『12モンキーズ』
★★★☆☆監督:テリー・ギリアム脚本:デヴィッド・ピープルズ、ジャネット・ピープルズ出演:ブルース・ウィリス、マデリーン・ストーン、ブラッド・ピット1995 アメリカ合衆国 130分ずっと観たかった『12モンキーズ』!時空ものなんですね。社会風刺も入ってるんですね。ピリリと辛口だけど、ファンタスジックな雰囲気は崩してない。そんなテリー・ギリアムさがよく出てる作品でした。フィッシャー・キングに演出が似てた。バロンとかローズ・イン・タイドランドみたいなもろファンタジーな方が好きだけど。これはこれで、テリー・ギリアムにしか出せない独特さが出てて好き。けっこう見るのに頭使う。なのに、最後あまり一捻りがなく何のために時空物にしたんだろうという物足りなさというか、意外性が感じられなかった。昔のブルース・ウィリスってダイ・ハードみたにヘラヘラしてるイメージが強かったけどシックス・センスとか最近の作品でよくみるシビアで落ち着いた役柄だった。シュワちゃんやトム・クルーズみたいに主人公のスターを目立たせたい作品ではないのでブルース・ウィリスだと ちょっと個性が強すぎて映画に合ってないかな~という印象だった。存在感が濃いというか(^_^;)そして出た!ブラピ。これまたどうしようもない野郎の役をさらりとやってのけて。演技にクセがない。チャラけた役は沢山やってるけどそのどれも作品から浮いてみえない。やっぱりブラピはすごいなーと彼が出てくるとベタぼめしてしまうでもホントにそう思う。女の人はキレイな人だった。飾り?とも思うけどやっぱりこういう役どころもないとしっくりこないよね。次は未来世紀ブラジルがみたい。この間観ようとして寝ちゃったけど(^_^;)リベンジ!