うちに仔猫がやってきたのが20日前。
源ちゃんと名前をつけてあげた生後一ヶ月の黒猫ちゃん。
最近ブログにもまったく名前が出てこなかったと思うんですが、実は源ちゃん命をかけてたたかってます。
うちにやって来たときからオシッコがポタポタしか出ず、最初は「こいつオシッコするの下手やな~」ぐらいにしか思ってなかったんですが、あまりにでにくそうやし痛いのか泣いたりするので病院に連れていきました。
で、診てもらった結果源ちゃんは生まれつき膀胱か尿道に異常がありオシッコがうまくできないんだと。
猫は二日オシッコがでないと衰弱して、三日もでないとまず命はないと。
何の気なしに連れて行った病院で、突然命の危険を告知され、即入院。
もちろん連れて帰って家でまた遊ぶつもりでいた僕は、ほんとうに状況が理解できませんでした。
ただ、その時点での源ちゃんはほんとに元気そのものでエサも食べるしお水も飲むしうんちもするし、部屋も飛び跳ねるように走りまわってました。
唯一オシッコがでにくいことを除けば。
それから毎日仕事の前と帰りに源ちゃんに面会に行ってたんですが、病気のせいか病院が寂しいのかだんだん元気がなくなってるような感じでした。
そして数日後病院から源ちゃんが完全にオシッコをしなくなったと電話がありました。
ここから先はからだの中にどんどんオシッコがたまっていくだけだと。
まだ小さく体力のない源ちゃんは手術することもできず、あとはもうやってあげれることがないので迎えにきてほしいと。
まず最初に僕があきらめた時です。
家に連れて帰った源ちゃんは、僕がそう思ってるだけかもしれませんが、病院にいた時より落ち着いて安心しているような気がしました。
が、やはりオシッコはまったく出ず、状態は一分一秒ごとに悪くなっている感じでした。
今晩もしかしたら危ないかもと先生にも言われてたので、一晩中そばにいて呼吸してお腹が上下に動いてるかばかり見つめていました。
夜が明け朝まで頑張った源ちゃんを病院に連れて行ったんですが、この状態で首を持ち上げときにフラフラしながら歩く姿を見て先生も「普通なら考えられないです」とびっくりしてました。
しかし状況はなにも変わらず、むしろオシッコがお腹にパンパンにたまってきておりやはり手の施しようがないとのこと。
あとは好きな場所で好きなおもちゃを置いてあげて、好きな人がそばにいる状況で見届けてあげてくださいと言われました。
僕があきらめた二回目の瞬間です。
その時先生が、「ん?源ちゃんペニスのハレがだいぶひいてるからもしかしたら。」と、カテーテルという細い管をとりだしました。
カテーテルをペニスの先から入れ尿道を通し直接膀胱からオシッコを抜き取るんです。
今まではパンパンに腫れてたので、とてもじゃないけどカテーテルが通る隙間なんてなく無理だったんですが、これならいけるかも!と何度も何度もチャレンジしてくれました。
やはりなかなか通らなかったんですが、先生は諦めず最後はペニスの先を少し切開してチャレンジ。
そしてなんとカテーテルが通ったんです!
中から血液まじりの尿がたくさん出てきて、絶望していた状況に一筋の光が射した瞬間でした。
これでとりあえずお腹に尿がたまるのはさけれる!
また入院生活が始まった源ちゃんでしたが、今回は気持ちの中でも前向きな入院!
次の日に面会に行った時はお腹もある程度へこみ、また飛び跳ねて歩く源ちゃんにもどりつつありました。
ああ、よかった。ほんまによかった、と思ったのもつかの間、再入院三日目に面会に行った時先生から、カテーテルは実は膀胱に届いてなかったと聞かされました。
やはり源ちゃんは生まれつき尿道か膀胱がいびつなかたちをしており、カテーテルが膀胱まで届かないそうです。
この前でたオシッコは、膀胱から漏れだしてお腹にたまっていたものがでただけだったんです。
そこからは日いちにちと弱っていく源ちゃんを毎日病院に連れていき、家ではそばで見てることしかできません。
で、昨日病院で正直明日までもつとは考えづらいと最後の宣告をされ連れて帰りました。
家に帰った源ちゃんはもう目をあけるのがやっとのような状態で、呼吸もだんだんと早くなってきました。
それでも僕が動くと目で僕を追って、源ちゃんと声をかけるとかろうじて尻尾をふってくれました。
ここまでほんとによく頑張った。
先生もこんなにもつなんて奇跡だと言ってました。
もう僕は源ちゃんに頑張れとは言わず、「源ちゃんしんどかったやろ、辛かったやろ、もういいよ。がんばらなくても、ゆっくり休んだらいいよ。」と声をかけました。
それからしばらくして、もういよいよダメかと思っていた時、源ちゃんがフラフラ立ち上がり後ろ足を引きずりながら自分でエサの所まで行き、一生懸命エサを食べ水を飲むんです。
その時ぼくは間違っていたことに気づきました。
もういいよ、っていうのは人間が勝手に思っていることで、源ちゃん本人はまだ必死で生きようとしていたんです。
源ちゃんにとってなにが幸せでなにが辛いことなのかはわかりませんが、まだ生まれて二ヶ月たらずの仔猫が必死で生きようとしているんです。
こうしている今も源ちゃんは頑張っています!
僕は最後まで「源ちゃん頑張れ!大丈夫やで!絶対助かるからな。」って言ってあげようと思います!
一秒でも長生きできるようにそばについてようと思います。
みなさん、Twitter等で励ましご心配ほんとにありがとうございます。
きっと源ちゃんに届いていると思います。
Android携帯からの投稿
源ちゃんと名前をつけてあげた生後一ヶ月の黒猫ちゃん。
最近ブログにもまったく名前が出てこなかったと思うんですが、実は源ちゃん命をかけてたたかってます。
うちにやって来たときからオシッコがポタポタしか出ず、最初は「こいつオシッコするの下手やな~」ぐらいにしか思ってなかったんですが、あまりにでにくそうやし痛いのか泣いたりするので病院に連れていきました。
で、診てもらった結果源ちゃんは生まれつき膀胱か尿道に異常がありオシッコがうまくできないんだと。
猫は二日オシッコがでないと衰弱して、三日もでないとまず命はないと。
何の気なしに連れて行った病院で、突然命の危険を告知され、即入院。
もちろん連れて帰って家でまた遊ぶつもりでいた僕は、ほんとうに状況が理解できませんでした。
ただ、その時点での源ちゃんはほんとに元気そのものでエサも食べるしお水も飲むしうんちもするし、部屋も飛び跳ねるように走りまわってました。
唯一オシッコがでにくいことを除けば。
それから毎日仕事の前と帰りに源ちゃんに面会に行ってたんですが、病気のせいか病院が寂しいのかだんだん元気がなくなってるような感じでした。
そして数日後病院から源ちゃんが完全にオシッコをしなくなったと電話がありました。
ここから先はからだの中にどんどんオシッコがたまっていくだけだと。
まだ小さく体力のない源ちゃんは手術することもできず、あとはもうやってあげれることがないので迎えにきてほしいと。
まず最初に僕があきらめた時です。
家に連れて帰った源ちゃんは、僕がそう思ってるだけかもしれませんが、病院にいた時より落ち着いて安心しているような気がしました。
が、やはりオシッコはまったく出ず、状態は一分一秒ごとに悪くなっている感じでした。
今晩もしかしたら危ないかもと先生にも言われてたので、一晩中そばにいて呼吸してお腹が上下に動いてるかばかり見つめていました。
夜が明け朝まで頑張った源ちゃんを病院に連れて行ったんですが、この状態で首を持ち上げときにフラフラしながら歩く姿を見て先生も「普通なら考えられないです」とびっくりしてました。
しかし状況はなにも変わらず、むしろオシッコがお腹にパンパンにたまってきておりやはり手の施しようがないとのこと。
あとは好きな場所で好きなおもちゃを置いてあげて、好きな人がそばにいる状況で見届けてあげてくださいと言われました。
僕があきらめた二回目の瞬間です。
その時先生が、「ん?源ちゃんペニスのハレがだいぶひいてるからもしかしたら。」と、カテーテルという細い管をとりだしました。
カテーテルをペニスの先から入れ尿道を通し直接膀胱からオシッコを抜き取るんです。
今まではパンパンに腫れてたので、とてもじゃないけどカテーテルが通る隙間なんてなく無理だったんですが、これならいけるかも!と何度も何度もチャレンジしてくれました。
やはりなかなか通らなかったんですが、先生は諦めず最後はペニスの先を少し切開してチャレンジ。
そしてなんとカテーテルが通ったんです!
中から血液まじりの尿がたくさん出てきて、絶望していた状況に一筋の光が射した瞬間でした。
これでとりあえずお腹に尿がたまるのはさけれる!
また入院生活が始まった源ちゃんでしたが、今回は気持ちの中でも前向きな入院!
次の日に面会に行った時はお腹もある程度へこみ、また飛び跳ねて歩く源ちゃんにもどりつつありました。
ああ、よかった。ほんまによかった、と思ったのもつかの間、再入院三日目に面会に行った時先生から、カテーテルは実は膀胱に届いてなかったと聞かされました。
やはり源ちゃんは生まれつき尿道か膀胱がいびつなかたちをしており、カテーテルが膀胱まで届かないそうです。
この前でたオシッコは、膀胱から漏れだしてお腹にたまっていたものがでただけだったんです。
そこからは日いちにちと弱っていく源ちゃんを毎日病院に連れていき、家ではそばで見てることしかできません。
で、昨日病院で正直明日までもつとは考えづらいと最後の宣告をされ連れて帰りました。
家に帰った源ちゃんはもう目をあけるのがやっとのような状態で、呼吸もだんだんと早くなってきました。
それでも僕が動くと目で僕を追って、源ちゃんと声をかけるとかろうじて尻尾をふってくれました。
ここまでほんとによく頑張った。
先生もこんなにもつなんて奇跡だと言ってました。
もう僕は源ちゃんに頑張れとは言わず、「源ちゃんしんどかったやろ、辛かったやろ、もういいよ。がんばらなくても、ゆっくり休んだらいいよ。」と声をかけました。
それからしばらくして、もういよいよダメかと思っていた時、源ちゃんがフラフラ立ち上がり後ろ足を引きずりながら自分でエサの所まで行き、一生懸命エサを食べ水を飲むんです。
その時ぼくは間違っていたことに気づきました。
もういいよ、っていうのは人間が勝手に思っていることで、源ちゃん本人はまだ必死で生きようとしていたんです。
源ちゃんにとってなにが幸せでなにが辛いことなのかはわかりませんが、まだ生まれて二ヶ月たらずの仔猫が必死で生きようとしているんです。
こうしている今も源ちゃんは頑張っています!
僕は最後まで「源ちゃん頑張れ!大丈夫やで!絶対助かるからな。」って言ってあげようと思います!
一秒でも長生きできるようにそばについてようと思います。
みなさん、Twitter等で励ましご心配ほんとにありがとうございます。
きっと源ちゃんに届いていると思います。
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