武官A「どうした李白! 集中しろ!」
李白「ああ、すまん」
・・・李白(リハク):赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官
・・・武官A:長谷川芳明
アニメ 薬屋のひとりごと
第21話「身請け作戦」を 観ました。
薬屋のひとりごと
「大陸の中央に位置するとある大国。
その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。」
オープニングテーマ「アンビバレント」Uru
エンディングテーマ「愛は薬」wacci
薬屋のひとりごと 声優
猫猫(マオマオ):悠木碧 - 養父とともに花街で薬師をしていたが、人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた。
壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する。
高順(ガオシュン):小西克幸 - 壬氏付の武官。
玉葉妃(ギョクヨウヒ):種﨑敦美 - 翡翠宮に住む皇帝の寵妃。
梨花妃(リファヒ):石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。
里樹妃(リーシュヒ):木野日菜 - 金剛宮に住む皇帝の妃、
阿多妃(アードゥオヒ):甲斐田裕子 - 皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった。
楼蘭妃(ロウランヒ):不明 - 阿多妃と入れ替わりで柘榴宮に入った淑妃。17歳。
風明(フォンミン):日高のり子 - 阿多妃付きの侍女頭
紅娘(ホンニャン):豊口めぐみ - 玉葉妃の侍女頭。
河南(カナン):庄司宇芽香 - 里樹妃付きの侍女頭
梅梅(メイメイ):潘めぐみ - 最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫のひとり
白鈴(パイリン):小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長
女華(ジョカ):七海ひろき - 緑青館三姫の中では最年少
やり手婆:斉藤貴美子 - 緑青館をしきる老婆。
右叫(ウキョウ):長谷川芳明 - 緑青館の男衆の中でも古株の一人の四十路前の男。元妓女の妻がいる
羅門(ルォメン):家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠でもある。
李白(リハク):赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官。
小蘭(シャオラン):久野美咲 - 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官
水蓮(スイレン):土井美加 - 壬氏付の初老の侍女。非常に有能であり、壬氏も頭が上がらない。もとは壬氏の乳母
やぶ医者/虞淵(グエン):かぬか光明
皇帝:遠藤大智 - 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。
馬閃(バセン):橘龍丸 - 高順の息子で壬氏の乳兄弟。
浩然(コウネン):後藤ヒロキ - 礼部に出仕する高級官僚
漢羅漢(カン・ラカン):桐本拓哉 - 狐目に片眼鏡(実は伊達)を付けた軍師で、位は将軍。奇異な言動を繰り返すため「変人軍師」とも呼ばれる。
鳳仙(フォンシェン):桑島法子 - 緑青館の元妓女
翠苓(スイレイ):名塚佳織 - 外廷の官女。女性としてはやや大柄で、猫猫より頭一つ分大きい。
陸孫(リクソン):内山昂輝 - 羅漢の副官
桜花(インファ):引坂理絵
貴園(グイエン):田中貴子
愛藍(アイラン):石井未紗
ナレーション:島本須美
薬と毒に絡んだ推理作品 アニメ 薬屋のひとりごと。
第21話「身請け作戦」
「玉葉妃が再び懐妊した可能性があり、猫猫は翡翠宮で毒見役をすることになった。
医局でやぶ医者に会った帰りに李白に呼び出された猫猫は、彼に紹介した緑青館の白鈴を身請けしたいと相談された。
三姫のだれかが身請されるという噂を聞いて、白鈴に想いを寄せる李白は気が気でなく、思い悩んでいた。
すると猫猫は、彼に服を脱いで裸になれと言い出す。」
やぶ医者/虞淵「掃除? わざわざ嬢ちゃんがやらなくても、他に頼めば」
猫猫「他に頼んで、もし薬をすり替えられたらどうしましょうか?」
やぶ医者「うっ」
・・・やぶ医者/虞淵(グエン):かぬか光明
猫猫「宮廷の医局では、薬の管理が不十分だったことで減給の罰を受けた医官もいるそうですよ」
やぶ医者「ひっ!」
・・・猫猫(マオマオ):悠木碧
猫猫「ニャー」
やぶ医者「ひぃぃ」
・・・猫と鼠になっている!
猫猫「湿気が多くなる前に、きれいにしてやらないと後の祭りですよ」
・・・掃除は大事だよね!
やぶ医者「はい」
やぶ医者「ふぅ、やっと一段落」
やぶ医者「やっぱ、疲れた時は甘いものだね」
猫猫(このおっさん、ボンボンだよな~)
・・・あー、やぶちゃん、家柄から医官になれたんだな!
猫猫(この季節には手に入らないサツマイモもそうだが、当たり前のように紙を皿に)
・・・紙は、高価なんだね!
猫猫「ん? いい紙使ってますね」
やぶ医者「おっ、分かるかい。 うちの実家が、村をまとめて作っているんだ」
やぶ医者「宮廷に納めている御用達なんだよ」
・・・なるほど!
やぶ医者「すごいだろう」
猫猫「すごいですね (知り合い価格で安くしてもらえないだろうか)」
・・・交渉すれば、いけそう!
やぶ医者「昔は、作れば作るほど儲けられたんだ。 他国にもどんどん輸出して、子供の頃は好きなお菓子を何でも買ってもらえたなぁ」
・・・なるほど、それで典型的なボンボンの出来上がりってわけか!
やぶ医者「でも、先帝の母君が木の伐採を禁じてからは、うまくいかなくなってしまってね。 違う素材で作り始めたら、貿易もダメになって、私達家族は責められたものだよ」
・・・木の伐採も管理していかないといけないし、どんどん植林もしていかないといけないなぁ!
やぶ医者「先立つものがなくて、姉さんが後宮に行っちゃって。 妹まで行くなんて言うから、代わりに私がここへ来たんだ。 なり手が少ない宦官の方が高く売れたんだよ」
やぶ医者「結局、姉さんとは会えずじまいだけどね」
猫猫(ふ~ん、思ったより苦労してんだなぁ)
・・・苦労と呼べるのだろうか!
李白「ああ」
・・・李白(リハク):赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官
白鈴「ウフッ」
・・・白鈴(パイリン):小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長
李白「ああ~!」
・・・李白さん、何やってんだ!
猫猫「失礼します。 掃除の続きを」
やぶ医者「ああ、嬢ちゃんか」
やぶ医者「妹から手紙で、うちの紙が御用達でなくなるかもしれないって」
猫猫(これは確かに宮廷に卸せる質じゃないな。 御用達って付くと付かないとでは、売り上げが大きく変わる)
やぶ医者「どうしてなんだろう。 せっかく、もっとたくさん紙を作れるようになるって言っていたのに」
猫猫「たくさん作るというと、手間を省いたということですか?」
やぶ医者「そんなことするわけないよ。 力仕事を、牛に任せるようになったんだ。 材料も工程も昔から変えてないのに」
猫猫(これでは掃除どころじゃないな)
猫猫(そこらの店に出回っている粗悪品と違い、不純物もなく繊維も均等に砕かれていて厚みにムラがない。 問題は表面の、けば立ちと)
猫猫(あっ、強度か)
・・・強度は大事だよね!
猫猫「昔ながらの工程とは?」
やぶ医者「普通の紙作りと一緒だよ。 ただうちは材料を砕く方法と、糊(のり)作りに、こだわってて」
やぶ医者「あっ! それは言えないよ」
猫猫(こういうのはベラベラ話さないんだな)
・・・やぶちゃんらしからぬ脇の硬さ!
猫猫「水なんかも、こだわっているんですか」
やぶ医者「ああ、糊(のり)が適度に固まるように湧き水をくみ置いているよ」
・・・それは教えてくれるんだ!
やぶ医者「湿度を調整するためだけど、これ以上は秘密だよ」
猫猫(牛、そして、くみ置いた湧き水)
猫猫(ピキーン!)
・・・名探偵猫猫は、ひらめいた!
猫猫「糊(のり)は、米のとぎ汁でも煮込んでいるのですか」
やぶ医者「いや、ちゃんと小麦の粉を溶かしているよ。 じゃないと固まりが悪いから、あっ!」
・・・なるほど、糊(のり)の材料は小麦だったのか!
やぶ医者「嬢ちゃん今の話は忘れてくれないかい!」
猫猫「はい」
猫猫「では、牛はどこで飼っていますか」
やぶ医者「そんなことまでは分からないよ」
猫猫「そうですか」
・・・牛をどういうふうに使っているのだろう!
猫猫「どうぞ」
やぶ医者「くず湯かい?」
やぶ医者「嬢ちゃん、分量間違えているよ。 湯飲みに張り付いて飲めないじゃないか」
猫猫「すみません。 飲みやすくする方法を教えますので、真似していただけますか」
猫猫「こうして、なめた匙(さじ)で混ぜるのを繰り返します」
やぶ医者「なんか行儀悪いなぁ」
やぶ医者「おや、とろみがなくなったねぇ」
猫猫「そうでしょう。 くず湯と糊(のり)って、よく似ていますよね」
やぶ医者「ん~、似てなくもないねぇ。 唾液を混ぜたら、糊もドロドロじゃなくなるのかねぇ」
猫猫「そういうことです」
・・・問題は、牛の管理にありそうだね!
やぶ医者「そういうことって?」
猫猫(察しの悪い、やぶだ)
・・・やぶちゃん、猫猫がほぼほぼ解答をくれたじゃないか!
猫猫「牛って、口の中にたくさん唾液をためていますよね。 念のため、どこで水を飲んでいるか、確かめてはいかがでしょうか?」
・・・ズバリと解答をくれたね!
やぶ医者「あっ! 妹に手紙を出さないと」
・・・やぶちゃん、やっと分かったみたいだ!
猫猫「今日は、失礼しますね」
猫猫「ただ今戻りました」
紅娘「あっ、猫猫。 すぐ来てくれって、あなたに連絡が」
・・・紅娘(ホンニャン):豊口めぐみ - 玉葉妃の侍女頭
猫猫「はっ、場所はどこでしょうか!」
・・・誰に呼ばれたのかな!
李白「妓女の身請け金って、幾らくらいだ?」
・・・李白さん、とち狂っている!
猫猫(翠苓の件かと思って来たのに、やはり駄犬だ)
李白「聞いてくれよ、嬢ちゃん! この間、緑青館に行ったら三姫の1人が身請けされるって聞いてさぁ!」
・・・最年長の白鈴(パイリン)さんの可能性が高いね!
猫猫「(それで白鈴小姐のことが心配になったと) ピンキリがありますけど」
李白「超一品で」
猫猫「分かりました。 取りあえず相場は時価なので、あくまで目安ということで」
李白「単刀直入に頼む。 幾らだ?」
・・・やれやれ!
猫猫(難しいよな~。 身請け金は妓女が、あと何年妓楼で稼ぐかという逆算に多少色を付けた金額。 その倍ほどの値を付けられるが)
猫猫「もし、白鈴小姐が身請けされるとしたら、古いなじみで候補が2人」
李白「ふ、2人」
猫猫「一人は交易商の大旦那。 緑青館が傾いた時も通ってくれた好々爺(こうこうや)です」
・・・好々爺(こうこうや) - 年老いても健康で活動的な姿を示す男性に対して用いられる。好々爺は、社会参加を積極的に行い、地域の活動に貢献する姿が特徴的
猫猫「もう一人は、お得意の上級役人、まだ若く三十過ぎ。 夜の遊戯のお相手として、なかなか馬が合うそうですが」
猫猫「翌日、少し疲れている点が気になります」
猫猫(身請けした後の生活を考えるとどちらも…う~ん)
李白「疲れる? どういうことだ」
・・・李白さん、何を言っている!
猫猫(白鈴小姐は舞踏を得意とすると同時に、夜に負け戦がないことで有名だ)
猫猫(欲求不満になると、誰彼なしに食指を動かす。 つまり色欲魔だ)
・・・白鈴さん、怖いわ!
白鈴『いや~ん!』
猫猫(けれど)
猫猫(私が親父に引き取られるまで、緑青館で面倒を見てくれたのは、やり手婆と三姫だ)
・・・そうなんだ!
猫猫(特に出産経験はないが母乳の出る特別な体質だった小姐は。母さんに近い存在である)
・・・そんな体質の人がいるのかー!
猫猫(小姐がどう考えているかは分からないが、あの日々を思い出すともったいないと思う)
猫猫(彼女は色欲の強い女であるが、それと同じくらい母性を持った女である)
・・・なるほど!
猫猫(李白様は、小姐の仕事を十分理解した上で惚れている。 多少駄犬っぽいが根は真面目そうだし、女のために出世しようという愛すべき馬鹿なところもある。 何より体力は絶倫だ)
・・・愛すべき馬鹿なところ、ねぇ!
猫猫(ふむ、身請け先としては悪くない)
・・・猫猫、李白さんに協力するのかな!
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観に来てもろうて、ありがとあんした。
一番好きな野菜を教えて! - なんでも美味しく食べるけど、大根やジャガイモが割と好き。
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