情熱大陸で紹介された「命の授業」
学校で鶏を心を込めて育て、育ったら食べる。
(前にテレビで見たとき豚を小学生が育てる場合もあった)
そうして命の大切さを教える、らしい。
↓
http://yukan-news.ameba.jp/20130306-390/
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130305-00000306-bjournal-bus_all
・・・思い上がり、だと思う。
そこまでしないと命の大切さって、わからないのか。
学生で妊娠した生徒が生むと決意したことは
本人がきちんと気をつけなかったから起きてしまったこと。
そのことに対しどう責任を取るかを指し示す方向として
動物の命を奪わなくてはいけないのか。
前に、うさぎを飼っていたことがある。
愛らしくてかわいくて、たまらなかった。
そのとき会社の宴会でウサギ肉が出たけれど、私は手をつけなかった。
農家の人が畜産物を育てるのとは違う。
畜舎で育て、生活の糧としている動物とは違う。
かわいがり、心をこめて育てた動物。
信じ切っている動物を、「授業だから」殺せという。
権力の傲慢。
命じられたら愛したものを殺さないといけないのか。
愛してくれているものをたかが動物だからと殺さなくてはいけないのか。
そして自分の手でそれを行った生徒を「美談」にするのはやめてほしい。
解体業者に送るか自分の手で殺すのかどの選択肢をとっても平等なはず。
残酷かどうか
は所詮人間の側からにしか立っていない。
動物にも愛があり、尊厳がある。
人間を信じ、愛している命を
授業のために奪うことを美談にするのはおかしいよ