今回も比較的簡単に分かるverb+gerundとverb+infinitiveをとりあげます。


ここで、”比較的簡単”というのは、


a) 過去の出来事や現在進行している出来事で、verb+gerund の形をとるパターン。

b) これから起こる事に対して、verb+infinitiveの形をとるパターン。


という両方のパターンを同時に持っている動詞を取り上げます。ある時は、過去・現在の、ある時は未来のという、変幻自在ですので、一般的にかなり使える動詞たちです。ただ、これらの特徴は、2つのパターンで、かなり意味が違ってくるのが特徴です。


1)forget(忘れる):I forgot locking the door when I left. (出かけたときに、ドアの鍵をしたことを忘れてしまった。=>実際、鍵はかかっている) / I forgot to lock the door when I left. (出かけたときに、鍵をするのをわすれてしまった。 =>実際、鍵はかかっていない)


2)remember(思い出す):Judy always remembers locking the door. (ジュディーは、いつも鍵をしたのをわるれます。)/Judy always remembers to lock the door.(ジュディーは、いつも鍵をするのをわすれます。)


3)regret(後悔する):I regret telling you that you failed the test.(私は、あなたがテストに合格しなかったことを話したこと後悔しています。)/I regret to tell you that you failed the test.(私は、あなたがテストに合格しなかったことを話すのをためらっています。)


4)try(努力する):I tried to lift the table, but it was too heavy.(私は、テーブルを上げようとした。しかし、それはとても重かった。=>思ったほど持ち上がらなかった(difficult for me to lift))/I tried lifting the table, but there was nothing under that. (私は、テーブルを上げてみたが、そこには何もなかった。(easy for me to lift))


5)dread(とても恐れる):She dreads getting up at 5Am.(彼女は、朝5時に起きるのがとても怖い。=>過去の出来事を想像しています)/She dreads to think what might happen.(彼女は、何が起こるのかを考えるのがとても怖い。) これは、Dread to think以外の組み合わせは無いようです。しかも、BEでよく使われるとのことです。


つづく