今でもはっきり覚えていること…
がんと判ったあと


『なんとしてでも自分が心から信頼できる、自分の命を安心して預けられる先生を見つけたい』


と言う強い思いでした…。


住んでいる地域の中核病院の乳腺外来に受診をしていたにも関わらず、乳がんを見つけられなかった残念な思いが“こんな先生たちではダメ”と思わせたのかも知れません…


今お世話になっている病院は、自宅から離れています。

自分の命が助かるのであれば、多少離れていても構わないと私は思いました…。


その病院は、大学病院のような大きな病院ではありません。

乳腺外科医は一人だけです。

私はそれがいいと思いました…。


大学病院のような大きな病院では、主治医がコロコロ変わり、また、チームで動いていると言うことで執刀医が手術当日の朝じゃないと分からない…とか、執刀医を知らされない…、などの話を聞いたことがありました。

私はそれは嫌だなと思いました…。


主治医は、診察、手術を全て一貫して診てくれます。

余計なことは言わず物静かだけど、聞いたことにはしっかり端的に答えてくれる…

私はそれがいいと思いました。


主治医は、主治医が書いているブログを読むと解りますが、大変勉強熱心で、経験もとても豊富です。

自分なりに自身の病気のことを考えて…


1、部分切除であれば乳頭裏まで乳腺をしっかり切除する。

2、全敵では、疑わしいようであれば胸壁までしっかり切除。

3、リンパレベル3までパーフェクトに郭清できる。

4、腫瘍内科医ほどの(もしかしたらそれ以上の)抗がん剤への豊富な知識。

5、手術先行型で、安易に術前抗がん剤を勧めない。

6、もし再発した場合は、スタンダード治療方が無いので、豊富な経験と知識で独自に治療が行える。


これらのことから主治医になって欲しいと強く思いました。


『信頼できる主治医の下で治療ができることは精神的にとっても安心できます…』


だからなのかな…?

「あと何年生きられますか?」とか、「再発率はどれぐらいでしょう??」と言ったことを私は主治医に一切尋ねたことがありません…。


みなさまももし何かあった時には…


『この先生なら安心してお任せできる…。主治医になってもらいたい…』


と心から思う先生の下で…

最善の治療を受けて欲しな…と思います。