荒川弘「はい、どうも荒川です。 マンガ家として活動している荒川です。 マンガ家として活動している女でございます。 読者の皆様からお手紙をいただくこともありまして、そのひとつをご紹介しますよ」


荒川弘「自画像が牛なので、男性の作者かと思ってました」

・・・実は、荒川弘さんは女流作家さんなんですよね!


荒川弘「ホルスタイン、イコール乳牛、イコールほぼメスというイメージだったんで」


荒川弘「カルチャーショック!」
荒川弘〈農家の常識は社会の非常識だった〉
 

アニメ 百姓貴族 第9話「牛社会」 を 観ました。

 

 

百姓貴族 
「「農家の常識は社会の非常識」
マンガ家になるまでの七年間、北海道で実家の酪農・畑作業に従事していた荒川弘。
年中無休で働き、牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄されるというハードな日常を送っていた……。
日本の酪農・農業の苦しい現実を捉えつつも、汗水垂らして働く大人(時々コドモ)の、笑いたっぷり、パワーもたっぷりなカッコ良い生き様に刮目せよ!!」
 

エンディングテーマ 「シアン・イノセンス」FRAM


荒川弘:田村睦心
イシイさん:本多真梨子 - 本作を担当する女性編集者
親父殿:千葉繁
おかん:くじら


荒川弘原作 農業5分間アニメ作品 百姓貴族。


第9話「牛社会」
「日本の食糧倉庫「北海道」で人々を飢えから救うべく、日々泥にまみれて働くマンガ描きがいた!
その者の名は、農民・荒川!!
牛社会は人間社会と似ていて世知辛い!
今回は皆さんに、荒川農園の牛の一日のスケジュールと、「牛社会」についてお話しします。」
 

イシイさん「いやー、しかし牛たちってのんびりまったり暮らしていて気持ちよさそうですねー」
荒川弘「そう見えますが、牛社会も人間社会と似たような問題を抱えてるんすよ」
イシイさん「似たような問題?」


荒川弘「いじめです」


イシイさん「そんな世知辛い問題が!」
荒川弘「限られたスペースで集団生活をすれば、人間も牛もトラブルが発生する」


荒川弘「そこでフリーストール牛舎における牛のいじめを紹介しよう」


荒川弘「フリーストール牛舎とは牛を首輪でつながず、牛が自由に歩き回れるスペースを持った牛舎のことである」


荒川弘「ここに市場で飼われてきた新顔の牛が加わると」


荒川弘「元からいた気の強い牛が、いじめにくることがあるのだ」

・・・なんか来た!


荒川弘「回転ブラシでかゆい所をブラッシングしているとき」


荒川弘「いじめっこの牛に追い払われてしまう」

・・・嫌らしい奴だな!


荒川弘「水飲み場で水を飲もうとすれば」


荒川弘「いじめっこの牛に邪魔をされる」
イシイさん「自由に歩き回れても逃げ場がないですねぇ」

・・・可哀そう!


イシイさん「広ーい放牧場だったらストレスがなくて、いじめをする気にもならないのではー?」


荒川弘「それが放牧場の中でも、わざわざいじめられっこの牛をどつきに行くやつがいるんですよねー」

・・・無慈悲だなや!


荒川弘「というわけで皮肉なことではあるが、自由に動けないつなぎ飼い牛舎のほうがいじめに遭わずにホッとできる牛がいるのだ。昼は放牧、夜はつなぎ飼いという組み合わせが牛にとっては一番ストレスがかからないらしい」


荒川弘「それでは荒川農園の牛たちがどんな1日を過ごすのか、そのスケジュールを見ていこう」


《5時!》
荒川弘「1回目の搾乳、そして牛たちの朝飯」


《9時!》
荒川弘「牛をつなぐ道具、スタンチョンを外して放牧。12時ごろまで運動」


《13時!》
荒川弘「放牧場から戻り昼飯。スタンチョンにつなぐ」


《15時!》
荒川弘「おやつ。 牧草を発酵させて保存したロールサイレージを与える」


《17時!》
荒川弘「2回目の搾乳。そのあと夕飯。ここでは乾草を与える」


荒川弘「《牛の一日、終了!》


イシイさん「つなぎ飼いだと、牛の寝床は個々で決まってるんですかー?」
荒川弘「しつけをしたら自分の寝床を覚えて勝手にスタンチョンに入ってくれるんですよ」


イシイさん「この長ーい牛舎の決められた場所に間違わず戻ってこれるなんて。牛たちは頭いいんですねー。牛のいじめもなくなって」
荒川弘「つなぎ飼いでもいじめあります」
イシイさん「まだあった!」


荒川弘「隣の牛の水を飲ませなかったり、隣の牛の昼飯を盗み食いしたり、ズル賢いやつがいるんすよ」

・・・まったくもって、嫌らしい!


イシイさん「では、いじめられっ子の牛はどうすれば」
荒川弘「大丈夫。 いじめられた牛の心休まる日は必ず来ます」

・・・荒川さん、レインメーカーポーズ!


荒川弘「なぜならば、何年か経てばいじめっ子の牛が先に廃牛になるからです」

 

・・・廃牛かー!


牛A「このまえ、大きなトラックが来ていじめっ子が連れてかれたんだって」
牛B「そうなのー?」
牛C「どこに行ったのかしらねー」


牛A「よくわかんないけど平和になったから、いっかー」
牛B「私ストレス減って、お乳いっぱい出るようになったよ」
牛C「わあー、よかったね」

・・・うーん、なんとも!


荒川弘「という牛たちの会話を想像して青ざめるイシイさんであった」
イシイさん「のんびりまったり、怖いやりとりー!」

 

「いいね」を頂くと幸せます。

観に来てもろうて、ありがとあんした。

 

 

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