小さな教会に祈りを捧げる少女

 

心の中で「私の願いを神は聞いてくれるだろうか?」

 

優しく頬を伝う涙

 

主の声が聞こえた気がした「その優しい思いはきっと実を結ぶよ」

 

天使たちは彼女を包みその優しさに敬意を抱き

 

貧しい少女は願った「この踏み荒らした大地に私たちの悲しみの涙の水が流れて心を潤すことを」

 

信仰とは何にも縛られえぬ思い他者と痛みを分かち合う優しさ

 

病んだ心の人たちが大地を馬に乗り進軍してゆくその光景を少女に誇れるだろうか?」