yessongs ~yesの演奏能力の高さがわかる作品~ | “神聖Progressive Rock帝国”の残像

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イエスソングス(紙ジャケ SHM-CD)/イエス

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英国のスーパー・プログレッシブ・ロック・グループであるyesのアルバムの中でも完成度が非常に高い傑作です。ライヴ盤であり、yesのベスト盤でもあるといえる作品です。ビル・ブラッフォード時代が2曲、アラン・ホワイト時代が残りの11曲となっており、本来行われたライヴの曲目の順番とは違いますが、その違いを感じさせないようなつくりとなっています。また、別々の場所で録られた音源を違和感なく繋げるなど、エンジニアのエディ・オッフォードの編集能力の高さが活かされています。

上で紹介しているものは紙ジャケット仕様、高音質リマスター盤となっており、1973年発売のLP盤を復刻したようなものとなっています(LPレコードの時は3枚組でしたが、これはCD2枚組です)。

私は、LP盤と1990年代に発売されたCD盤(上記のものとは違います)の両方を持っていますが、LP盤と比べてCD盤は、

・ブックレットがない。

・ロジャー・ディーンの3枚の絵(LP盤では冊子状になっており、見開きの絵が3枚あった)がない。

など、残念な部分が多いものでした。

上記のものは紙ジャケット仕様なので、恐らくそのような点は解消されていると思います。

レコード・プレーヤーを持っていて、中古のレコード屋が近くにあるのであれば、やはりオリジナルLP盤(日本盤または英国盤が良いと思います)をお薦めしますが、今日、レコード・プレーヤーが家にないという人も多いと思いますので、まだこのアルバムを持っていないという人はぜひ聴いてみては如何でしょうか。