今日は曇り気味ちょっと肌寒い。
“キン肉マン”に引き続き(『キン肉マン』を読み終えて・・・ )、
“キン肉マンⅡ世(Second generations)”全29巻(プレイボーイ版)をやっと読み終えた。
“Vジャンプ版”もあり、“究極の超人タッグ編”もあるので、まだまだ楽しみは続きそうだ。
1冊が厚かったんで、結構苦労した。
楽しめたけど、やっぱり初代の方が面白かったかな・・・。
一応、流れとしては初代をなぞらえてるという印象が強く残った、
最初に超人ファクトリーだっけな(この辺りは若干違ったけど・・・)、
養成所みたいなところで、若手超人を育て、悪行超人から地球の平和を守り、
主人公は火事場のクソ力を身に付ける修練みたいな流れがあって、
その後は超人オリンピックがあり、
そして、悪魔超人が出てきて、ミートがバラバラにされ、
正義超人が一丸となって、ミートのパーツを取り戻すという黄金のワンパターンぶり・・・。
設定の矛盾点とか時間軸の曖昧さは相変わらず健在というか、
『キン肉マンはそういうもんだ』と納得しちゃえば、慣れたもん。
と言いつつも、腑に落ちない点が幾つも出でくるのも、キン肉マン。
まず、2世に出てくる超人がカラクリチックなのがイッパイ出てきて、
その強靭さや恐怖感が全然伝わってこない
いくら超人といえど、ノーマルなヒューマノイドはゼッタイ崩さないで欲しいなぁと思った、
体格や角や鎧、コスチュームあたりで表現して欲しい。
強いんだろうけど、変形したり、肩に装飾品がついてたり、2体が1体になってたり・・・、
・・・なんかねぇ。
初代で、バッファローマン、悪魔将軍、ネプチューンマンが出てきた時のような迫力が一切なかった。
そのバッファローマンを始めレジェンドと呼ばれる初代に登場した超人は雑魚になってるし、
と思えば、最後の敵がアシュラマンってのも納得いかず・・・、
みたいなガッカリ部分は結構あった。
さらに、初代で一番好きだったロビンマスク、
その子供ケビンマスクが主人公のキン肉マン2世(万太郎)を倒すほどの実力者までは良かったけど、
悪魔超人と戦う時は若干の雑魚っぷりに納得がいかない。
だって、キン肉族にしかできないといわれる
火事場のクソ力と互角以上の大渦(メイルストローム)パワーを使えるのに・・・。
あとトドメは最後にロビンマスクを主役にした“倫敦(ロンドン)の若大将”っていう短編集はイラナカッタ。
何より、素顔のアゴ割れはかなりショックだったし、
ロビンが若大将って柄ではない、俺としての印象は貴族以外の何者でもない。
内容も設定もメチャクチャになった感じもするし、ガッカリ短編集だった。
そんな中でも、初代でみるみる雑魚化していったウォーズマンが
ケビンの参謀としてかなり重要な役割を果たしてたという点はかなりテンションが上がった。
・・・と、気に食わないところは数々あれど、それがキン肉マンだから、
と、納得いくのも、またいいのかな
なんだかんだで楽しめたし、“Vジャンプ版”も“究極の超人タッグ編”も楽しみだから。