今日もまた遅くなってしまった。。。
終電までもう間もない。
でも、このまま帰るのもなんか癪に障る気がする。。。
そう考えると、意地でも飲みたいって気になってくる。
シングルモルトって気分じゃないし、ビールなんてごめんだし。。。
走るの覚悟で、一杯だけ飲も!
となると、あのBARだ!
急げ!
早足で銀座を横切る。
息があがってきた。
そこまでして飲むか。
いや、こうなるともう意地なので通すしかない。
辿り着いた。
「いらっしゃいませ」
「しばらく!」
「今日はお独りですか?」
「そ。かくかくしかじかで一杯だけ飲んだら帰ります」
「お急ぎですね」
「ね。やだねこんなの。でも明日も早いから・・・」
「かしこまりました。何をお作りしましょう」
「ウォッカマティーニ」
「ありがとうございます」
手際よくマティーニが供された。
仕上げに周りの空気にライムの香りを添える。

会話にも、動きにも無駄が無い、プロの仕事がそこにある。
この時点でもう欲求は満たされた感がある。
3口で飲み干す。
すきっ腹にウォッカが染み込む。
「ごちそうさま」
「ありがとうございます。今度はゆっくりいらしてください」
「ありがとう、そうするよ」
店を出る。私が角を曲がるまでずっと見送っている。
以前。連れと二人で同じように角を曲がって、しばらくしてまた戻ってみた。
どうだろう。
ニコニコとこちらを見送る彼がまだそこに立って居た。
ホスピタリティとはこういうことなんだと感心した。
ぎりぎりで最終電車に飛び乗る。
やれやれ。。。
でも、気持ちよく眠れそう。
こんな感じで。。。
ウォッカを飲んだあとだからミルマンで帰ろう~
Sophie Milman - Back Home To Me
帰ってスパチカだわ~