・・・貴重な瓶が!

 

 

アニメ 薬屋のひとりごと 

        第9話「自殺か他殺か」を 観ました。

 

 

薬屋のひとりごと 
「大陸の中央に位置するとある大国。
その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。」
 

オープニングテーマ「花になって」緑黄色社会

 

エンディングテーマ「アイコトバ」アイナ・ジ・エンド



薬屋のひとりごと 声優


猫猫(マオマオ):悠木碧 - 養父とともに花街で薬師をしていたが、人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた。

壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する宦官。

高順(ガオシュン):小西克幸 - 壬氏付の武官。

玉葉妃(ギョクヨウヒ):種﨑敦美 - 翡翠宮に住む皇帝の寵妃。

梨花妃(リファヒ):石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。

里樹妃(リーシュヒ):木野日菜 - 金剛宮に住む皇帝の妃、

阿多妃(アードゥオヒ):甲斐田裕子 - 皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった。

風明(フォンミン):日高のり子 - 阿多妃付きの侍女頭

紅娘(ホンニャン):豊口めぐみ - 玉葉妃の侍女頭。


梅梅(メイメイ):潘めぐみ - 最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫のひとり

白鈴(パイリン):小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長

女華(ジョカ):七海ひろき - 緑青館三姫の中では最年少

やり手婆:斉藤貴美子 - 緑青館をしきる老婆。

羅門(ルォメン):家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠でもある。

李白(リハク):赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官。

小蘭(シャオラン):久野美咲 - 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官

やぶ医者/虞淵(グエン):かぬか光明

皇帝:遠藤大智 - 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。

馬閃(バセン):橘龍丸 - 高順の息子で壬氏の乳兄弟。

桜花(インファ):引坂理絵

貴園(グイエン):田中貴子

愛藍(アイラン):石井未紗

浩然(こうねん):後藤ヒロキ - 礼部に出仕する高級官僚

ナレーション:島本須美





薬と毒に絡んだ推理作品 アニメ 薬屋のひとりごと。


第9話「自殺か他殺か」
「激務に追われる壬氏の元に、ある武官の訃報が届く。死因は仲間うちでの宴会で酒を飲みすぎたこと。
だが武官のことをよく知る壬氏は納得できず、酒による死について猫猫に尋ねる。
すると猫猫は、武官の食生活と深酒の理由を知り、酒が入っていた酒瓶から本当の死因を推理するのだった。
猫猫は人々の死に想いを馳せ、「私は毒殺にしてほしい」と訴える。

その真意とは?」

 

浩然「酒だ! 酒を持ってこい」
官僚A「随分と変わっちまって」

・・・浩然(こうねん):後藤ヒロキ - 礼部に出仕する高級官僚


官僚B「しかし、あの顔を見ていると酒がまずくなる」
官僚C「それは同感だ」
官僚たち「ははははは!」

・・・本人を前にして酷いことを言うな!




・・・何か白いものを酒瓶に入れているな!


浩然「ん」


浩然「悪いな」




高順「いつまで、いじけているのですか」
壬氏「いじけてない」
高順「仕事中だということを忘れないでください」
壬氏「分かってるよ」

・・・壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当

・・・高順(ガオシュン):小西克幸 - 壬氏付の武官


高順(はぁ、分かってない。 壬氏という人物は、そのような子供みたいな返事はしない。 壬氏という人物は、おもちゃに深く執着しない)


高順「新しい仕事です」
壬氏「うっ」


高順(あの日笑い転げる玉葉妃から、事の詳細を聞くのに苦労した)


壬氏&高順《勘違い?》


高順(身元引受の見返りとは、スターとの面会だったという。 娘に、そんな伝手(つて)があったとは。 そして主はどんな想像をしたことやら)


高順(はぁ、若いって恐ろしい)


高順(まぁ、でもあれだけ急いで仕事を終わらせて)

・・・デフォルメ壬氏さま!


高順(いざ会いに行ってみれば)

・・・嬉しそうな壬氏さま!


高順(知らぬ男と里帰りしているなんて、青天の霹靂には違いあるまい)

・・・青天の霹靂(へきれき) - 青く晴れた空に突然におこるかみなり。思いがけない突発的事変のたとえ



壬氏「ふぅ」
高順「もう少し、頭をひねればよいものを」


高順(多くの官僚は自分の利益につながる法案を通そうとする。 そんなくだらない法案のために仕事が増えるのは哀れに思う)


官僚D「壬氏様!!」
高順「もう時間外だ。 後にしてくれないか」
官僚D「いえ、仕事のことではなく、それが」


壬氏「浩然(こうねん)殿が!」


高順「壬氏様」
壬氏「行くぞ!」


玉葉妃「それは、大変なことね」

・・・玉葉妃(ギョクヨウヒ):種﨑敦美


猫猫(お偉いさんが死んじまいましたとさ。 冷たいようだが顔も名前も知らぬ人間に同情できるほど感傷深くない。 年齢は五十路を過ぎ死因といえば酒の飲み過ぎ。 完全に自業自得だ)

・・・猫猫(マオマオ):悠木碧


猫猫(この御仁が、わざわざ侍女頭を別の用事で外させたということは)
壬氏「薬屋。 本当に死因は酒だと思うか」


猫猫(やっぱり聞いてきた)


猫猫「酒好きの人間なら飲み過ぎは毒であると分かっているはずです。 慢性的に飲み続ければ臓腑を病ませ一、度に大量摂取すれば死に至る場合もあります」

・・・酒好き人間のすべてが、飲み過ぎは毒って本当に分かっているのか疑問だ!


壬氏「仲間内の宴席で、大量の酒をあおったと聞いている」
猫猫「それなら死にますね」


壬氏「だが、浩然殿は酒に強い。 飲み過ぎで死んだとは思えん」
猫猫「・・・」

・・・いやいや、酒に強くても飲む量や体調にも影響されると思うが!


猫猫《死んだ男の名は浩然(こうねん)。 酒を甕(かめ)ごと飲み干す豪快な武人で人柄も良かったという》

・・・いや、その割に周囲から疎まれていたように感じたが!


壬氏「宴席で飲まれていた酒の残りだ」


猫猫(おお~! 酒!)

・・・猫猫が、キラキラしている!



壬氏「浩然殿が飲んでいたものは、甕(かめ)がひっくり返って全部流れてしまった」
猫猫「ではその甕(かめ)に毒が入っていたら分かりませんね」
壬氏「その通りだ」


猫猫(しおらしい。 無茶なことを言っているのは承知の上か。 いつも通り無駄にキラキラしてればいいのに)

・・・今日の壬氏さまは、キラキラしていない!


猫猫(ここ最近の壬氏様は以前よりもずっと子供のように見えて仕方ない)


猫猫(ん? 甘さとしょっぱさが混在している。 元々甘みのある酒に、塩味を付けているような)

・・・しょっぱい酒って、嫌だな!


壬氏「どうした?」
猫猫「変わった お味ですね」


壬氏「ああ、甘いだろう? 浩然殿の好みなんだ。 大の甘党で、いくら上等の燻製肉や岩塩を用意しても手を付けない人だった。 昔は辛いもの好きだったがある日突然甘党になったと言っていた。 食事もほとんど甘味にするくらいに」

・・・ある日突然甘党になったって、ヘンじゃないか!


猫猫「糖尿になりますね」

・・・糖尿病は怖いぞ!


壬氏「思い出話を現実に戻すな」
猫猫「ふふ~ん」
壬氏「まだ飲む気か?」

・・・のんべぇ猫猫!


猫猫「(辛いもの好きが甘党にね) 宴の肴に塩は出ましたか」
壬氏「ああ、岩塩と月餅と干し肉が出たそうだ」

・・・岩塩が肴って、どんな世界だ!


壬氏「同じものを用意するか」
猫猫「いいえ、その前に飲み終わりますので」
壬氏「いや、そういう意味じゃ」


猫猫「浩然様の飲んでいた甕(かめ)は手に入りますか」
壬氏「割れて破片になっているが」
猫猫「構わないです」

・・・猫猫、グイグイ飲んでいる!


猫猫「ぷはっ」

・・・幸せそうな猫猫!


猫猫「それと、一つ調べてもらいたいことがあります」

・・・猫猫、真剣な顔になった!


ナレーション「翌日」

・・・ナレーション:島本須美


猫猫「失礼します」
高順「報告書です」
猫猫「ありがとうございます」


猫猫「やっぱり」


壬氏「酒瓶(かめ)だ」




猫猫「ペロッ」


壬氏「な、なめて平気なのか」

・・・もし、毒だったらと思うと怖いわ!


猫猫「これに毒はありません」




壬氏「塩か?」

・・・酒瓶に塩って、ヘンだな!


猫猫「そうです。 壬氏様言いましたよね。 浩然様はある日突然甘党になり、以来甘味しか口にしなかったと」
壬氏「ああ」


猫猫「しかし、酒瓶には乾いて粒が残るほどの、たくさんの塩が含まれていた」

・・・その塩の量って、不自然なくらいに多いな!


猫猫「塩は人体に不可欠なものですが、取り過ぎると毒になります」
壬氏「つまり死因は」


猫猫「飲んだ酒の量と溶け込んだ塩の量を考えれば、これが原因であってもおかしくはないでしょう」

・・・多量の塩を毒代わりに使ったんだな!


壬氏「いやだが、それだけ塩辛いものを飲んだら普通は味で」
猫猫「気付かなかったんです。 これを見てください」


猫猫「浩然様の生活習慣について書かれています。 それを読む限り、恐らく浩然様は塩味だけが分からなくなっていたかと」
壬氏「まさか」

・・・味覚障害を起こしていたのかー!


猫猫《浩然という男は真面目で有能な官僚で、ストイックな性格だったようだ》



・・・あー、上司からは好かれるが、周囲からは嫌われるタイプの人だね (同情はします)


猫猫《そして、随分前に妻と子を流行病で亡くした》

・・・食事に気を使ってくれる人もいなかったんだな!


猫猫《それからは仕事一筋。 唯一の楽しみが酒と甘いものだった》

・・・明らかな偏食で、体を壊しても おかしくないな!


猫猫「味覚がなくなる病があります。 原因は食の偏りやストレス。 真面目な人間ほど心を抑制し、その負荷は病へ変わってしまう」

・・・偏食とストレスかー!


壬氏「では、一体誰が酒瓶に塩を入れたのだ」


猫猫「それを調べるのは私の仕事ではありません。 ただ、昨日いただいた酒にも塩は含まれていました」


猫猫「甘口の酒が口に合わない人間が肴に出た塩を入れたか」


猫猫「あるいは、真面目な人間を毛嫌いする者は多いです」

・・・これ現実に、あるある!


猫猫「酒の席のちょっとした嫌がらせのつもりで、気に入らない人間の酒瓶にイタズラを仕掛けたのかも」

・・・嫌がらせが、嫌らしい!




猫猫「なのに相手が平気な顔で飲み続けるので、気付くまで加えてやろうと思うかもしれない」

・・・それ怖いわ!






壬氏「高順」
高順「はい、御意」



・・・面倒ごとの処理は、高順さまに行くね!


猫猫(卑怯だよなぁ。 ここまで、きっかけを与えたなら犯人を教えたも同然なのに。 私は誰かが罰せられる直接の原因になりたくない)

・・・それはあくまで、一薬屋の立場での推測を述べているだけなので卑怯と言えるかどうかは疑問だな!


壬氏「すまなかったな。 助かった」
猫猫「いえ(黒曜石の房飾り、喪に服しているのか)」


猫猫「そんなに立派な方だったのですか」
壬氏「ああ、小さい頃世話になった」

・・・壬氏さまは、浩然さまに随分と世話になっていたようだね!


猫猫(普通の青年のようだ。 この人も一応人間なんだな)

・・・亡くなった浩然さまは真面目で有能でストイックなタイプだったということであれば、惜しい人物だったと感じて当然だよね!


壬氏「そうだ! 礼だ」
猫猫「瓢箪?」

・・・猫猫がもっとも喜びそうな、お礼の品きた!


壬氏「ああ、昨日のものとは違うが」
猫猫「あっ、酒!」

・・・純米吟醸酒とかかな!


壬氏「ばれないように飲めよ」
猫猫「はい!」


猫猫「ありがとうございます!」


猫猫「ん? ひっ!」

・・・壬氏さま、近いです!


壬氏「ふふふ、感謝している顔に見えないが」
猫猫「そうでしょうか。 それよりも真面目に、お仕事なさってください」

・・・瓢箪を守ろうとする猫猫!



壬氏「・・・」
猫猫(この反応はさぼってるな)

・・・いや、前回の園遊会の玉葉妃へ毒が盛られた件で、壬氏さまは大変だったのだから!


猫猫「ため込まないうちに終わらせては?」
壬氏「真面目に仕事はしている」

・・・仕事は、たまり始めると加速して増える!


猫猫「どのような?」

・・・そこまで聞くんだ!


壬氏「ああ! そういえばこんな法案があったな。 年若い者が酒に溺れるのを防ぐために年齢制限をつけるべきだと」
猫猫「へっ?」


壬氏「酒は二十歳になるまで禁止せよ、と。 ふふっ」

・・・猫猫、お酒飲めなくなるじゃん!


猫猫「ええ~!」

・・・猫猫、17歳という設定だったよね!


猫猫「壬氏様!」


壬氏「ん?」
猫猫「それ、絶対に通さないでください!」

・・・泣きそうな猫猫!


壬氏「ふふっ」

・・・笑顔の壬氏さま!


猫猫「ううう」


壬氏「さぁ、私の一存では何もできない」
猫猫「じ、壬氏様!」

・・・ちょっと意地悪な壬氏さまでした!

 

 

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観に来てもろうて、ありがとあんした。

 

 

わんちゃんの好きなところは? ‐ 正直、あまり好きではない。

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