こちらの記事で『牙突の突き方』についてちょっと触れたところですが、前から寝かせておいたネタと被る所があったんで、そちらを。
日本において、バスケットボール漫画、スポーツ漫画という縛りも越え、漫画全般というカテゴリーでも絶大な人気を誇り、連載当時だけでなく現在においても漫画のみならず現実の世界へも影響を与え続けていると思われる名作バスケット漫画、『SLAM DUNK』。
その名シーンの一つとも言われる、物語終盤に放たれた主人公・桜木花道の台詞、
「左手は添えるだけ」
花道の
『素人からバスケットプレイヤーとしての成長、また積み重ねられた経験』
が凝縮された一言と思われ、試合そのもの及び物語そのものの山場中の山場で、しかも一切のセリフ無し(確か擬音もなかったかな)で描かれつつも絵と効果線のみで躍動感を描写した一話の中での、たった一つの台詞であったこともあって、読む人の記憶に強烈に残ります。
で、ちょびっとだけ性根がひねてますからね、
「これ、花道が左利きで、『右手は添えるだけ』だったら、なんか語呂の収まりの違いとか、右利き社会の中でのマイノリティ発言として共感が薄くなるとかで、あんまりピンとこなかったかもなぁ」
と思い(元々の台詞が強い印象が焼き付いるからこそ、ピンとこないだけだとは思うのですが)、そっから例によって
「!絵が反転される英語版なら、英語版なら、きっと『右手は添えるだけ』があるはず」
と思って検索してみたところ…
普通に反転なしで台詞・擬音等が英語表記になった英語版が出てました…。
※『THE LEFT HAND STAYS RELAXED…』って花道が英語喋ってる!()(画像リンクだけ貼って置いときますね→英語版「左手はそえるだけ」)
幻の『右手は添えるだけ』、見てみたかったなあ…。
(もし仮に花道が左利きでこの台詞が出てたら、なんか予想に反して、バスケットブームだけでなく、左利きブームも呼んでたかもしれない。)
ちなみに、英語版単行本は2003年と2008年にそれぞれ違う会社から出たことがあるようで、2003年に刊行されたものは諸事情あって序盤数巻しか出されておらず、2008年からの出版分で全巻が出た模様。
自分が最初ネタ考えたのは、まだ2003年の序盤数巻しか出てない状況下で、そもそも『左手は~』のシーンの英語版すらなかった時であったため、そこも含めたネタで考えてたわけですが・・・。
今回事前に調べて全巻出てるのを知り、結果的に反転印刷ではなかったので『幻の右』になりましたが、ちょっとだけ焦りました。