アニメ 薬屋のひとりごと 第15話「鱠」を 観ました。
薬屋のひとりごと
「大陸の中央に位置するとある大国。
その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。」
オープニングテーマ「アンビバレント」Uru
エンディングテーマ「愛は薬」wacci
薬屋のひとりごと 声優
猫猫（マオマオ）：悠木碧 - 養父とともに花街で薬師をしていたが、人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた。
壬氏（ジンシ）：大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する宦官。
高順（ガオシュン）：小西克幸 - 壬氏付の武官。
玉葉妃（ギョクヨウヒ）：種﨑敦美 - 翡翠宮に住む皇帝の寵妃。
梨花妃（リファヒ）：石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。
里樹妃（リーシュヒ）：木野日菜 - 金剛宮に住む皇帝の妃、
阿多妃（アードゥオヒ）：甲斐田裕子 - 皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった。
楼蘭妃（ロウランヒ）：不明 - 阿多妃と入れ替わりで柘榴宮に入った淑妃。17歳。
風明（フォンミン）：日高のり子 - 阿多妃付きの侍女頭
紅娘（ホンニャン）:豊口めぐみ - 玉葉妃の侍女頭。
河南（カナン）：庄司宇芽香 - 里樹妃付きの侍女頭
梅梅（メイメイ）：潘めぐみ - 最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫のひとり
白鈴（パイリン）：小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長
女華（ジョカ）：七海ひろき - 緑青館三姫の中では最年少
やり手婆：斉藤貴美子 - 緑青館をしきる老婆。
羅門（ルォメン）：家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠でもある。
李白（リハク）：赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官。
小蘭（シャオラン）：久野美咲 - 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官
水蓮（スイレン）：土井美加 - 壬氏付の初老の侍女。非常に有能であり、壬氏も頭が上がらない。もとは壬氏の乳母
やぶ医者/虞淵（グエン）：かぬか光明
皇帝:遠藤大智 - 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。
馬閃（バセン）：橘龍丸 - 高順の息子で壬氏の乳兄弟。
浩然（コウネン）：後藤ヒロキ - 礼部に出仕する高級官僚
漢羅漢（カン・ラカン）：桐本拓哉 - 狐目に片眼鏡（実は伊達）を付けた軍師で、位は将軍。奇異な言動を繰り返すため「変人軍師」とも呼ばれる。
陸孫（リクソン）：内山昂輝 - 羅漢の副官
桜花（インファ）：引坂理絵
貴園（グイエン）：田中貴子
愛藍（アイラン）：石井未紗
役人の弟：丹羽正人
ナレーション：島本須美
薬と毒に絡んだ推理作品 アニメ 薬屋のひとりごと。
第15話「鱠」
「倉庫のボヤ騒ぎで拾った煙管が気になる猫猫。
そんな折、高順から「河豚を食べて昏睡状態になった官僚がいる」と相談されるが、料理には河豚が使われていなかったらしい。
猫猫は無愛想な若い武官の馬閃と共に真実を確かめるために官僚の家へ行く。
厨房の棚には倒れた官僚の好物だという海藻があり、季節外れのその食材を、猫猫はこっそりと持ち帰った。」
下男「こちらが厨房です。 毒の一件以来、使われておりません」
馬閃「ん、おい！」
・・・馬閃：橘龍丸 - 高順の息子で壬氏の乳兄弟。
下男「あっ！」
・・・役人の弟：丹羽正人
役人の弟「勝手に入るな！ 出ていけ！」
役人の弟「何をしている！ こんな奴らを連れてきたのはお前か！」
・・・あからさまに嫌がっているね！
馬閃「ちゃんと奥方に確認は取っています。それにこれは仕事ですので」
役人の弟「それは本当か？」
馬閃「入ってもよろしいか？ それとも何か不都合でも？」
役人の弟「チッ、勝手にしろ」
猫猫「誰ですか？」
下男「旦那様の弟君です」
・・・猫猫（マオマオ）：悠木碧
下男「旦那様が昏睡状態になって、奥方様も疲労で寝込んでしまい、弟君が屋敷を取り仕切っていまして」
猫猫「そういうことですか」
猫猫（調理器具は料理人が洗ってしまったらしい）
猫猫（他には、ん？）
猫猫「これは？」
下男「ああ、旦那様が好きなやつだ。 お気に入りで、よく食べておられましたので毒はないと思いますが」
猫猫（嘘はついてなさそうだな）
役人の弟「だそうだ。 終わったなら早く帰ってくれ」
猫猫「そうですね。 ご迷惑をおかけしました」
・・・この海藻に、なにかあるのかな！
馬閃「何で簡単に引き下がった？」
猫猫「引き下がったとは思っていません」
馬閃「ん、持ってきたのか！」
・・・海藻を拝借していた！
猫猫「これ不思議なんです。 この海藻が採れる時季にはまだ少し早い。 だからといって塩漬けにしたところで、今の時期まで持つものでもありません」
馬閃「なるほど」
猫猫「おそらくこの近辺で採れたものではないと思います。 例えば交易で南から仕入れたものだとか、どこから仕入れたのか分かるとよいのですが」
馬閃「あっ」
猫猫（分かってくれたらしい。 なら私も私のやるべきことをやろう）
壬氏「何だ？ これは」
猫猫「屋敷から持ってきた海藻です。 事前に２つに分けて水にさらしておきました」
・・・壬氏（ジンシ）：大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当
猫猫（なぜ壬氏様もいるのだろう）
・・・興味津々の壬氏さま！
猫猫「調べたところやはり海藻は南方から持ち込まれたものでした。 下男の証言では主人が冬場にその海藻を食べることはなかったとのことでした」
高順「料理人からも普段使っている海藻と同じ種類で、毒のはずがないと」
猫猫「同じ海藻なら毒がない、というわけじゃないんです。 もしかしたら南では、あまりこの海藻は食べる習慣がないのかもしれません。 美食家の役人の好物だと知った交易商が金になると思って、わざわざ地元民に海藻の塩漬けを作らせたとしたら？」
壬氏「それのどこが問題になるのだ？」
猫猫「世の中には、毒が無毒になることがあるんです」
猫猫「例えばウナギには本来毒がありますが、血を抜いたり加熱することで食べられるようになります」
・・・きちんとした調理人さんの仕事がされたものじゃないと危険だよね！
猫猫「この海藻の場合は、石灰水に漬けることが必要だったはずです。 ここに用意したものは石灰水に漬けたものと、そうでないものです」
・・・へー、そうなんだ！
・・・いきなり食べるんかい！
壬氏＆高順＆馬閃「ギョッ！」
壬氏「何してる！」
猫猫「大丈夫です、多分」
壬氏「多分って何だ！」
猫猫「ご安心を。 ちゃんと嘔吐剤はここに」
壬氏「自信満々に言うな！ 高順！」
高順「はい！」
猫猫「ちょ」
壬氏「吐けー！」
・・・わらうー！
猫猫「オロロロロ」
・・・映像では見せられません！
猫猫（一夜漬けで無毒化できるかどうか、食べて検証するつもりだったのに）
・・・危険な実験だ！
猫猫「え～、気を取り直して」
猫猫「ここで問題なのですが、交易商人に海藻の塩漬けを持ってくるよう提案したのは誰でしょうか？」
猫猫「取り寄せたのが食べた当人であれば、ある意味自業自得ですが、でも、もしそうでないなら」
猫猫「食べる習慣のない地方から取り寄せれば、危険性が高いのは当たり前です」
壬氏＆馬閃「あっ」
高順「分かりました」
猫猫（ここにいる者達は賢い。 これ以上言う必要はないだろう。 取りあえずは一件落着かな）
猫猫（ん？）
猫猫（ンフフフ～）
・・・ペコちゃん化 猫猫！
壬氏「こら！」
猫猫「うぅ～」
・・・バレた！
高順「結局、犯人は倒れた役人の弟でした。 買い付け先を見つけたところで、自分が買ったと白状したそうです」
・・・意外にあっさり！
高順「動機は次男の自分がないがしろにされて、長男を邪魔に思ったからだそうです。 よくある話です」
・・・事故では無くて、悪意があったのかー！
猫猫「でも、そんな浅はかな理由で殺人を犯そうとした男が、どうやって海藻の毒を知ったんでしょう」
高順「酒場で、横に座った客から偶然教わったそうです」
・・・そんな事が、あるものなのか！
猫猫「偶然ねぇ」
・・・偶然じゃないよね、これ！
猫猫「結局、毒の残っている海藻は食べられなかったな～」
・・・食うなー！
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