綺麗にシャンプーしてやり、ブラッシングも欠かさず、暇さえあれば抱いて撫でてやり、時には洋服を着せ一緒に
お出かけをする。散歩をして、話しかけいつも側にいて同じ時を過ごす。その代わりに、ワンコはいつも真っ直ぐ
で何も疑いのない瞳で見つめていてくれる。
イタズラしても可愛くて、何をしても愛おしい。
でも、時として胸がキューっと痛んでしまう… teku.teku村の動物達。生まれた所が違えば、捨てさえされなけれ
ば、我が家のワンコと同じ様にいつも身体を気づかってもらえ、いつも優しく話しかけられ、気がすむまで散歩を
してもらい、冬は暖かい場所で夏は涼しい場所で最期まで愛情をもらい生きていたのかな、と思うと、とてもとて
も切なくなる。なんの変わりもない同じ犬として生まれてきたはずなのに、
人間の身勝手で捨てられたワンコ達。
すぐにでも行って、一匹づつ名前を呼んでやり、話しかけてあげたい…
ムックとボンゴ。もちろん一番大事に思っているし、それはこれからも変わる事はない。
でも、二匹だけを可愛がり、二匹だけに愛情を注ぐ事に幸せを感じる事が素直に出来ない。
2匹の瞳を見つめると、そのずーっと奧から村のワンコが私を見つめている気がしてならない。
我が家のワンコに注ぐ愛情を、一週間のうち、数時間だけ村のワンコに向けさせてね。と、二匹にお願いしている。
それは「本末転倒」じゃない？と言われた事がある。
でもそうは思わない。気持ちが曇るくらいなら、数時間を思いっきり村のワンコ達に使い、愛情を思いっきり注ぐ
事で飼い主の私は幸せでいられる。
飼い主が幸せである事が、ムックとボンゴの幸せでもあるのだ。
teku.teku村のワンコ達を見ていると、勇気づけられる事がある。
じーちゃんを見ていると、たくましさに感動する事がある。
与えている事よりも、得ている事の方が大きいのかもしれない。
ＳＯＳ!!よく見かける動物愛護のキャッチフレーズ。私は決して使いたくない理由がある。
それは、ワンコ達が惨めで哀れな生き物に値してしまうから。
「いつくしみ」の気持ちで、慈愛の気持ちがある方が自然に集って下さる事が望みです。
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teku.tekuへのご協力とご理解、ありがとうございます。
春になり、実際に村での環境整備や、ワンコ達とのコミュニケーション、生体管理などのお手伝いをして下さる方
が必要になってきそうです。
teku.tekuの主旨を充分に理解して下さった上でご興味のある方は、ムックボンまで。
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