次々出てくる問題。


とはいえ、篭池さんの問題や、北朝鮮のミサイルの問題、そんな問題から比べると鼻くそみたいな問題なのですが、私にとってはね。死活問題です。





【カーテン問題】



どうする?


開けてたほうがいいのか
しめてていいのか


今この病室の私以外の人は、みんな開けていて談話している。

私はずーーーーーーっと閉めていたいのだけど、それって感じが悪いのかなって思ったり。


私は人見知りだし心をまず誰にも心を開かない。
何年付き合っていてもまぁ開かない。
頑なです。

だけどそうは見えないように、相手にバレないように頑張っているので、いつも心が疲れているような気がする。


友人に相談すると
「私は開けていたいタイプだから、気持ちわかんない」
と切り捨てられた。



私はこれから約10日間の入院生活がこの決断で決まると予想。

究極の選択。



①感じ悪い若い人になり、会話には介入しない。

→ラク。なんでもかんでも楽ちん。

    印象は悪く、ずっとそれを貫き通す忍耐力が必要。

    周りの人が楽しそうにしている話にも混ざれない。

  「今時のツンとした丸い顔の女」と陰で言われる。

    ひまつぶし思いっきりやれる。

    自由。


②おおっぴらに開けて、みんなと和気あいあい。

→愛想笑いばかりしなきゃないし、めんどくさい。

    なんか聞かれたら答えなきゃない。

    つまんない話聞かなきゃない。 

    お人好しだから変なことに介入してこっちが疲れる。

    でもなんか得する情報得られるかもしれない。

    基本的にいい顔しぃだから、いい子と思われる。





どっちがよいのだろう。
と、考えまくってる間はカーテンを閉めていた。


トイレ行こうとカーテンから出ると、目の前のベッドのおばちゃあん(おばちゃんなのかおばあちゃんなのか判断できない)から「大丈夫?」と声をかけられた。

なにが大丈夫なのかはわからないけど「大丈夫ですよ」と言ってトイレへ。




また少ししてカーテンから出ると、またおばちゃあんに「大丈夫?」と言われた。




たぶんさ、具合悪くてカーテン締め切ってると思ってるんだこれ。


優しい。

誰がどう見てもおばちゃあんの方が絶対具合悪いのに私のこと気にかけてくれてる。


カーテンの中でテーブルの上の整理整頓とスマホいじりくらいしかしてないのに、そんな私の心配してくれてたなんて。


感謝を込めてベッドに座ったまま、半分だけカーテン開けた(全然頑なじゃない)。





またトイレへ行こうと席を立つと、今度はおばちゃあんの隣の入り口側の女性(50代)から声をかけられた。



「背が大きいけれど何かスポーツしていたの?」

「中学と高校の時にバレーボールを少しだけ…(愛想てへぺろ)」


「やっぱりー!なんかそんな気がしたのよー。
私の娘もバレーボールをやっていてね、失礼ですがどちらでやっていらしたの?」


げっ
やべっ
なんか、やな流れ…



私は身長がすこぉしだけ人より高く、中学の時すこぉしだけ学校でバレーボールできたから(本当にすこぉしだけ)何個かの高校に呼ばれてそこで度々高校生との練習に参加させてもらったりとかしてたの。

本当にすこぉしだけだけだからスポーツ推薦とかはなく、そこそこバレーで有名な高校に入学。

ある程度やったけど、すこぉしだけしかできないから、膝の怪我を理由に一年足らずで辞めた。
膝を言い訳に逃げたわけです。

基本的に何もかも中途半端な人間。
ビビリだから逃げてばかりの人生。
ずるいの。



なので、あんまりそこ突っ込んで欲しくない。


なんでバレーしてたなんて言っちゃったかな…
変なところで馬鹿正直だから…


もうバレーボールにはまるで興味なんかなく、有名選手の記憶は青山とか南とか荻野、中田とか山内とか佐藤伊知子とかで止まってる。

なんたらシンデレラとかはキャッチフレーズとかの流行らせよう感が嫌いすぎてテレビで見るのすら嫌になってた。

もう、ルールすらよくわかんないし。
自分でも不思議、ここまで興味なくなるなんてさ。



彼女はバレーと聞いて目をキラキラさせちゃってる。
もしかして同じ年の娘で、同じ学校とかだったらどうしよ。


ぜっっったいに、こんな人と話ししたくないわー。



けど彼女の話は止まらない。


止まらない。



ロマンティックは止まらない。



でも…
止まらないから何もあたしのこと話す必要ねーなこれ。





じゃ、ま、いいか。




私、人の話あんまり詳しく聞けないたちだから返事適当にして右から左なんだけど、どうやら、彼女の娘さん結構すごいみたい。


試しに受けたアンダーなんとかに受かったらしく、でもなんとか大学でいま自分メインでやってるのに抜けたくないんだと。
アンダーなんとかに入ると、どっかの海外に行かなきゃなくなるから。



それとか過去に行った海外話とか、そんなんずっと自慢。



オリンピック行きたいとかバカ言ってて〜なんて、遠回しの自慢。



そりゃ、自慢したくなるような娘さんなのはわかるんだけどさ、わかるんだよ。



そりゃそうだよね。



いいんだよ、返事してるだけでいいし、暇だし、どうせ聞いてないからたまに変な受け答えになってるし、それでもいいならさ。




下の娘さんもそうなりたくて頑張ってるんだってさ。

今度は下の娘さんの話。

高校生でこちらもそこそこだとか。




彼女らが、スポ少に行ってるときの話になった。



おっと、そこまで話戻るのか。





立ったまま、もう20分は経つかな。






いいんだけどさ、




いいんだけどね、







わたしさ、







トイレに行きたいのよね。














つづく。