風明「玉葉妃からの文?」
猫猫「ええ、直接お届けするようにと」


風明「阿多様は茶会に出ているのだけど」

・・・風明(フォンミン):日高のり子 - 阿多妃付きの侍女頭


猫猫「風明様に、お話ししたいことがあります」

・・・猫猫(マオマオ):悠木碧


風明「分かったわ」

・・・何の話しをするのかな!
 

 

アニメ 薬屋のひとりごと 

     第11話「二つを一つに」を 観ました。

 

 

薬屋のひとりごと 
「大陸の中央に位置するとある大国。
その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。」

 

オープニングテーマ「花になって」緑黄色社会

 

エンディングテーマ「アイコトバ」アイナ・ジ・エンド


薬屋のひとりごと 声優


猫猫(マオマオ):悠木碧 - 養父とともに花街で薬師をしていたが、人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた。

壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する宦官。

高順(ガオシュン):小西克幸 - 壬氏付の武官。

玉葉妃(ギョクヨウヒ):種﨑敦美 - 翡翠宮に住む皇帝の寵妃。

梨花妃(リファヒ):石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。

里樹妃(リーシュヒ):木野日菜 - 金剛宮に住む皇帝の妃、

阿多妃(アードゥオヒ):甲斐田裕子 - 皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった。

風明(フォンミン):日高のり子 - 阿多妃付きの侍女頭

紅娘(ホンニャン):豊口めぐみ - 玉葉妃の侍女頭。


梅梅(メイメイ):潘めぐみ - 最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫のひとり

白鈴(パイリン):小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長

女華(ジョカ):七海ひろき - 緑青館三姫の中では最年少

やり手婆:斉藤貴美子 - 緑青館をしきる老婆。

羅門(ルォメン):家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠でもある。

李白(リハク):赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官。

小蘭(シャオラン):久野美咲 - 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官

やぶ医者/虞淵(グエン):かぬか光明

皇帝:遠藤大智 - 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。

馬閃(バセン):橘龍丸 - 高順の息子で壬氏の乳兄弟。

桜花(インファ):引坂理絵

貴園(グイエン):田中貴子

愛藍(アイラン):石井未紗

浩然(こうねん):後藤ヒロキ - 礼部に出仕する高級官僚

ナレーション:島本須美





薬と毒に絡んだ推理作品 アニメ 薬屋のひとりごと。


第11話「二つを一つに」
「後宮の書物によって、養父である羅門と、阿多妃とその息子の身に起こった過去のある事件を知った猫猫。
そこで阿多妃の侍女頭の風明を訪ねて皇子の死因を探ろうとするが、敬愛する阿多妃に生涯を捧げて仕える風明は、重大な秘密を抱えていた。
そんな彼女の思いを汲んだ猫猫は一計を案じる。」




猫猫(荷物が整理されている、ということはやっぱり)


風明「どうぞ」


風明「それで今日は一体どうしたの。 大掃除はもう十分よ」
猫猫「いつ引っ越されるのですか」
風明「察しがいいのね」
猫猫「大掃除は表向きの理由ですね。 新年の挨拶とともに新しい上級妃を迎えるために阿多妃(アードゥオヒ)は この宮を去らねばならない」


猫猫「阿多妃は、もう子を産めないのですね」


猫猫「出産時に何があったのですか」
風明「あなたには関係のない話じゃなくて」

・・・猫猫が、いきなり踏み込んだ話しを始めたので、風明さんの反応は、普通こうなるよね!


猫猫「関係ない話ではないです。 出産の場にいたのは私の父なので」

・・・羅門(ルォメン)さんが、後宮勤めの医官であったというのは驚きだよね!


風明「!」

・・・風明さんに、明らかに動揺が見えるな!


猫猫「不幸なのは、その頃東宮妃だった阿多妃(アードゥオヒ)の出産が、時の皇后の出産と時期が重なったことでしょうか」

・・・かなり核心に迫る内容のように感じます!


阿多妃「うっ、ううっ」

・・・阿多妃(アードゥオヒ):甲斐田裕子 - 皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった




風明「医官は、まだ戻ってこれないの」
侍女A「まだ皇后様の所に」

・・・出産タイミングが重なるという偶然も不幸だが、人手不足を極めているね!


風明「阿多様、阿多様、大丈夫です。 風明がお傍におります」


猫猫「皇后と天秤にかけた結果、阿多妃の出産は後回しにされた」

・・・うーん、医官が一人だけであれば、やむを得なかったのだろう!




風明「阿多様」


猫猫「その時ですね? 阿多妃が子宮を失ったのは」

・・・そんなこともあるのかー!


猫猫「その後、阿多妃の元に生まれた子は幼くして亡くなってしまった。 風明様は、責任を感じているのではないですか」


猫猫「当時出産後の体調が芳しくない阿多妃に代わって、赤子のお世話をしていたのはあなたのはずです」

・・・普通に考えれば、そうだろうね!


風明「何もかも知ってるのね。 阿多様を助けることもできなかった やぶの娘なのに」

・・・羅門(ルォメン)さんは、やぶ医者ではなく、明かな医官不足が原因だぞ!


猫猫「・・・」


猫猫「そうですね」


猫猫「赤子の死因は、この間の毒おしろい事件と同じだと思われていますが、それは違いますよね」



・・・風明(フォンミン)さんの顔が怖い!


猫猫「あなたの言う、そのやぶ医者は、おしろいを使うのを禁じてたはずです。 聡明なあなたが、それによって赤子を死なせることはない」


猫猫「本当の死因は、これです」


猫猫「花の中には毒のあるものも多い。 トリカブトやレンゲツツジのように。 その蜜にも毒性がある」


風明「知っているわ」


猫猫「でも、あなたは知らなかった」


猫猫「毒を含まない、ただの蜂蜜が」


猫猫「滋養にいいと与えていた薬が」


猫猫「赤子にとって毒になること」

・・・そうだったのかー!



・・・猫猫の推察どおりのようだ!


阿多妃「いつもすまない、風明」
風明「いいえ、阿多様はお体を休めて、早くお元気になってくださいませ」

・・・阿多妃(アードゥオヒ):甲斐田裕子






猫猫「そして阿多妃の子は息絶える。 死因は謎として」


猫猫「当時医官だった私の父・羅門は出産時の処置も含め、度重なる失態により後宮を追放されました」

・・・被害者は、医官の羅門(ルォメン)さんだよね!


猫猫「それから、あなたは偶然にも阿多妃の子の死因を知ることとなる」


猫猫「ある人物が、蜂蜜は赤子にとっては毒になると教えたんですね」

・・・あー、繋がったぞ!


猫猫「阿多妃(アードゥオヒ)だけには知られたくなかった。 自分が、唯一の子を殺した原因だと」


猫猫「だから、消そうと考えた」

・・・そういう事だったのかー!


猫猫「その人物こそが、里樹妃です」

・・・里樹妃(リーシュヒ)は、赤子の時に蜂蜜によって死んでいても可笑しくない状態になったと言っていたよね!



・・・この顔は、すべて ズバリと言い当てられたんだな!


猫猫「先帝の時代、里樹妃は年上の嫁である阿多妃に懐いていた。 阿多妃も、里樹妃のことを可愛がっていた」


猫猫「親元から離れた幼い娘と」


猫猫「もう子供を持つことのできない女性」


猫猫「一種の共依存が生まれていたのかもしれない」


猫猫「そのうちに、あなたは里樹妃から赤子の頃に蜂蜜を食べて死にかけたと知らされる」


猫猫「阿多妃にそれを聞かせないために、里樹妃を柘榴(ザクロ)宮から追い返すようになった」

・・・そこまで、猫猫は推測できるのか!


猫猫「やがて先帝が崩御して、里樹妃は追い返された理由も分からぬまま出家してしまう」




猫猫「風明様は、安堵されたでしょうね」


猫猫「しかし、二度と会うことはないと思われた里樹妃は、再び後宮に現れる」

・・・物凄い因果を感じるな!


猫猫「同じ上級妃として、阿多妃を追いやる立場として」


猫猫「図々しくも、その小娘は母親を求めるように何度も阿多妃に会いに来ようとする」


猫猫「子を産めない阿多妃の立場を守るため、そして蜂蜜の件を隠すために、あなたは里樹妃のスープに毒を入れた」

・・・そこまで推理してしまうと、今度は猫猫の身が危うくないかー!


風明「欲しいものは、何?」
猫猫「そんなものはありません」




風明「何でも、いいのよ」

・・・怖い、怖い、怖いよー!


猫猫「そんなの意味がないことを、ご自分で分かっているでしょう」





・・・凄い緊張感だ!


風明「はぁ」


風明「ねぇ、あなたは一番大切な人の、一番大切なものって分かる?」


風明「阿多様に初めてお会いした時から、この方以外に仕えるべき人はいないと感じていたわ」



風明「女でありながら、しっかりした意思を持ち、東宮と同じ目線で話せる。 阿多様を心から尊敬していた」

・・・それは理解できる!


風明「親の言う事を聞き、言われるがままに侍女になった私と比べて、どれほど衝撃を受けたことか」


風明「なのに私は、阿多様の一番大切なものを、この手で」


風明「奪ってしまったのよ! 阿多様が玉のように大切にしてきた赤子を! この手で」

・・・気持ちは分かるが事故のようにも感じる!


風明「あの時、阿多様は私達にこう言ったの」


阿多妃「皆が気に病む必要はない。 子供は七つになるまで分からないものだ」


阿多妃「少しの病気でコロリと死んでしまう。 子は天の命(めい)に従ったのだ」

・・・阿多妃(アードゥオヒ)が立派な人物だというのが理解できる発言だね!


阿多妃「うう、ううっ」

・・・阿多妃(アードゥオヒ)が気の毒だ!


風明「阿多様が、毎夜泣き明かしていることを、私は知っていたのに」


風明「ああっ、ああっ!」



 

猫猫(この16年間、どのような思いで仕えていたのだろう)


猫猫(伴侶を持つこともなく、ひたすら阿多妃のために)

・・・確かに、凄い忠誠心だな!


猫猫(分からない。 私には。そこまで他人を大切に思える心がない)


猫猫(私の話を聞けば、壬氏様は風明を必ず捕まえる。 何があろうと極刑は逃れられない。 賢い彼女には全てが分かっているはずだ)

・・・阿多妃(アードゥオヒ)の子に対する内容は事故だとしても、里樹妃(リーシュヒ)に毒をもった件は許されないだろうね!


猫猫「私に提案があります」


 

猫猫「私にできるのは2つあった動機を、1つにすることだけです。 結果は変わりません。 それでもよろしければ受け入れてください」

・・・猫猫の提案の内容は!



・・・阿多妃(アードゥオヒ)は、柘榴宮に戻って来ていたのか!




猫猫「疲れた。 湯あみはできないし、せめて着替えるか」

・・・この回の真相が明白になる内容、本当に凄いな!


猫猫「もしものために、油紙を重ねて固定していたが必要なくてよかった」

・・・猫猫、一応防衛もしていたんだ!


猫猫「切られたら痛いからな」

・・・痛いじゃ済まないぞー!

 

 

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観に来てもろうて、ありがとあんした。

 

 

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