梨花妃付き女官A「こんな下賤な食べ物を梨花様に食べさせる気?」


梨花妃付き女官B「もっと豪華な食事じゃなきゃ、梨花様のお口に合わないわよねぇ?」


梨花妃付き女官A「こんなもの梨花様にお見せすることすらはばかりますわ」
梨花妃付き女官B「梨花様のお口に合うと思っているのかしら?」

・・・貴重な食事が!


猫猫(あ~あ、面倒くさい。 できれば水晶宮になんて、来たくなかったんだけどなぁ)

・・・猫猫(マオマオ):悠木碧
 

アニメ 薬屋のひとりごと 第4話「恫喝」を 観ました。

 

 

薬屋のひとりごと 
「大陸の中央に位置するとある大国。
その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。」

 

オープニングテーマ「花になって」緑黄色社会

 

エンディングテーマ「アイコトバ」アイナ・ジ・エンド



薬屋のひとりごと 声優


猫猫(マオマオ):悠木碧 - 養父とともに花街で薬師をしていたが、人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた。

壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する宦官。

高順(ガオシュン):小西克幸 - 壬氏付の武官。

玉葉妃(ギョクヨウヒ):種﨑敦美 - 翡翠宮に住む皇帝の寵妃。

梨花妃(リファヒ):石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。

里樹妃(リーシュヒ):木野日菜 - 金剛宮に住む皇帝の妃、

阿多妃(アードゥオヒ):甲斐田裕子 - 皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった。

紅娘(ホンニャン):豊口めぐみ - 玉葉妃の侍女頭。

梅梅(メイメイ):潘めぐみ - 最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫のひとり

白鈴(パイリン):小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長

女華(ジョカ):七海ひろき - 緑青館三姫の中では最年少

やり手婆:斉藤貴美子 - 緑青館をしきる老婆。

羅門(ルォメン):家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠でもある。

李白(リハク):赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官。

小蘭(シャオラン):久野美咲 - 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官

やぶ医者/虞淵(グエン):かぬか光明

皇帝:遠藤大智 - 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。

馬閃(バセン):橘龍丸 - 高順の息子で壬氏の乳兄弟。

ナレーション:島本須美

桜花(インファ):引坂理絵
貴園(グイエン):田中貴子
愛藍(アイラン):石井未紗



薬と毒に絡んだ推理作品 アニメ 薬屋のひとりごと。


第4話「恫喝」
「猫猫は帝の御子の連続死の謎を解決したのだが、その後も梨花妃は容体がすぐれないままだった。
ある日、妃を治療せよと皇帝に命じられた猫猫。
しかし妃のために用意した食事を与えようとするも侍女たちに邪魔されてしまい、妃はどんどん衰弱していく。
そんな折、猫猫は壬氏の助けによって梨花妃に近づく機会を得たが、禁止されたはずの“おしろい”がなぜか使われていた。」
 

猫猫《それは翡翠宮に皇帝が訪れた夜のこと》






猫猫「毒はございません。 それでは失礼いたします」
皇帝「待て」

・・・皇帝:遠藤大智


猫猫(帝に、初めて声をかけられてしまった)
皇帝「噂の薬師殿に頼みたいことがある」
猫猫「(噂? 嫌な予感がする) はっ」

・・・猫猫(マオマオ)に皇帝から頼みって!


皇帝「梨花妃の容体が悪い。 しばらく診てくれないか」

・・・梨花妃(リファヒ):石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。


皇帝「(「診てくれ」。 それはつまり「治せ」と同義だ。 帝の言葉は天上の言葉。 断ったりしたら首が飛びかねない) 御意」

・・・これは確かに命令だよな!


猫猫(それにしても、他の妃の前で言う話でもないのに。 帝はやはりつくづく「帝」という生き物なのだ)

・・・玉葉妃(ギョクヨウヒ)が いるよね!


猫猫(しかし帝の勅命で来た人間に、この扱いとは。 梨花様の侍女にとっちゃ、玉葉様に仕えている私のことが、よっぽど気に入らないんだろうな)

・・・梨花妃のことを思えば、猫猫に従うべきだと思うが!


梨花妃付き女官A「掃除が終わったらさっさと出ていってちょうだい!」
猫猫「ぴょ~ん。ぴょん。 仕方ない。 もう一度作り直すか」


小蘭「猫猫、水晶宮にいるの?」
猫猫「うん、梨花様の容体を診に」
小蘭「そっか~、梨花様の具合まだ良くならないんだね」

・・・小蘭(シャオラン):久野美咲


猫猫「おしろいの毒も まだ体に残っているんだろう」
小蘭「毒のおしろいか、あれから使用禁止になったんだって。 後宮に残っていたものは宦官が全部回収したらしいよ」
猫猫「そっか、よかった」


小蘭「だけど、帝から頼まれ事をされるなんて猫猫ってすごいよね。 びっくりしちゃった」
猫猫(こんな小娘に頼むなんて、よっぽど後宮医官が頼りないんだろう)


小蘭「猫猫 この後厨房だよね?」
猫猫「うん」
小蘭「お料理、頑張ってね~」
猫猫「ありがと」


猫猫《梨花様を診るにあたり始めたのが食生活の改善だった》

・・・そこ大事だね!


猫猫「(まず体に残った毒を排出する。 そのためには繊維質の豊富な粥に、利尿作用のあるお茶がいいだろう) これはダメ。 こっちもダメで」


猫猫「あと、これとそれとこっちと。 あっ、そっちもダメで」

・・・丁寧に仕事をしている!


梨花妃付き女官A「いいかげんにしなさいよ。 ここは、下賤の者が出入りするような場所じゃないのよ」

・・・皇帝の命令だぞ!




猫猫「ぴょ~んぴょん。 先は長そうだな」

・・・こう抵抗されては、やっていられない!


猫猫(それじゃ、あ今度は)


猫猫「これとそれと、あれとこれと」

・・・粘り強いな!




梨花妃付き女官A「何度言ったら分かるの!」
猫猫「しかし、まずは消化のしやすいものを食べさせて」


梨花妃付き女官A「そんな貧しいものよりも、まず病人には十分な栄養が必要に決まっているでしょう」

・・・アホだ!


猫猫(あれがいつもの食事か。 確かに栄養は豊富だが、胃腸の衰えた病人には重過ぎる。 ちょっと考えれば分かるだろうに。 誰も止めないのか)

・・・困ったものだね!


梨花妃付き女官A「梨花様 食事をお持ちいたしました。 梨花様のお好きなものを選びましたので、少しでも召し上がってください」

・・・梨花妃、随分と やつれている!


梨花妃「げほげほっ!」
梨花妃付き女官A「梨花様!?」
梨花妃付き女官B「大変どうしましょう!」
梨花妃付き女官C「早く水を!」

・・・そりゃ、喉にもつかえるぞ!


梨花妃付き女官A「あなたみたいな下賤な者がいるから」
梨花妃付き女官B「部屋の空気が悪いんだわ!」
梨花妃付き女官C「早く出ていって!」

・・・言っていることが無茶苦茶だ!


猫猫「ぴょ~んぴょん。 はぁ、このままじゃ近づくことさえできやしない。 はてさて、どうしたもんか」

・・・うーん、皇帝の命令だという事では駄目なのだろうか!






猫猫「せめて触診だけでも」
梨花妃付き女官A「必要ないわ。 あなたのせいで、これ以上悪くなったらどうするのよ!」

・・・自分たちが悪いと微塵にも思っていないようだ!


猫猫(あのままだと衰弱死は確実だ。 食事をしないと人は死ぬ。 我が子を失ってから、生きる気力をなくしているんだろう)

・・・そうだろうな!


猫猫(帝の勅命に背いた罪で、首と胴がさよならするまで何日あることやら)
壬氏「何か、お困りのようだな」
猫猫「ん?」


猫猫「うっ、そのように見えますか」
壬氏「そのように見えるが?」
猫猫「ヘッ」

・・・壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する宦官。


梨花妃付き女官A「壬氏様?」
梨花妃付き女官B「何なの、あの女!」
梨花妃付き女官CC「壬氏様と、どうして?」

・・・ヒーローは遅れた頃にやって来る!


猫猫「いらぬ誤解を、ん? うっ」




壬氏「取りあえず中に入ろうか」


猫猫(ひっ! ううっ!)

・・・猫猫(マオマオ)は壬氏さまが苦手なのだ!


梨花妃付き女官たち「壬氏様!」


壬氏「帝の計らいを無下にするのは、美しき才女達には似合いませんよ」

・・・出た、得意のキラキラ!


梨花妃付き女官A「まぁそんな。 無下になんて」
梨花妃付き女官B「そうですわ。 私達はそんな」

・・・女官たちは、壬氏さまのキラキラに弱い!


猫猫「女ってのは恐ろしいな。 ふぅ」

・・・嫌らしいよね!




壬氏「ほれ、行け」
猫猫「・・・」

・・・「ほれ、いけ」に笑う、動物扱い!


猫猫(食べようとする意思はある)


梨花妃「げほげほっ!」
猫猫(だが思った以上に衰弱が激しい。 重湯に替えればいけるか、えっ?)

・・・どした!


猫猫「失礼いたします。 前と同じ肌色」

・・・あっ、白粉!






猫猫「妃に化粧をしているのは、お前か?」
梨花妃付き女官A「ええ、そうよ」


梨花妃付き女官A「梨花様には美しくあってほしいもの。 それが侍女の務めですからね」
梨花妃付き女官B「全部梨花様のためよ。 当たり前でしょ」

・・・馬鹿だ!


猫猫「そうか」

・・・あー、ターニャになった(幼女戦記:参照)!

 

 



・・・流石の猫猫も怒るよね!


梨花妃付き女官A「何すんのよ!」」
猫猫「あ、馬鹿に折檻するだけだよ」

・・・猫猫の張り手が炸裂していた!


梨花妃付き女官A「あぁ、痛い! やめて、痛いって!」



・・・禁止された白粉を持っていたな!


梨花妃付き女官A「うっ、げほげほっ!」


猫猫「そのうち全身に毒が回るだろう。 よかったな。 これでお前も綺麗になれるぞ」


猫猫「お慕いする梨花様と同じだ。 血の気の失せた肌と落ちくぼんだ眼窩と、食事も取れないような体」


猫猫「何でこれが禁止されたか、分かってんのか!」


梨花妃付き女官A「あ、だ、だって梨花様が喜ぶと思って」


猫猫「毒だっつってんだろうが」

・・・悠木碧ちゃんの演技の凄み!


猫猫「何も考えていない自分が一番正しいと思って」

・・・自己満足の極み!


猫猫「誰が自分のガキ殺した毒を喜ぶんだよ!」

・・・まったくだ!


梨花妃付き女官A「うう、ううっ」

・・・困ったものだな!


猫猫「さっさと口をゆすいで、顔も洗ってこい。 おい!このままだと病人に障るだろ。 この床もさっさと掃除しろ!」
梨花妃付き女官B「は、はい!」


猫猫「はぁ」
壬氏「ほぉ~、女とは本当に恐ろしいな」

・・・壬氏さまの言う通りで、怖いわ!


猫猫「あっ」


猫猫(やってしまった)

・・・これは仕方が無いよ!


猫猫《梨花様の容体は思った以上に悪かった。 雑穀の粥を重湯に作り直し、無理やり口を開けて流し込み、ゆっくり嚥下させるのを繰り返す》

・・・丁寧な看病だね!


猫猫《無礼など、今更言ったところで何も始まらない》


猫猫《換気を行うと、香が薄れ 病人特有のにおいがした》

・・・換気は大事!


猫猫「あの無能どもは主人の体も、まともに拭けないのか。 あれでよく侍女が務まるな。 香をたくことができるなら、その前にもっとやることがあるだろう」


梨花妃付き女官B「ひっ!」


猫猫「おい。湯桶と布の準備」
梨花妃付き女官B「は、はい」


猫猫「お前達も、手伝え」
梨花妃付き女官B「はい!」

 

 

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観に来てもろうて、ありがとあんした。

 

 

こどもの頃、夢中になった本は? - 太閤記。

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