きっかけ | 素顔のままで

きっかけ

その後も何度か、彼の部署を仕事で訪ねていました。
打ち合わせが終わり帰る時、廊下でばったり。
「この間はありがとうございました」
「いえいえ・・・今度は迷子にならないでね」笑
などと会話することが増えてきました。
ある時、新しいプロジェクトで訪問すると、担当が彼でした。
要領の悪い私をフォローし、色々助けてくれたのも彼・・・
でも決して下心なんて見せない、毅然とした態度で接していてくれました。
ある時、私の部署で会議の後、みんなでお昼を食べに行くということになったのですが
お弁当持ちの私・・・とほほ
彼が「私もお弁当持ちだから」と残ったんです。
会議室で外を見ながらお弁当を食べました。愛妻弁当か・・・ちょっとばかり興味がありました。
でもそこで彼が出してきたお弁当はコンビニのおにぎり・・・
愛妻弁当ですか・・・・それ・・・と私。
のんのんさんのお弁当美味しそうですね。ちょっと良いですか?と彼
どうぞー・・・・・うまいうまいとあまりに褒めるのでちょっとテレ。

愛妻なんていないんだよ・・・・淋しそうに彼は言いました。
死んじゃったとか・・・(のんのんはノーテンキです・・・)
いるよ・・・でも妻の役はしていないからと。
聞いちゃったよぉー・・・どーする、私・・・