4~5人でしか持てないくらいの

石のような岩のような物らしいです。

 

古代の時代からあった

御神体である「八雲山」から

恐れ多く戴いて来た物かもしれませんね。

 

ちなみに

須佐之男命(スサノオノミコト)が

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治して

腹を裂いた時に

中から1本の剣(つるぎ)が出てきました。

 

それを

三種の神器のひとつである

「草薙神剣」(くさなぎのみつるぎ)

と言います。

 

この「草薙神剣」(くさなぎのみつるぎ)

の「本物」が今も

愛知県の名古屋市の「熱田神宮」にあります。

それが御神体となっています。

 

伊勢神宮の御神体である

天照大神(あまてらすおおみかみ)

の御神体とされる八咫鏡(やたのかがみ)

の本物は伊勢神宮の内宮の奥深くにあります。

 

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)の本物は

皇居内にあります。

 

皇居には

「三種の神器」が

公式行事の時に必要になる時があるので

一応、3種類と言う事で置いてありますが

八咫鏡と草薙神剣共に

どちらもレプリカです。

 

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は

厳重な造りの箱に納められていて

歴代の天皇と皇族全てが

未だに観た事がないようです。

 

さぁ~てと

明日は出雲で仕事です。

 

そろそろ休みますzzz

 

最後まで読んで頂き

ハートありがとうございますハート