アンナ・カリーナ Anna Karina

本 名  Hanne Karen Blarke Bayer

生 涯  1940/9/22−2019/12/14日

出生地  デンマーク・コペンハーゲン

死没地  フランス・パリ


デンマーク出身、フランスで活躍した女優。デンマーク時代は複雑な家庭環境で不遇な幼少期を過ごした。家出を繰り返し、キャバレーの歌手やモデルをしていた。17歳の時にパリに活動の場を移した。当初はフランス語を話すこともできなかったが、パリでモデルとして活動。アンナ・カリーナという芸名は、当時出会ったココ・シャネルが名付けた。1961年、ジャン=リュック・ゴダール作品『女は女である』の主役に抜擢され、ベルリン国際映画祭女優賞を受賞。私生活でもゴダールと結婚し『気狂いピエロ』をはじめ、1960年代のゴダール作品に頻繁に出演。ヌーヴェル・ヴァーグのミューズと謳われた。


主な出演作品

今夜じゃなきゃダメ(1961)− M.ドヴィル監督

女は女である(1961)− J.L.ゴダール監督

5時から7時までのクレオ(1962)− A.ヴァルダ監督

女と男のいる舗道(1962)− J.L.ゴダール監督

Le Soleil dans l'œil(1962)− J.ブルドン監督

小さな兵隊(1963)− J.L.ゴダール監督

シエラザード(1963)− P.G.ユイ監督

コショウとドラジェ(1963)− J.バラティエ監督

はなればなれに(1964)− J.L.ゴダール監督

輪舞(1964)− R.ヴァディム監督

スタンダールの恋愛論(1964)− J.オーレル監督

アルファヴィル(1965)− J.L.ゴダール監督

国境は燃えている(1965)− V.ズリーニ監督

気狂いピエロ(1965)− J.L.ゴダール監督

修道女(1966) − J.リヴェット監督

メイド・イン・USA(1966)− J.L.ゴダール監督

アンナ(1967)− P.コラルニック監督

未来展望(1967)− J.L.ゴダール監督 / オムニバス映画「愛すべき女・女たち」第6話

異邦人(1967)− L.ヴィスコンティ監督

中国女(1967)− J.L.ゴダール監督

怪奇と幻想の島(1968)− G.グリーン監督

Before Winter Comes(1969)− J.L.トンプソン監督

悪魔のような恋人(1969)− T.リチャードソン監督

アレキサンドリア物語(1969)− G.キューカー監督

ザルツブルグ・コネクション(1972)− L.H.カツィン監督

シナのルーレット(1976)− R.W.ファスビンダー監督

タンジール / 復讐の熱い夏…1956(1987)− A.アルカディ監督

黒の過程(1988)− A.デルヴォー監督

パリでかくれんぼ(1995)− J.リヴェット監督

クロエ〜無垢な娼婦〜(1996)− D.ベリー監督 / TV映画

アンナ・カリーナ  君はおぼえているかい(2017)− D.ベリー監督 / ドキュメンタリー映画

シャレード(2002)− J.デミ監督

ぼくセザール 10歳半 1m39cm(2003)− R.ベリ監督