アニメ 薬屋のひとりごと 第8話「麦稈」を 観ました。

 

薬屋のひとりごと 
「大陸の中央に位置するとある大国。
その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。」

 

オープニングテーマ「花になって」緑黄色社会

 

エンディングテーマ「アイコトバ」アイナ・ジ・エンド




薬屋のひとりごと 声優


猫猫(マオマオ):悠木碧 - 養父とともに花街で薬師をしていたが、人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた。

壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する宦官。

高順(ガオシュン):小西克幸 - 壬氏付の武官。

玉葉妃(ギョクヨウヒ):種﨑敦美 - 翡翠宮に住む皇帝の寵妃。

梨花妃(リファヒ):石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。

里樹妃(リーシュヒ):木野日菜 - 金剛宮に住む皇帝の妃、

阿多妃(アードゥオヒ):甲斐田裕子 - 皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった。

紅娘(ホンニャン):豊口めぐみ - 玉葉妃の侍女頭。

梅梅(メイメイ):潘めぐみ - 最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫のひとり

白鈴(パイリン):小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長

女華(ジョカ):七海ひろき - 緑青館三姫の中では最年少

やり手婆:斉藤貴美子 - 緑青館をしきる老婆。

羅門(ルォメン):家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠でもある。

李白(リハク):赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官。

小蘭(シャオラン):久野美咲 - 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官

やぶ医者/虞淵(グエン):かぬか光明

皇帝:遠藤大智 - 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。

馬閃(バセン):橘龍丸 - 高順の息子で壬氏の乳兄弟。

桜花(インファ):引坂理絵

貴園(グイエン):田中貴子

愛藍(アイラン):石井未紗

ナレーション:島本須美





薬と毒に絡んだ推理作品 アニメ 薬屋のひとりごと。


第8話「麦稈」
「久しぶりに実家に泊まった翌日、猫猫は慌てた様子で薬師を呼びに来た禿に連れられて、ある娼館へ向かう。
そこには毒を飲んだ妓女と男が倒れていた。
行く先々で事件に遭遇する猫猫だが、手早い処置で二人を助け、羅門と共に治療にあたる。
二人が息を吹き返したので娼館を後にした猫猫だったが、妓女たちから聞いた話や心中の方法に違和感を覚え、真相を推理する。」

・・・麦稈(バッカン) - むぎわら


猫猫「帰ってきたんだ、ん~」

・・・猫猫(マオマオ):悠木碧


猫猫「ああ、ベタつく。 親父は」


猫猫「畑か」




猫猫「もう年も年だし、畑仕事はやめてもらいたいが、自分で育てた薬草で薬作るのが好きなんだよなぁ、親父」

・・・その拘りは理解できる!


猫猫「!」

 

・・・どした!



・・・ドンドン!



猫猫「壊れる」


禿「!」

・・・禿(かむろ):井上ほの花


猫猫「ん? 見ない顔だな。 よその禿か、親父なら」
禿「来て!」



・・・ダッシュ!


禿「小姐! 薬屋連れてきた!」
妓女B「早く!」


猫猫(このにおい)


妓女A「薬屋さん! 取りあえず吐かせたけど」
猫猫「っ!」

・・・気合注入!



猫猫「まだだ!」

・・・ポニテ化!


猫猫「男が息してない。 女の呼吸も浅い。 喉に嘔吐物が残ってないか確認する。 そっちを頼む」
妓女A「え、ええ」


猫猫(脈もない。 喉には詰まってない)




男性「ぐっ」
猫猫(唾液だけか)




妓女C「がっ!」
妓女A「水を持ってきて!」
猫猫「水は飲ませるな!」


猫猫「炭だ! 炭を用意しろ!」
妓女B「は、はい!




猫猫「朝から一体何なんだよ~、あ~風呂入りたい」

・・・猫猫、乙!


妓女A「ありがとう薬屋さん。 2人とも落ち着いたわ」
猫猫「あっ、そのままにしてくれ」
妓女A「吐いたものも?」


猫猫「毒が残ってるかもしれない」
妓女B「毒?」
妓女A「お茶の準備するわね」


猫猫「はぁ」

・・・正座、猫猫!


猫猫(倒れていたのは妓女とその客。 部屋には酒とタバコの臭いが充満していた。 酒瓶が2つ。 割れたガラスの器)


猫猫(これは、麦稈か?)


猫猫「(キセルにタバコの葉) 面倒くさいことをやらかすもんだ」


禿「これ、炭」
猫猫「ああ、あと木簡と書くものも」
禿「えっ?」

・・・炭を何に使うのかな!


 

猫猫「南の外壁の傍の畑に、うちの親父がいるはずだから、後で連れてきてくれ」
禿「分かった」






 

猫猫「遅かったな親父」
羅門「この子が足を気遣ってくれたんだ」
猫猫「炭は潰しておいた」
羅門「ああ、すぐに薬草に混ぜて飲ませよう」

・・・羅門(ルォメン):家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠


妓女A「飲める?」
妓女C「ん、あの人は?」
妓女A「無事よ。 薬も飲んだし」


羅門「処置の仕方は、まあまあかな」
猫猫「まあまあかい」

・・・褒めない養父さん!


猫猫《親父は一の情報から二も三も知ることができる人間だ》

・・・そうなんだ!


羅門「これは、何の毒だと思った?」


猫猫(来た!)

・・・いつも、養父さんに質問されるんだね!


猫猫《親父はたまにこうやって勉強させようとする》

・・・なるほど!


猫猫「タバコの葉は猛毒だ。 心中で使うならこれだと思う」


羅門「水は飲ませなかったようだね」
猫猫「飲んだら逆効果だろ?」
羅門「そうだね。 胃液が毒の吸収を抑えることもあるから、その場合は逆効果だろう」

・・・この場合に、水は逆効果なんだね!


羅門「でも、もしこれが最初から水に溶かしたものであったなら?」
猫猫「!」


猫猫(嘔吐物に葉が混じってない)


猫猫(見逃した。 まだ寝ぼけてんのかな? 水に溶かしたものであれば、薄めた方がいい場合もある。 よし覚えた)

・・・なるほど!


気前がよい婆「すまないねぇ」

・・・気前がよい婆:津田匠子


猫猫(客用の茶菓子を振る舞うとは、なかなか気前が良い)




 

・・・麦わらをストローに使うんだね!

 

猫猫(なるほど。 器に紅が移らないように使うのか)

 

気前がよい婆「ほんとに助かったよ。 これは心ばかりだが」


羅門「いやそ、んなにもらえない」
猫猫「親父。 今月やり手婆に家賃払えるのか」
羅門「では」
猫猫(全く、この親父は)

・・・お養父さんは、猫猫がいない間、よく生活出来ていたなぁ!


猫猫(今回のは花街では珍しくもない心中だろう。 身請けできない男と年季の明けない女が揃えば、そんなことばかり思い付くのだ)

・・・珍しくない話しなのか!


猫猫(しかし、あの男身なりは随分上等だった。 顔立ちも甘く金にも女にも困りそうにない。偏見で考えると怒られそうだが)


猫猫(妓女との未来を憂いて、毒を飲むようには見えなかった)

・・・名探偵 猫猫の推理中!




猫猫「ちょっと様子を見てくる」


猫猫(男の方が容体が重かったな、ん?)





・・・えっ!


猫猫「何やってる!」



・・・禿(かむろ)が、なぜ!


禿「邪魔しないで! こんな奴、死んだ方がいいんだ!」





・・・頭突き!


猫猫「っ」


禿「あーん! あーん!」


妓女A「あんた達何してるの!」




妓女A「薬屋さん。ちょっと、お話いいかしら?」




妓女A「彼は元々問題の多い客だったの。 妓女に甘い言葉をかけて、身請けをほのめかしては飽きたら捨てるを繰り返す」

・・・酷い奴だな!


妓女A「恨みばかり買って、逆上した女に刺されそうになったり」


妓女A「毒を盛られたこともあったわ」


妓女A「けど豪商の父親に甘やかされて、事あるごとに金で解決してた。 最近では親に頼んで、娼館まで護衛をつけて来ていたわ」

・・・凄いな!


妓女A「この子の姉もあの男に捨てられたの。 これからは一緒に暮らせるって喜んでいたのに、身請けの当日に急に白紙にされて。 だから許せなかったんだと思う。 今回一緒に毒を飲んだ子にも懐いていたから」


猫猫「だから目をつむれと? そんな客なら出入り禁止にすればいいものを」
妓女A「入れ込んだのはあの子の方なの」
猫猫「それで心中騒ぎとなれば娼館としては頭が痛い話ですね」


猫猫(やけに手厚かったのは、豪商の息子を自分の店で死なせずに済んだからか)

・・・なるほど!


猫猫(そして、それが逆に理不尽に感じられたのだろう)


猫猫「はぁ、分かりました」


猫猫(今日は、たまたま私が家に帰っていたが、いつも買い物をしている子なら親父のいない時間くらい知っていたかもしれない)


猫猫(普通なら医者を呼ぶ状況で、わざわざ不在の薬屋を呼びに来たとすれば、あの禿 小さい割に恐ろしい)

・・・なるほど!


羅門「せっかく帰ってきたというのに難だったねぇ」
猫猫「親父、さっきの見せて」
羅門「ん?」


猫猫「うん、ちゃんと入ってる (案の定口止め料まで)」

・・・はずんで、くれていた!


猫猫(でも、何だか引っかかる)


猫猫(話からして男は、かなりしたたかだ)


猫猫(そんな男が惚れた腫れたで心中など起こすものだろうか?)

・・・確かに、考えにくいな!


猫猫「ならば無理心中か? いや毒を盛られたことのある男が、そう簡単に」

・・・無理心中というのも不自然だね!


羅門「猫猫。 臆測で物を言っちゃいけないよ」
猫猫「あ」


猫猫「親父はもう、真相に気付いているんだろ?」
羅門「・・・」

・・・これって、いったい どういう事件なんだろう!


猫猫(思い出そう。 現場に何があったか。 見逃したものはないか)


猫猫(タバコの葉は猛毒だ。 心中で使うならこれだと思う)


羅門《もしこれが、最初から水に溶かしたものであったなら?》
妓女A《入れ込んだのは、あの子の方なの》
禿《こんな奴死んだ方がいいんだ!》


妓女A《今回一緒に毒を飲んだ子にも懐いていたから》
猫猫《なるほど。 器に紅が移らないように使うのか》
猫猫「!」

 

 


猫猫(これは心中じゃない。 殺人だ)

・・・じゃあ、誰が男と妓女の二人を狙ったのだろう、禿(かむろ)かな!



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観に来てもろうて、ありがとあんした。

 

 

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