永遠の妖精、再び フルCGで甦るオードリー | 啖月会館MAXIMUM

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 ちょいと古い話になりますが、永遠の妖精、故・オードリー・ヘップバーンをフルCGで再現した海外のお菓子CMが一時期話題になりまして。



 細部で見ると瞬きや首を振る仕草が滑らか過ぎるため、そこにちょっと違和感を覚えてしまうのですが(生身の体としては筋肉の働きや関節の構造上、一つの動作で速さにバラつきが出たり、パーツの描く線にブレが生じるのが自然と考えられるので、綺麗すぎる動きはちょっと機械的に見え、不自然に感じられるわけで。まあ、フルCGという事前情報があるから感じ取れるってのは否めませんが)、共演している生身の役者さんたちと比較して、肌の質感や表情・動きにほとんど差異は感じられず、オードリーが実際にそこに存在して演技してるようで、何度見てもその表現力に感心してしまいます。
 特に陰影や、体の動きに合わせて出来る服のシワや裾のたなびき方などが本当に自然に感じられ、その再現を可能にしたソフトのクオリティの高さを称賛するしかありません(まだ進化するんでしょうけど)。

 まあ、この映像クオリティを出すためにはそれ相応のコストもかかったでしょうし、またその処理を可能にするハイスペックなコンピュータが必要だったかと思われますので、そこから推し測って、故人になっている名優さんをふんだんに復活させて起用したドラマや映画の登場なんてのはまだまだ先のお話だと思います。
 でも、可能性を感じずには居られないCM映像だなぁと思って、取り上げた次第です。





 ところで、動画の0:02~0:10辺りでベスパが出てくるのは、まあCMがCMだけにあって然るべきな演出って気がしますが、フェンダーライトタイプ(前輪泥除けにライとが付いてる)なのはやっぱりきちんと押さえてあるなぁ、と思いました。
※今はハンドル下についてるタイプになってて、『探偵物語』で松田優作さんが乗ってたのはそっち型。『ローマの休日』で使われたのはフェンダーライトタイプなんだとか(というか撮影時はフェンダーの奴しか存在してなかったのかな、確か)
 ちなみにこの豆知識は多分、ななしの与太郎さんの漫画で覚えた気がします。