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トリプルレイ彼と
再会した日のことについて
記しています。
前回の続きです。
前回の記事はこちらから↓
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私は緊張しながらも
彼と話をしていることが嬉しくて
そのまま話しかけていました。
ふと彼の髪に目が行きます⋯
「髪⋯これは何色?」
「緑」
「緑なんだ!」
私が嬉しそうに言うと
彼も微笑みながら答えます。
「落ちてきたけどね」
「そうなんだぁ⋯」
私は一部が派手色の
彼の髪が好きでした。
まだ仲良かった頃
私は彼の髪が好きだと
カッコいいと伝えていたので
彼もそのことは知っています。
ついあの頃が懐かしくなって
愛しい気持ちが溢れて⋯
微笑んだまま
言葉が出て来ませんでした。
彼の方も何も言いませんでした。
というか⋯
彼の方も言葉が出てこない感じでした。
彼としばらくの間
見つめ合っていました。
彼は目をそらしませんでした。
私もそらしませんでした。
──彼は私のことまだ好きだ
彼の目から
確かな想いが伝わってきます⋯
私は確信しました。
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ほんのわずかな時間の事でした。
しかしあの瞬間
全ての時が止まって、
完全に二人だけの世界でした。
相変わらず不思議な感覚です⋯
話しかけるまでは、
もっと目をそらされたり
よそよそしくされるかもって
思っていました。
もしかしたら彼の方は
一生懸命
平静を装っていたのかもしれませんが。
しかし彼の目は⋯
明らかに私のことを
今でも愛していました。
そして戸惑いつつも
どこかほっとしてるような
嬉しそうな感じもありました。
外見的にも素敵だと
もう一度思ってもらえた
感覚もあります。
私には“感覚”で伝わってきます。
おそらく彼にも同じように
私の想いが伝わっていると思います。
もともと彼は
私とそっくりな
価値観や感性の持ち主。
“視える・聴こえる人”でもあるので
感じるチカラは
私以上に強い人です。
会えて嬉しかったと伝えるのを
忘れてしまったけれど、
きっと彼には全て伝わってる⋯🍀
─つづく─
* moon ☪︎*𓈒