こちら置賜地方なり

本日晴天なり

今日は実家の法要でお寺さんへ　知る人ぞ知る「猫の宮」のお寺です。

と言っても、今日は猫の法要ではありませんのであしからず。（もちろん、猫のお葬式もしていただけますよ。お

寺の山に土葬です）

滞りなく法要が済みまして、みんなのブーイングを押し切りすぐ裏にある「犬の宮」　「猫の宮」にまわってみま

した。　　お～　小学生時代以来かも？

ふと見上げると・・・

カモシカです　天然記念物のカモシカです

まったく逃げることなく、ワタクシを見ていますウズウズ(ﾉ´▽｀)ﾉ

登りましたよ(^∇^)　山を　礼服とヒールの靴で(σ・∀・)σ

う～ん　もう限界かな？ってとこまで行きました　まだ子どもの様だったので、親が近くにいたら怖いですから

ねσ(^_^;)　　「全然逃げねし～o(〃＾▽＾〃)o」と振り返ると・・・私、放置されていました・・　。(;°皿°)

一同はすでに参拝を終え、石段を下って来るところでしたあせあせ

遅れをとってしまいましたがっまずは　　　　　　　　　　　　　

「犬の宮 」を参拝。

その昔、直木賞受賞作となった[ 高安犬物語 ]の発祥の地です

お堂には、こんな風に亡くなったワンコの写真やリードが所狭しとあります。

メッセージなども添えられていて、じーんとくるものがありました(_ _。)

ここに想いを寄せられているんですね。

続きまして「猫の宮 」

こちらも写真がいっぱいです　

犬と猫、両方を祀っている神社があるのは、全国的にも貴重なのだそうです。

犬の宮と猫の宮の由来が70年の時を経てつながっている事にも驚きです(ﾉﾟοﾟ)ﾉ

突きつめて調べてみると、実に興味深くておもしろいですよ（‐＾▽＾‐）

こうやって、先人たちは小さな命も重んじて大事にしてきたんですね。

そういえば、「草木塔」が一番多いのは、ここ山形県

日本の90％を占めていますよね。特にここ、置賜地方に集中しています

草木塔とは・・・

自然を敬い、自然の恵みに感謝し、草木の命さえいとおしむ心から生まれたものです。

文明の発達と共に失われてしまう、草や樹木にに向けた憐れみと感謝なのでしょうね。

どんどん切り開かれ便利になって行く道路なども、沢山の命が犠牲になっている事を忘れてはいけませんね

こんな慈悲深い先人達のいた置賜地方に暮らしていることを誇りに思う今日でした