知る人は知る、いつもの3人組、

の内の2人が特に何の打ち合わせもなく

同じ日の試写会を当てるというミラクルに導かれ(笑)

もう一枚をオークションで落として、

またもや3人で映画の試写会へと繰り出しました。


その映画は 「魍魎の匣」 です。




京極夏彦氏の千頁を超える自立する同名小説原作です。



さすがですね、辞書と並べても引けをとりませんよ。



実は前作「姑獲鳥の夏」も映画化されているのですが、

コレが・・・あまりにも、あまりな映画でして。。。

なんて言うのかなぁ、ザ・B級、って感じなんですね。

特に原作ファンとしては、残念な気持ちでいっぱいだったので、

今回も、そんなに期待してませんでした。

・・・正直な所ねぇ。



SI KA SI


監督が変われば、映画も変わる。

コイツはまったく、別ものでした。

2時間を越える上映中、笑いっぱなし。

コレって・・・コメディーだったっけ?

と、終了後に両隣の友人におかしな質問をしたほどです。


内容はバラバラ殺人なのに・・・。


自分は、まずは原作ファンなので、

頭の中に思いっきりキャラクターが作り上げられているので、

いつまでたっても、配役には慣れない部分もあるのですが、


コレは「魍魎の匣」であって「魍魎の匣」でないものです。

でもやっぱり「魍魎の匣」なんだよなぁ。


だから、原作をまったく知らない方でも難なく楽しめるハズ。


堤真一と椎名桔平の掛け合い漫才はいいですよ~(笑)


ただ、グロいのが苦手な方は、やめといた方がいいです。多分。。。