ミンとの再会から一夜あけ、次の日になったむ。
ムー、早速ミンと作戦会議を始めた。
ムー「ミン、弟といえばまずはあいつむか?(・∀・)?」
ミン「不本意だけど順番的にはあいつミン・・・(*´Д`)=з」
そう、ミンのいう不本意なやつとはミンのすぐ下の弟む。
その名も「トロール」む。
注:トロールとは後で名づけられた名前。谷にいた頃は「第三王子」
と呼ばれてた。ムーは第一王子、ミンは第二王子。
谷ではもちろん第三王子だったむ。けど訳ありの王子で、
厳密に言うとムーとミンの弟ではなかったむ。
その理由として、
ムーもミンも同じ父、同じ母の全兄弟む。だけどトロールは
父は同じ、けど母は違う異母弟だったむ。
父とはみなさんおなじみの「ムーミン
」む。
楽しいムーミン一家のあのムーミンむ。だからムー達は
正確にいうとムーミンではなく、ムーミンの子供になるむ。
各地にいるムーミンはつまり、みんな異母兄弟む。
人間にもこういう言葉があるはずむ。
「人類、皆、兄弟」
問題は母方の血筋む。まぁムー達に血は流れてないから綿筋むね。
ムーとミンの母は綿筋が由緒正しい、地位の高い家の母む。
だからムーとミンは谷でも第一王子、第二王子になれたむ。
問題の弟、トロールはあまり地位の高くない普通の母から生まれた
子だったむ。
じゃなんで王族入りができたかと言うと、トロールの母は非常に父に
(ムーミン)愛され子供をたくさんたくさん生んだむ。
ムーのお母さんも結構生んだけど、生んだ中で自我を持って生まれた
のはムーとミンだけだったむ。(他の兄弟はただのヌイグルミ)
けどトロールの母の産む子達はトロールを筆頭にフクフク健康で
明るく活発な自我をもったムーミンがたくさん生まれ育ったむ。
谷はかなり進んだ民主主義を持っていたので数で勝るトロール達の
一族の権力はすさまじく、そこの長男であるトロールが母の身分が
低くても第三王子として王族入りしたむ。
「王位継承権はウインナーとフォークを持つ、第三王子まで」
と北広島ムーミン憲法に定められていたので扱いとしては
ムー、ミン、トロールの3匹だけが王子として認められてたむ。
じゃなんでミンが不本意と言ったかというと・・・。
「 そこなしの馬鹿 」という事む。(´д`lll)
実質、谷の政治をとりしきっていたのはミンで、その下に
ウインナーとフォークを持つ(王位継承権はない)優秀な弟達が
各大臣として運営してたらしいが、トロールは第三王子として
ミンの補佐をしなければならないのに毎日毎日、空を眺めてた。
ある日ムーがトロールに話かけた事があったむ。
ムー「第三王子(トロールの事)、毎日空みてあきないむか?(・∀・)」
トロール「あきないよにいさん、それよりお腹がすいた。(;´Д`)」
ムー「第二王子(ミンの事)が忙しそうだけど手伝わないむか?」
トロール「解らない事には手を出さない主義なんだ。ヽ(゚◇゚ )ノ」
馬鹿というかなまけ物というかなんというか・・・
ムーは王としての帝王教育を受けてたからよく知らなかったけど、
直接トロールを指導する立場のミンは相当苦労したそうむ。
けど、そんなトロールも一族の中では長男で
(ウインナームーミン族全体では三男)
トロール族には絶大な人望があったむ。
バラバラになったムーミン達をあつめるにはトロールに協力してもらう
必要があったむ。
ミン「じゃ、にいさんそういう事でトロールを探すミン。よろしく。以上ミン。」
ミンがそっけなく言ったむ。
そう、ミンってこういう奴だったむ。優秀なんだけど、どことなく淡々と
してて、とっつきにくい面もあったむ。谷ではあまり仲が良くなかった
のはこのせいもあったむ。
けどミンはトロールと一緒に日ハムの工場を出てたので居場所を知って
いて、探す手間が省けたむ。
優秀な奴は手間をかけないで仕事をこなす。今やミンはムーの軍師
(作戦を立てて計画を練る重要なブレーンみたいなものむ)に
なってたむ。
早速、専務にトロールの居場所を教えてトロールにうちに来てもらう交渉
をしてもらう様はなしたむ。
その時・・・
ミン「専務、多分トロールもスーパー関係者の家にいるミン。
二万もってけミン。それだけあれば簡単に譲ってくれるミン。
後はお任せしたミンよ!」
専務「あ、あ、ああ、わかった・・・」
ミンはドライむ。けどミンのこの淡々とした判断が復興には
欠かせないむ。ムーも後戻りはできないむ。
こうして専務とムーはトロールのいるお店にいったむ。
するとその店もフェアはおわったらしく、トロールは売り場には
いなかったむ。店員に聞くとKさんが持ってかえったというむ。
Kさんを見つけ話をすると
Kさん「あーあー、あれね、去年のクリスマスが終わった後、
家に持って帰ったわ。」
専務「かくかくしかじか・・・・(欲しい旨の話)」
Kさん「えぇー、あれ非売品でしょ?ただじゃあげれないなぁ。」
専務「一万で・・・」
Kさん「一万じゃなぁ・・・」
ムー「専務!ミンのいったとうりむ!2万ださなきゃ!」
専務「わかってるよムー、これは交渉といってね・・・・」
ムー「む・・・、難しいむね。(´・ω・`)」
専務「じゃ2万でどうですか?」
Kさん「よっしゃ!いいよ! 2万ね!そうだ、俺もう家帰るから
一緒にどう?」
専務「あ、お願いします。」
こうして専務とムーはKさんの家にいったむ。
Kさんはとても良い人で(金はとられたが)ご飯を食べさせてくれたむ。
ちなみにイクラ丼だったむ。
食べ終わり、専務がお金をおもむろに出し、
専務「それじゃ、例の物を・・・。」
Kさん「あ~、今もってくるよ。ちょっと待ってて。」
ムー、ミンの件もあったし案外弟達良い生活してんのかもなって
思ってたむ。やつれたトロールは想像してなかったむ。そしたら・・・
やつれてはいないものの悲惨な格好させられたトロールが
現れたむ。
トロール「第一にいさん?なんでここにいるの?(゜д゜;)」
(谷にいる頃、ムーを第一にいさん、ミンを第二にいさんとトロールは
呼んでいた。)
ムー「おぉぉぉ第三王子、なんて格好してるむ・・・。ヽ(;´ω`)ノ」
そう、トロールはピエロみたいな格好してたむ。
円錐(先がとがった形)の帽子をかぶり、キラキラのモールをつけて
まるで売れないピエロだったむ。
専務「なっなんすか?この格好?どうしてまた・・・」
Kさん「あークリスマスの日にウインナー売り場に置いといたからね、
できるだけ派手にしたんだわ。はっはっはは。パーティーをイメージ
してね。 なかなかいいでしょ?」
専務「は、はぁ・・・」
ムー「専務、早く帰るむ!第三王子にこんな格好させてられんむ!
帰るむ!!ヾ(。`Д´。)ノ」
ムー、悲しいのと怒りが同時にこみ上げてたむ。
いくら丼のお礼も言わず、すぐおいとましたむ。
すると専務、どうやらKさんのマンションの駐車場の出入り口の前に
車を止めてたらしく・・・
知らない女「なにこの車!でれねーだろが!ガスガス!」
この女に車蹴られてたたむ。(´・ω・`)
あきらかに893かなんかの女っぽかったむ。
ムー達逃げるように会社にかえったむ。車中だれも一言も
はなさなかったのはいうまでもないむね。
けどトロールの変な帽子とモールは途中のコンビニに投げ捨てたむ。
そして会社につき、兄弟の再会む。
ミン「おおっ!第三!!元気だったかミン?」
トロール「元気ですよ、それよりお腹減った。」
社長「またムーミン連れてきたのぉ~専務・・・ ったく。
ん~?なんかこのムーミン太ってんね。」
専務「なんかムーとミンと母が違うんだって。形も微妙に違うよ。」
ムー「そうだ社長!弟に名前つけてむ!!!」
社長「うーん。じゃムー達のお父さんの名前を三つに分けて、
(ムーミンのフルネームはムーミン・トロール)
トロールだね!」
こうして第三王子ことトロールに名前が付いた瞬間だったむ!
命名されたトロールの第一声は・・・
トロール「お腹すいた。お肉食べたいです。」
だったむ。
ムー「・・・。」
ミン「相変わらずだ・・・ミン・・・」
こんな感じで三王子が揃ったむ。ヽ(゚◇゚ )ノ
なんでお肉大好きトロールかというと、トロールは肉しか食べないむよ。
ムーミンは雑食のはずなのに・・・。
ちなみにこれが今のトロールむ。
腹に巻いてるのは吉野家の牛丼復活の日にもらった「てぬぐい」む。
トロールはアメリカ産の牛肉に怖れる事無く、
トロール「牛肉ですトロ!狂牛病上等ですトロ!トロールの頭は
はなからスポンジ状ですトロ!綿ですトロヽ(゚◇゚ )ノ」
って言って無理やり社長に連れて行ってもらってたむ。
ある意味最強の弟むね・・・。
ちなみにひっそり馬(エリモエクセル)がリストラされたむ。
社長はこの辺徹底してるむ。数はきまってるむ・・・。
今回はここまで!
次回に、
乞うご期待!!!
