大阪から愛媛に毎月のように帰省する生活だった頃、観光列車『伊予灘ものがたり』に乗る事をせめてもの楽しみにしようと考えました。
(車輌は茜色と黄金色の2両編成)
予約方法は1ヶ月前の10時にみどりの窓口に並ぶか電話のどちらかですが、帰省で有給休暇を取るだけでうるさい職場だったので私の手段は電話しかありません。
発売日の10時になるとコソコソと電話をかけますが繋がっても売り切ればかりで負け続けていました。
そんなに人気なら土日以外にも運転すれば良いのにと八つ当たりをしたいくらいでした。(今は増えています。)
2017年6月、いつものように予約開始から半時間ほど過ぎて電話が繋がると座席も選べるほど空席があってもちろん予約したのは海側です。
週末しか運行されていない『伊予灘ものがたり』に合わせて日曜日の夜便で大阪に帰る飛行機を取った甲斐がありました。
取れた理由はこれだと思います。
四国まんなか千年ものがたり
四国旅客鉄道が多度津駅 - 大歩危駅間を土讃線経由で2017年より運行している特別急行列車・観光列車である。
四国まんなか千年ものがたりの運行開始は2017年4月1日、予約が取れたのはその3ヶ月後。
新しい観光列車にお客さんが流れたおかげだったと思っています。
【伊予灘ものがたり道後編】
八幡浜駅16:05発ー松山駅18:17着
車輌の中でおもてなしされると思ってたので
沿線の一般の家やガソリンスタンド、
駅のホームで待ってくれている人達の
力いっぱいのもてなしの表情が嬉しすぎて、写真も撮りつつ思いっきり手を振り返しました。
方言で「ありがとう」って意味の『だんだん』ってメッセージが車にまで飾られて、
楽しすぎてこちらこそ『だんだん』でした。
車内では沿線のガイドがあり、見どころではスピードを落としたり停車したりしてくれます。
予約の必要な料理以外にも当日注文できるメニューも用意され退屈する暇がありません。
夕日セットを頂いていたようです。
2回目は翌年2018年10月6日(土)
なんと当日、松山駅の窓口で聞いたら空席がありました。
【伊予灘ものがたり大洲編】
松山駅8:26発ー伊予大洲駅10:27着
特急のアンパンマン列車を見送った後
入ってきた『伊予灘ものがたり』
座れたのはカウンター席です。
駅員さん達に見送られました。
伊予市駅で見る事ができた
ホビートレインかっぱうようよ号
隣に座ったのは「みきゃん」。
少し長めに停車するのは
海岸が目の前の下灘駅、夕陽が人気です。
この時も歓迎のお手振り。
たぬき駅長さん(笑)
『大洲編』終点の伊予大洲駅で大洲城を見ながらホームを移動していると
お侍さんに会いました。
乗り継ぐワンマン車が可愛かった。
久しぶりにJR四国のホームページを見ると12月27日“ラストラン”との事、
来年の春には新車輌が登場するようです。