この日は、夕方から出社していた。
とっとと片付けて帰るつもりが、サポートに時間を食ってしまって、気がついたら9時を回っていた。
帰りの支度をしてるところに、部下のM嬢がやってきた。
私「ん?どうしたこんな時間に」
M嬢「遅くなりました、手伝おうと思って。飲み会だったからなかなか抜けらんなくて・・・」
私「飲んでりゃいいものを、もう終わったよ。でもサンキュー」
M嬢「すみません・・・」
私「メシは?食ったか・・・じゃあ送ってくわ」
M嬢「いいんですか?」
私「はなっからそのつもりだろ」
M嬢「あ・・・。」
車に乗ってしばらくして・・・。
M嬢「そういえば、スカイツリーって観ました?」
私「おう。観たよ」
M嬢「いいな~私まだ観てないんですよ~」
私「・・・。」
M嬢「車とか無いとなかなか観にいけないじゃないですか~」
私「どんだけ僻地にあるんだよ!電車で普通にいけるし」
M嬢「そうなんですか~?」
私「建設途中はもう見れないから、観にいくといいよ」
M嬢「・・・今、観たいです!」
私「は?いやいや、夜だし。ライトアップなんかしてないから」
M嬢「見えるかもしれないじゃないですか~」
私「なに言ってんの?見えるわけ無いじゃん!昼間に行けよ!」
M嬢「え~~・・・じゃ~いいです・・・」
私「そうそう・・・」
M嬢「・・・はぁ~」
私「・・・あ~もう!見たら直ぐ帰るからね!」
M嬢「やった!」
私「・・・」
案の定なかなか見えなくて、気がつくとスカイツリーのすぐ足元まで来ていた。
やっぱり、夜だし全然人もいないね~。
最近のケータイのカメラのスペックはとんでもない。夜でもこんなにハッキリと撮れてしまうのだ。
空を貫くように聳え立つ塔。しかし、かなり不気味なものがある・・・。

なんか得体の知れないプラントみたい・・・。

彼女は大喜びではしゃいでいた。
でも、こんなに近くで観たのははじめてだし、かわいい部下に感謝。















