チビはもともとインフルエンザの予防接種を打つと、肩から肘まで腫れ上がっていたので、ここ数年は0.5ミリから0.3ミリに減らして打ってもらっていた。

2回目の予防接種を受けたその日も、かかりつけの先生から「この子は何か持ってるのかもね。」なんて言われてた。

まさか、その言葉通りになってしまうとは…


病院へ向かうタクシーの中で、チビがかすれた声にならない声で、「ぼく、この道知ってる。」と。「喋らなくていいよ。」とたしなめると、
「ぼく喋りたいのに…。」と言われて、複雑な気持ちになった。

しばらくすると、スヤスヤ寝てしまったチビ。
病院に到着する頃には爆睡(汗)

病院に到着すると、タクシーの運転手さんが見兼ねて、病院の受付まで寝てしまったチビを抱えて運んでくれた。その優しさに心から感謝しかなかった。