羅門「猫猫」
猫猫「ん？」
・・・猫猫（マオマオ）：悠木碧
羅門「緑青館に薬を届けてくれないか？」
猫猫「うん、分かった親父」
羅門「最近、女狩りが多いから気を付けて行くんだよ」
猫猫「大丈夫だって。 帰りに畑寄ってくるよ」
・・・ぶっそうだな！
羅門「ああ、よろしく」
・・・羅門（ルォメン）：家中宏 - 猫猫の養父であり薬の師匠
アニメ 薬屋のひとりごと
第1話「猫猫」を 観ました。
薬屋のひとりごと
「大陸の中央に位置するとある大国。
その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。」
オープニングテーマ「花になって」緑黄色社会
エンディングテーマ「アイコトバ」アイナ・ジ・エンド
薬屋のひとりごと 声優
猫猫（マオマオ）：悠木碧 - 養父とともに花街で薬師をしていたが、人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた。
壬氏（ジンシ）：大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する宦官。
高順（ガオシュン）：小西克幸 - 壬氏付の武官。
玉葉妃（ギョクヨウヒ）：種﨑敦美 - 翡翠宮に住む皇帝の寵妃。
梨花妃（リファヒ）：石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。
里樹妃（リーシュヒ）：木野日菜
阿多妃（アードゥオヒ）：甲斐田裕子
梅梅（メイメイ）：潘めぐみ - 最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫のひとり
白鈴（パイリン）：小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長
女華（ジョカ）：七海ひろき - 緑青館三姫の中では最年少
やり手婆：斉藤貴美子 - 緑青館をしきる老婆。
羅門（ルォメン）：家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠でもある。
李白（リハク）：赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官。
小蘭（シャオラン）：久野美咲 - 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官
やぶ医者/虞淵（グエン）：かぬか光明
皇帝:遠藤大智 - 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。
桜花（インファ）：引坂理絵
貴園（グイエン）：田中貴子
愛藍（アイラン）：石井未紗
ナレーション：島本須美
薬と毒に絡んだ推理作品 アニメ 薬屋のひとりごと。
第1話「猫猫」
「花街で薬屋を営む猫猫は、人さらいにかどわかされて後宮に売られ、下女として働くことになった。
ある日、“帝の御子の連続死は「呪い」のせい”という噂を聞く。
呪いの正体を推理した猫猫が妃たちが暮らす宮へ行くと、上級妃の二人が言い争う声が聞こえてきた。
好奇心と知識欲が旺盛で「薬」「毒」と聞くと気持ちが昂る猫猫は、動き始める。」
猫猫「いってきまーす」
やり手婆「ふ～ん、これっぽっちかい」
客A「全財産だ！ 頼むよ～」
やり手婆「フゥ～」
客A「おお～！」
・・・やり手婆：斉藤貴美子 - 緑青館をしきる老婆。
やり手婆「これじゃ、お話にならないね」
・・・白鈴（パイリン）：小清水亜美
客A「あれが緑青館の誇る三姫の１人、売れっ子の白鈴か！」
やり手婆「タダで見んじゃないよ！
猫猫「う～ん、治りが悪いな。 配合を変えてみよう」
・・・自分の腕を使って、薬を試しているのかー！
白鈴「あら、猫猫」
猫猫「ん？ 白鈴姐ちゃん」
白鈴「って！ また傷、増えてるじゃないの」
・・・白鈴（パイリン）：小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長
猫猫「あ～、いつもの薬の実験だよ。 うわっ！」
白鈴「ちゃんとご飯食べてる？」
猫猫「姐ちゃんは相変わらず、ご立派なことで」
やり手婆「猫猫！ また実験とか言って、部屋を爆発させたりしちゃ承知しないよ」
・・・まるで、エジソンだな！
やり手婆「それとも、うちで妓女として働くかい？」
・・・妓女（ぎじょ） - 中国における遊女もしくは芸妓のこと。歌や舞、数々の技芸で人々を喜ばせ、時には宴席の接待を取り持つこともあった。
猫猫「げっ！」
猫猫「ばあちゃん！ 薬置いとくよ」
やり手婆「じじいによろしくな」
妓女A「猫猫の声がしたけど」
妓女B「あれ、猫猫は？」
白鈴「行っちゃった～」
・・・猫猫（マオマオ）、人気者なんだね！
猫猫（やり手婆め、隙あらば妓女になれって言ってくる）
猫猫「おお～！」
・・・名は体を表す！
猫猫「ぐふふ～おお～」
・・・薬草なのかな！
猫猫「ふふふ～」
男たち「へっへっへ」
・・・ありゃー！
猫猫（まさか、人さらい？）
猫猫「わっ！」
・・・拉致誘拐だー！
猫猫「あ～あ、親父 心配するだろうな」
梨花妃「うう、うう～！」
・・・梨花妃（リファヒ）：石川由依
やぶ医者「東宮のご誕生です！ 梨花様、おめでとうございます」
・・・やぶ医者/虞淵（グエン）：かぬか光明
紅娘「無事に、お生まれになったそうです」
玉葉妃「そう、よかった」
・・・紅娘（ホンニャン）:豊口めぐみ - 玉葉妃の侍女頭。
・・・玉葉妃（ギョクヨウヒ）：種﨑敦美
・・・こちらが梨花妃（リファヒ）と 生まれたばかりの男の子だね！
猫猫「露店の串焼きが食べたいなぁ。 親父ちゃんと飯食ってんだろうか」
猫猫（はた迷惑にも売り飛ばされたか、身代わりにされたのか知らないが、あれからもう３か月）
・・・治安が酷いな！
猫猫（御殿も花街も大して変わらないな。 できれば後宮なんて一生関わりたくなかったが）
・・・後宮（こうきゅう）- 中国で後宮とは、宮廷内で天子が家庭生活を営む場所であり、また皇后以下、妃嬪、未成年皇族（幼い皇子と未婚皇女）が暮らす場所でもあった。
猫猫「はぁ、まぁ来てしまったものは仕方ない。 せっかく薬師として、それなりの生活をしてたのに」
猫猫《後宮は帝の子を成すための女の園だ。 男子の立ち入りは一切禁止。 入れるのは国で最も高貴な方とその血縁。 あとは大切なものを失った男性である宦官だけ》
猫猫《妃、女官合わせて2000人。宦官1000人の大所帯だ》
猫猫《上級妃や中級妃、下級妃と違って、私達のような使いっ走りの下女はいつ命をなくしてもおかしくない》
猫猫（次は、ひきこもりの下級妃様か。 まぁ、お給金が出てるだけまだマシか）
小蘭「ねぇ猫猫！ この札どこの部屋か分かる？」
・・・小蘭（シャオラン）：久野美咲
猫猫「ああ、これは「藤の九」だから、あそこだよ」
小蘭「ありがとう！」
猫猫（女官の中には字が読めない者も多い。 後宮に勤める以上、最低限の礼儀はたたき込まれるが文字の読み書きになれば話は別だ）
猫猫（文字が読めてお給金が上がったとしても、結局人さらいに間引かれる金額が増えるだけ）
猫猫（そんな下女でも、ごく稀に下級妃になることがある。 要は）
猫猫（見た目だ）
猫猫（ソバカス）
・・・後に、お話しに出てくるが、このソバカス じつは・・・なんだよね！
猫猫（絶壁。 肉なし体形）
猫猫（私には関係ない話だな。 ケッ！）
・・・猫猫（マオマオ）には、優れた頭脳があるよね！
猫猫（悪目立ちして、命の危険が増えるくらいなら今のままがいい。 おとなしく働いていれば2年で出れる）
猫猫「酒飲みてぇ～」
・・・おい！
小蘭「ねぇねぇ聞いた？ 中央にものすご～く綺麗な宦官がいるんだって。 ここんとこ、みんなその話で持ち切りなんだよ」
猫猫「へぇ～」
・・・小蘭（シャオラン）：久野美咲 - 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官
小蘭「そんなに美形なら一度は見てみたいよね。 そう思わない？」
猫猫「宦官ねぇ」
・・・梨花妃（リファヒ）：石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。
高順「随分とお痩せになって」
壬氏「ああ」
・・・壬氏（ジンシ）：大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する宦官。
・・・高順（ガオシュン）：小西克幸 - 壬氏付の武官。
壬氏「申し訳ないのですが、医官は今 東宮の処置にかかりきりでして」
玉葉妃「そうですか」
・・・玉葉妃（ギョクヨウヒ）：種﨑敦美
女官A「まだ３か月と半年だっけ？」
女官B「そうそう。 東宮と鈴麗公主の お二人ともよ」
小蘭「や、やっぱり呪いなのかな？」
・・・亀は のろい！
猫猫「何の話？」
小蘭「猫猫知らないの？ 今、後宮内はこの噂で持ち切りなんだよ！ 後宮で生まれるお世継ぎの連続死！」
小蘭「今までの帝の御子が、３人とも生まれてからだんだん弱って亡くなったんだって。 おかしいと思わない？」
猫猫「３人とも？」
小蘭「今回も似たような感じみたい」
・・・それは不可思議だね！
猫猫「具合が悪いってこと？」
小蘭「そう！ そして今度は玉葉様の所にも、梨花様の所にもお医者様が入っていったんだって！」
猫猫「ふ～ん」
小蘭「今の帝には皇后がいないから、東宮が生まれた梨花様が皇后になるんだよね？」
猫猫「まぁ当然だろう。 帝に皇后がいない今東宮を持つ妃、梨花妃は後宮のトップと言えるだろう」
小蘭「だけど帝の寵愛は玉葉様に傾いているって噂なの。 そのへんのことも呪いと関係あるかもしれないって」
猫猫「権力争いか」
小蘭「梨花様の方が容体は重いのかな？ お医者様が付きっきりらしいよ」
猫猫「梨花様ご自身も？」
小蘭「うん。 母子ともに頭痛とか腹痛とか吐き気もあるって聞いたな」
猫猫「頭痛、腹痛、吐き気」
・・・猫猫（マオマオ）には心当たりがありそうだね！
小蘭「やっぱり絶対、呪いだよ～！」
猫猫「呪いだなんてくだらない」
小蘭「え～」
猫猫「頭痛に腹痛に吐き気。 考えられるのは毒殺か、いや皇位争いなら公主が狙われる理由はない。 毒を盛られた可能性は少ないだろう」
猫猫「疑うとすれば病気か、もしかして血筋だろうか？ たかが噂話に何を真剣になってるんだ。 こんなの、はただの臆測に過ぎない」
猫猫「過ぎないが、ちぃとばかし行ってみるか。 そそそ」
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観に来てもろうて、ありがとあんした。
あなたの一番大切な人は？ - 妻と息子と娘。 それから、妹。
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