皆さんは「ニート」という人物に対してどのような印象を持つでしょうか。
「働いたら負け」といった迷言のように、働きもせず気楽に遊び呆けている人物、
といった印象を持つでしょうか。もしくは、大企業の正社員や医師、弁護士といった
分不相応な高収入の職業を夢見て働かない人物、といったイメージを持つでしょうか。
僕は、21歳から26歳までの5年間、ニートをしていました。
ニート経験者および、現役のニートの方なら分かって頂けると思いますが、
そういった世間一般のイメージに当てはまるニートは非常に少ないです。
殆どのニートが将来への強い不安や社会からの疎外感を抱え、現状を何とかしたい、
とは思っているものの(就職/進学等)、文字通り「何もできない」のが現状です。
「できない」理由は色々とあると思いますが、僕の場合は就職活動に対する不安が強すぎ、
大学を中退してからはひたすら「就職」という言葉から目を背けていました。
転機が訪れたのは、親からニートの支援をやっているNPO団体に連れて行ってもらったことで、
そこでの取り組みを経て、何とか今は社会復帰できました。
――しかし、ニートとして過ごした5年間の空白はあまりにも大きく……。
今は29歳にして社会人3年目ですが、周りの同年代と比べると明らかに能力が低いです。
社会人としての基礎知識がないせいで、入社したころはかなり周りから呆れられました。
また、これはニートだった事とは関係ない(はず)なのですが、
昔から人に物事を説明するのが下手です。ちょっとあがり症の気があります。
ですが、まあ、こんなダメダメでダメダメの僕でも人並みには生きていけるのですから、
あんまりその辺は気にしなくていいかもしれません。
ふつつかものですが、読者の皆様、よろしくお願いいたします。