壬氏「ならば、俺に化粧をしてくれないか?」
・・・壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当
猫猫「はい?」
・・・猫猫(マオマオ):悠木碧
猫猫(必要ないだろうに)
・・・確かに!
アニメ 薬屋のひとりごと
第17話「街歩き」を 観ました。
薬屋のひとりごと
「大陸の中央に位置するとある大国。
その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。」
オープニングテーマ「アンビバレント」Uru
エンディングテーマ「愛は薬」wacci
薬屋のひとりごと 声優
猫猫(マオマオ):悠木碧 - 養父とともに花街で薬師をしていたが、人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた。
壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する。
高順(ガオシュン):小西克幸 - 壬氏付の武官。
玉葉妃(ギョクヨウヒ):種﨑敦美 - 翡翠宮に住む皇帝の寵妃。
梨花妃(リファヒ):石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。
里樹妃(リーシュヒ):木野日菜 - 金剛宮に住む皇帝の妃、
阿多妃(アードゥオヒ):甲斐田裕子 - 皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった。
楼蘭妃(ロウランヒ):不明 - 阿多妃と入れ替わりで柘榴宮に入った淑妃。17歳。
風明(フォンミン):日高のり子 - 阿多妃付きの侍女頭
紅娘(ホンニャン):豊口めぐみ - 玉葉妃の侍女頭。
河南(カナン):庄司宇芽香 - 里樹妃付きの侍女頭
梅梅(メイメイ):潘めぐみ - 最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫のひとり
白鈴(パイリン):小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長
女華(ジョカ):七海ひろき - 緑青館三姫の中では最年少
やり手婆:斉藤貴美子 - 緑青館をしきる老婆。
右叫(ウキョウ):長谷川芳明 - 緑青館の男衆の中でも古株の一人の四十路前の男。元妓女の妻がいる
羅門(ルォメン):家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠でもある。
李白(リハク):赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官。
小蘭(シャオラン):久野美咲 - 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官
水蓮(スイレン):土井美加 - 壬氏付の初老の侍女。非常に有能であり、壬氏も頭が上がらない。もとは壬氏の乳母
やぶ医者/虞淵(グエン):かぬか光明
皇帝:遠藤大智 - 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。
馬閃(バセン):橘龍丸 - 高順の息子で壬氏の乳兄弟。
浩然(コウネン):後藤ヒロキ - 礼部に出仕する高級官僚
漢羅漢(カン・ラカン):桐本拓哉 - 狐目に片眼鏡(実は伊達)を付けた軍師で、位は将軍。奇異な言動を繰り返すため「変人軍師」とも呼ばれる。
鳳仙(フォンシェン):桑島法子 - 緑青館の元妓女
翠苓(スイレイ):名塚佳織 - 外廷の官女。女性としてはやや大柄で、猫猫より頭一つ分大きい。
陸孫(リクソン):内山昂輝 - 羅漢の副官
桜花(インファ):引坂理絵
貴園(グイエン):田中貴子
愛藍(アイラン):石井未紗
ナレーション:島本須美
薬と毒に絡んだ推理作品 アニメ 薬屋のひとりごと。
第17話「街歩き」
「国を滅ぼす原因にもなりそうな美貌の壬氏に、猫猫は化粧で別人に変えてくれと頼まれた。
日焼けして見えるようにおしろいを塗り、体にさらしを巻いて不恰好な体型になり、平民の服を着て別人へと変身する壬氏。
一仕事終えた猫猫は久しぶりの休みに里帰りを考えるが、水蓮と高順に引き止められて自分も変装することになってしまい、壬氏と共に街を歩くはめになった。」
猫猫(歴史には、くだらない戦がたくさんあるが)
・・・今、争っている国と地域は、すぐに軍を引け!
猫猫(その中の幾つかは、傾国の美女によって引き起こされている。 天上人のごとき美しさの御仁が化粧なんてしたら)
・・・傾国の美女 - 絶世の美女。君主の心をまどわし、その色香に溺れて国政を忘れてしまうほどの美女という意から。
猫猫「国でも滅ぼす気ですか」
壬氏「なぜそうなる!」
壬氏「全く何を想像しているんだか。 お前のおしろいは、どうやって作っている?」
猫猫(ああ、美しくするのではなく、くすませる方か)
・・・壬氏さまが、さらに猫猫(マオマオ)化していく!
猫猫「粘土を乾かして粉にしたものを油で溶いています」
壬氏「それはすぐできるか」
猫猫「はい、一晩あれば」
・・・器が貝なんだね!
・・・壬氏さまは、なにをする気なのだろう!
猫猫「壬氏様には、少し濃過ぎますね」
壬氏「顔を変えられる薬があれば、便利なのだが」
・・・お面を被れし!
猫猫「漆(うるし)でも顔に付ければ十分ですが、一生元には戻りません」
壬氏「だろうな」
・・・それは止めておけ!
猫猫「平民を装いたいということでしたら、できないこともありませんけど」
壬氏「では、それを頼む。 俺を今と全く違う姿の人間にしてくれ」
・・・壬氏さま、お忍びでどちらへ!
猫猫「一体何をする気やら」
猫猫「ただ」
猫猫「やるなら徹底的に!」
・・・猫猫らしさ全開!
猫猫「うう~、寒い。 おはようございす」
・・・壬氏さま、相変わらずキラキラしている!
猫猫(おぉ)
・・・相変わらず、ドン引きする猫猫!
壬氏「どうした? 朝から不機嫌だな」
猫猫「いえ、壬氏様は、今日も一日美しいのでしょう」
壬氏「新手の嫌味か?」
猫猫「壬氏様は、本当に別人になりたいと お思いですか」
壬氏「昨晩から、そう言っているだろ」
猫猫「なら失礼します」
壬氏「あっ」
水蓮「あらまぁ~」
壬氏「あっ、何だ、いきなり」
・・・水蓮(スイレン):土井美加 - 壬氏付の初老の侍女。 非常に有能であり、壬氏も頭が上がらない。 もとは壬氏の乳母
猫猫「こんな上等な香を焚く庶民はいません。 今の壬氏様の服は、せいぜい下級官吏の普段着。 海の向こうから取り寄せた最高級の香木とは縁がないはずです」
壬氏「よく分かるな」
猫猫「薬草と毒草を見分けるため、鼻が利くようになっただけです」
猫猫「妓楼の上客の見分け方を知っていますか」
壬氏「知らん。 体形とか服とかか」
猫猫「それもありますがもう一つ、においです。 悪趣味な香を幾つも漂わせている客は、金はあるが性病の可能性が高い」
猫猫「家畜臭いにおいがすれば風呂に入らず不衛生。 緑青館に来る一見の客はほとんど追い返されます」
壬氏「ほう」
漢羅漢『そういうことは、その世界を知る者に聞いた方が早い』
・・・漢羅漢(カン・ラカン):桐本拓哉 - 狐目に片眼鏡(実は伊達)を付けた軍師で、位は将軍。奇異な言動を繰り返すため「変人軍師」とも呼ばれる
猫猫「高順様。替えの衣の準備をお願いできますか。 できればにおいの残っている、洗う前のものが好ましいです」
水蓮「まぁ!」
高順「分かりました」
・・・洗う前の臭う着物かー!
壬氏「おい!」
猫猫「では、その間に」
・・・壬氏さまのツッコミをスルーする猫猫!
水蓮「それは?」
猫猫「油と塩です。 これで髪の光沢をなくして質感を悪くしていきます」
・・・わざと 髪の質感を悪くするのかー!
猫猫「失礼いたします」
壬氏「ん、うむ」
猫猫(そろそろ、いいかな)
水蓮「あら、何もそんな切れ端で結わなくても」
猫猫「平民は、まとめられれば何でもいいんです」
・・・そうなんだ!
高順「これで本当によろしいのですか?」
・・・高順(ガオシュン):小西克幸 - 壬氏付の武官
猫猫「クンクンクン、もっと臭くてもいいくらいですね」
水蓮「ヒィー!」
・・・なんてこったい!
猫猫「壬氏様。 服を脱いでください」
壬氏「あ、ああ」
・・・あらーん!
猫猫「あっ!」
猫猫(天女のようなお方ではあるが、均整の取れた筋肉質な作りだ)
・・・そうなんだ!
壬氏「・・・」
・・・珍しくテレる壬氏さま!
猫猫「あちらの手拭いを使っても?」
水蓮「構わないけど何をするの」
猫猫「体形を変えていきます。 すみません。 お二人も手伝っていただけますか」
猫猫「高順様はそちらを」
高順「はい」
猫猫「水蓮様はこちらを」
水蓮「分かったわ」
猫猫「その上から服を着れば」
高順「ほぉ」
水蓮「あらあら」
・・・太った!
猫猫(不格好な体形に、壬氏様の顔が付いているのは何とも奇妙だな)
猫猫「次は顔です。 色の濃いおしろいを幾つか練りました。 これで平民のような日焼けした肌を作っていきます」
・・・化粧で日焼けした肌を作っていくのかー!
猫猫「目をつむってください」
壬氏「ああ」
猫猫(近くで触っても無駄に綺麗だ。 ヒゲどころか毛穴も見えない)
猫猫(女の化粧をすれば、どんなに。 ん、ふふ~)
・・・悪い顔の猫猫!
・・・悪戯する気だな!
猫猫(あった~。 梅梅姉ちゃんに押し付けられたやつ)
・・・お化粧道具かな!
壬氏「なぁ、まだか?」
猫猫「口も閉じてもらえますか。 力は入れずに」
壬氏「どうかしたのか?」
・・・女ものの衣装を着せたいぞ!
猫猫(この3人だけでよかった。 もし誰か別の者がいたら大惨事だった)
・・・やり過ぎ!
壬氏「おい、どうしたんだ」
猫猫「いえ、何でもありません」
・・・鏡が無くて良かった!
壬氏「痛いぞ。 何があったんだ」
猫猫「何もありません」
高順「何もないですよ」
水蓮「はい、何もありませんわ」
・・・皆、自身の記憶に留めたんだね!
猫猫「気を取り直して、おしろいで顔にまだらを付け、さらに濃い色でくまを作ります」
猫猫「ほくろを付け足し、眉は左右の大きさを変えながら描いていく」
猫猫「余ったおしろいは、体の各所に塗ってシミを作り、爪の間にも詰めて不衛生な手を作ります」
・・・凄いな!
猫猫(立派な男の手だ。 さすがに白魚の手とは、ん、たこがある。 普段、筆か箸くらいしか持たないと思っていたが、剣術か棒術をやっているのだろうか。 本来、宦官には必要ないはずだが)
・・・壬氏さまの努力が見えるね!
猫猫(まぁ、そんなくだらない質問をする必要はない)
・・・そこは、今はまだ触れずにおきます!
壬氏「お~、汚く見える」
・・・まったくもって凄い!
猫猫「どうぞ」
壬氏「ん、飲み物か?」
高順「うっ!」
壬氏「うわっ! 何だ、これは」
・・・それなに!
猫猫「唇を濡らすように、ゆっくりなめて嚥下してください。 唇と喉が腫れて声が変わりますから」
水蓮「何が入っているの?」
・・・声まで変えるのか!
猫猫「数種の刺激物です。 とても辛いですが、毒ではありませんので、ご安心を」
・・・なんか嫌だー!
壬氏「・・・」
・・・腹痛を起こしそうだ!
猫猫「全部飲んでくださ~い」
・・・鬼だ!
壬氏「あ、あ」
・・・壬氏さま、だみ声化!
猫猫「最後の仕上げです。 綿です。 輪郭を変えるために、頬に含ませてください」
・・・本当に特殊メイクだな!
猫猫「ふぅ、完成です」
水蓮「まぁ、ほんとに坊ちゃん?」
壬氏「坊ちゃんはやめてくれ」
猫猫(それでも二枚目半くらいに見えるのだから元の良さは困ったものだ)
・・・本当に、二枚目半だよな!
猫猫(ともかく、自分にできることは全てやった)
・・・猫猫、乙!
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観に来てもろうて、ありがとあんした。
一番好きなナッツは? - なんでも美味しく食べます。
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