★★★★★
【スタッフ&キャスト】
《製作》 ローレンス・ゴードン
《監督》 アラン・J・パクラ
《脚本》 ケビン・ジャール、ビンセント・パトリック
《出演》 ハリソン・フォード、ブラッド・ピット、ルーベン・ブレイデス、トリート・ウィリアムズ
1997年 アメリカ 111分
■□■□■□■□■□
久々に洋画で観終わった後に
気分が満たされる映画だった。
全体的にストーリーのバランスがとれている
のが印象的。
内容、設定、配役
ほとんどすべてにおいて大満足。
【abstruct】
アイルランドの反政府組織テロリストだが
心優しい青年と、彼の正体を知らずに自宅に
住まわしてしまう定年近くのアメリカ人警察官。
二人は互いに心を通わせていくが
青年の正体が知られるとともに、敵対関係に
陥ってしまう。
展開に不自然さを感じるシーンも多々あったのは
否めないけれど、ハリソン・フォードとブラッド・ピット
の名演技ですべてがカバーされている。
不自然な所でも、意味のある伏線にはなっているので
それはそれで大丈夫だった。
ラストも、もうそれしかないだろうという
予想を裏切ることのない落ち着いた
終わり方で素晴らしいと思った。
顔がキレイで小さくて 背が高くて 足が長くて
髪の毛は金髪で ルックスは文句の付けどころも
ないくらい完璧なのに
さらに演技がうまいってどういう事!?ってなる(^^ゞ
(ブラピ)
野性的なのから、今回やジョー・ブラック、リック
みたいな無垢な役、おちゃらけたコメディ
手堅いセヴンやバベル
アクションでも魅せられる
内面の演技力でも魅せられる
やっぱりブラピはすごい。
今回のは、若い頃のキレイな姿を見るだけでも
一見の価値ありだと思う。
アイルランドを題材にした映画は
他にヴェロニカ・ゲインを見たことあるけど
オリンピックとかではよく見る国名なのに
内部はそんな危険なところとはよく知らなかったら
勉強になる。
そういう危機意識の対比みたいなのも、
2つの国を舞台にした背景にあるんだろうな。
けっこう残忍なシーンもあったりで
甘すぎないけど、どことなく哀愁を帯びた良作でした。
キレイさが伝わる画像がなかなか無い。

なんかちょっとコリン・ファレルっぽい・・・?