里親さんの元で新しい生活を始めた「くろ」。
二週間が経ち、嬉しい近況報告を頂きました。
無駄吠えは一切せず、里親さんの顔を見ればコロンとお腹を見せて甘える事。 シャンプー中もおりこうさんだという事。
とってもヤンチャで、干している洗濯物を勝手に取り込んでくれる事(笑)
村にいる時の「くろ」からは、想像ができない姿。
いつもちょっと臆病で、遠慮がちで…
雪の床の上でじっと耐えていた「くろ」。
あぁ、里子に出して良かったな。
決してteku.teku村での生活が辛いわけではない。
村にいるどの犬の表情を見てもイキイキしているし、何よりもみんな飼い主であるじーちゃんが大好きだ。
だけど、やっぱり不足している事は山ほどあるし、
どんな環境であれ、今置かれている環境に身を任せて生きていくしか出来ない。
今の村の環境が、ワンコ達にとって良いか悪いか?
人間側の秤だけでは、計り知れない感情がワンコ達にはあると知った。
だから、里子に出す時も出した後も、本当に最善なのか?と不安になり悩んでしまう。
これで良かったのだろうか?と。
会話の出来ない人間と犬だからこそ、不安になってしまう。
でも、「くろ」の無邪気に遊び、里親さんに心から甘える姿を想像すると、
あぁ、良かったな。と、本当に嬉しくなった。
「犬の幸せ」…
幸せとは、なんぞや?