2024年5月17日(金)
以前の会社に勤めていた時、20人ほどの職場のリーダーを務めていた。
その会社では、職場ごとに朝礼をすることが決まり事となっていて、時間が来ると、みんなが朝礼の場所に集まってくる。
慣例でリーダーが立つ場所は当然に全体が見渡せる中心になる。
隣には当然組織のNo.2が立つ。
あなたがリーダー!僕がリーダー!
毎朝そのヒエラルキーを確認することになる。
リーダーは役割であって、人望とか、人格とかそういったものとは関係ない。
給料は高いかもしれないが、その二乗に比例するくらいの割合で当然に一番しんどい仕事を引き受けることになる。それが役割分担だ。
リーダーはびしっといかないとだめだと思う。
リーダーにたてつくものを許してはいけない。許したら組織のリーダーシップが揺らいで良い結果が出ない。少なくとも、一つの組織に二つのリーダーがいるように見えることだけは絶対に許してはいけないと僕は思う。
昔はリーダー。
今は末端。
がんばれ!リーダー!
びしっと言ってやって!なんて思ったりする。
自分もできなかったくせにと思う。
たまたま、僕はNo.2には恵まれた。
機会があったら、自分を救ってくれたNo.2にお返ししないと。