その昔、20年以上前の乳がん治療はとても単純なものだったらしいです。
リンパ節転移陰性ならタモキシフェン、陽性ならケモ(化学療法)。
でも今は、乳がん治療は局所と全身に分けて、そしてサブタイプで決まります。


サブタイプ…ちょっと難しくなりますが…


1、luminal (HER2 陰性) : ER陽性、HER2陰性

1-① luminal A (ki67 低値)

1-② luminal B (ki67 高値)

①と②の間にグレーゾーンの存在 

(区別にはOncotype DX推奨)

2、luminal (HER2陽性 ) : ER陽性、HER2陽性

3、HER2 type : ER陰性、HER2陽性

4、TN : ER陰性、HER2陰性


つまり、1-①、1-②、2、3、4 の5タイプに分かれます。


1-①のluminal A ki67低値のみ抗がん剤治療はせず、ホルモン療法単独での治療となります。

ki67の数値がグレーゾーンになる場合は、Oncotype DXの検査、45万円(保険適応外R3,3月現在)ほどかかってしまいますが、されるのがいいようです。

[参考:乳がんプラザ nyuugan.jp/]


このような専門的なことを患者側がしっかり知っておいくことは、必要なことかなと私は思っています。


今現在罹患していなくても今は…


『9人に1人の女性が生涯乳がんに罹る時代』

(2020年現在)


と言われています…。

知識として頭の隅に入れておく…。

もしかしたら罹患してしまった時、主治医はこのことを知らないかも知れない…。

そんなこともあるかも知れないので、知っておくことはとても大切かなと思います。


『正しく知って正しく恐れる!』


とても大事なことですよね。



夫が最近ガーデニングしています…ポーン

パンジーには癒されるぅぅ〜ラブラブキラキラ




[参考]
乳がんプラザ、勉強になります!
nyuugan.jp/