看護師「何かあればナースコールを」
一ノ瀬(水原)千鶴「はい」


木ノ下和也〈言わなくていいのか? 俺たちのこと〉

・・・木ノ下和也:堀江瞬


一ノ瀬(水原)千鶴(バカね。 話すことに意味なんかない)

・・・一ノ瀬(水原)千鶴:雨宮天


千鶴(だいたい聞こえているかどうかも分からないのに。 そんな おばあちゃんに話したって、自己満足以外の何物でもない。 もし聞こえてるんだったら、悲しませるだけ)

・・・私も千鶴ちゃんと同じ考えです!


千鶴(これでいい。 これでいいの。 これで)

 

アニメ 彼女、お借りします 第3期 

  第33話「お別れと彼女-セイカノ-」を 観ました。

 

 

彼女、お借りします 第3期 
「ダメダメ大学生・木ノ下和也は清楚可憐な“レンタル彼女(レンカノ)”・水原千鶴と出会い、家族にも友人にも、千鶴が“彼女”だと嘘をついてしまう。
本当のことが言い出せないまま日々をすごす和也の周囲には、謎アタックを仕掛けてくる、小悪魔的な元カノ・七海麻美、やや強引なところがある、超積極的な彼女(仮)・更科瑠夏、極度の人見知りだが、健気で頑張り屋の後輩レンカノ・桜沢 墨と、超絶美少女な“彼女”がいっぱい!!
たくさんの季節を一緒にすごし、様々なイベントを乗り越えるなかで、千鶴への想いを募らせていく和也は、女優として活躍したいという千鶴を応援し続けることを誓う。
しかし、そんな折に千鶴の祖母・小百合の体調が悪化。出演映画を小百合に見せるという千鶴の夢が危ぶまれる事態に。
「一緒に映画、作るんだよ!!」
和也はクラウドファンディングで千鶴主演の映画を作ることを決意して……。
動き始めた、映画制作。隣に引っ越してきた八重森みにを新たに巻き込み、たった一度の“レンタル”から動き出した和也の“リアル”が、より輝きを増していく!
和也と千鶴の映画作りは、はたしてどんな結末を迎えるのか──!?」
 

オープニングテーマ「恋愛ミリフィルム」halca

 

エンディングテーマ「エンドロール」Amber’s


彼女、お借りします 第3期 声優
木ノ下和也:堀江瞬
水原千鶴:雨宮天
七海麻美:悠木碧
更科瑠夏:東山奈央
桜沢墨:高橋李依
八重森みに:芹澤優

中野海:石川界人

一ノ瀬 小百合(いちのせ さゆり): 定岡小百合



非常にスリルのある恋愛作品 
         アニメ 彼女、お借りします。



第33話「お別れと彼女-セイカノ-」
「救急搬送された後も意識が戻らない小百合に付き添う千鶴は、“和也との恋人関係が嘘”だと今からでも告げるべきか葛藤していた。
そして、自身の出演映画を小百合に見せられず悔やむのだが、そこへ突然和也が現れる。
「ちょ、ちょっと! 何入ってきてんのよ、急に!!」
驚き怒る千鶴。
しかし和也は何も言わず、手にしていたノートPCとプロジェクターを起動させて病室を出ていくのだった。」
 

千鶴「ごめんね。 映画見せられなくて」


千鶴「立派な女優になった姿、見せられなくて。 結構頑張ったんだ。 でも、ちょっと間に合わなかったみたい。 病名を聞いたときから覚悟はできてた。 今日まで頑張ってくれてありがとう」


千鶴「やっぱり、まだ足りなかったのかな。 もう少しうまくやれば、見せれたのかな、ううっ、ごめんね。 おばあちゃん」

・・・千鶴ちゃんの頑張りは 周囲は皆、知っている!


千鶴「ごめんね、おじいちゃん」


千鶴「見せたかったな、映画」


千鶴「うっ、ううっ」


千鶴「はっ!」


千鶴「ちょ、ちょっと。 何、入ってきてんのよ 急に!」

・・・和也、いた!


千鶴「えっ? ちょっと、ねえ聞いてるの!」



・・・黙々とPCを触る和也!


千鶴「マジでなんなのよ!? 本気で怒るわよ! おばあちゃんもいるんだから、勝手なことはしないで!」

・・・もうすでに怒っています!



・・・病室でプロジェクターを使って映画を見せるのかー!












千鶴『ああ~、おはよう』


千鶴「はっ」


千鶴「おばあちゃん、おばあちゃん!」


千鶴「うっ、おばあちゃん、見て」


千鶴『星座の魅力は孤独の集合体であるところで』




千鶴「うぅ、うっ」




千鶴『変ね。 縫いぐるみどこに行ったのかしら』







・・・小百合ばあちゃん、目を開けてくれたね!


千鶴「はっ!」




千鶴〈私、女優になりたい。 おばあちゃんみたいな女優に〉




千鶴『コロッケ、2つで』

・・・ここ、映画の中のシーンなんだね!


一ノ瀬勝人〈なれる! なれるぞ、ちづる〉

・・・一ノ瀬 勝人:中尾隆聖


千鶴『お母さん。 帰ってないの?』

・・・ここも映画のシーンだね!




一ノ瀬勝人〈かなう、願えば、夢は、必ず、かなう〉

・・・諦めたら、そこで試合終了だもんね!




一ノ瀬小百合「んん」

・・・一ノ瀬 小百合:定岡小百合




千鶴「うっ、ううっ、うぅ」




千鶴『星は、群青に溶けることはないのね』


千鶴『あははっ、あははっ! ははっ。 あははっ!』




千鶴(結局、見れたのは最初の10分だけか。 もう1時間目をつむったまま、反応がない。 きっともう、このまま)

・・・ナースコールをしなくて良いのかな!




 

木ノ下和也〈言わなくていいのか? 俺たちのこと〉


千鶴「あっ」


千鶴「んっ」








千鶴(バカだな私。 また考えてる)


千鶴(分からない、この先一生、一度の後悔もしないかなんて、分かるはずもない)


和也〈ばあちゃんの命に1ミリの未練も残さないって、本当に言えるか? 本当に水原に、罪悪感は残らないのかって〉


千鶴(罪悪感がないなんて言ったらうそになる。 おばあちゃんのためなんて言いながら、本当は、自分が軽蔑されて傷つきたくないだけなのかもしれない)


千鶴(でもそれは伝えても同じこと。 悲しませたかもって後悔するかもしれない)


千鶴(自分が救われたいだけ。 そんなの、バカのすることじゃない)


千鶴(女優はうそをつく仕事、そうでしょ? おばあちゃん)


千鶴(そうでしょ?)


一ノ瀬小百合「えっ、遅刻を帳消しに?」

・・・ここから過去の回想だね!


千鶴「うん、職員室の掃除頑張ってましたって言ったら」


千鶴「先生も褒めてくれたし、ウィンウィン」

・・・それはただズルいだけでは!


一ノ瀬小百合「要領のいい子ね」


千鶴「えへへっ! だって、女優はうそをつくのが仕事でしょ」


一ノ瀬小百合「あら、そうかしら?」


千鶴「えっ?」
一ノ瀬小百合「いい、ちづる。 人の心はね。 99%のうそと、1%の真実で出来てるのよ」

・・・なんだか深い言葉が出てきた!


千鶴「あ、あんな演技しといて?」


一ノ瀬小百合「人は誰しも、うそをつかずには生きていけない」
千鶴「あっ」
一ノ瀬小百合「でも。それは、それぞれ大切な1つの真実を守るためだったりするし、それ自体を、私は悪と呼ぶ気にはなれないわ」

・・・ただズルいのは駄目だよね!


一ノ瀬小百合「私はその真実が好きよ。 たった1つの真実を表現できるのなら、99個のうそをついたってかまわない。 演技の本質は、むしろそっちにあるんじゃないかと思ったりする」

・・・確かに深いなぁ!


千鶴「善悪の話をしてるんじゃないの。 論点をすり替えないで」


一ノ瀬小百合「そう? 私もまだまだね」
千鶴「そうよ。 おばあちゃんもまだまだよ」

・・・大女優の小百合ばあちゃんに対して、千鶴ちゃんもかなりの大物だな!


一ノ瀬小百合『私は、その真実が好きよ』

・・・守るべき大切な1つの真実かー!


和也『つきあってないだろ? 俺たち』

・・・和也もこんな時に余計な事を言ったなぁ!


千鶴「うっ、うぅ、分からない」


千鶴「私、もう、分からないの。 何が正しくて、何が間違ってるのか。 今のおばあちゃんに、何を伝えるべきで、何を伝えないべきなのか」

・・・当然、答えを出せるタイミングじゃ無いと思う!


千鶴「ねえ教えてよ。 おばあちゃん、私、どうすればいい? もう、分からない。 うぅ、もう何も、分からないの」




千鶴「うっううっ、うぅ、うっ」

・・・この回の雨宮天ちゃんの演技が凄いね!


千鶴「はっ!」


一ノ瀬小百合「ちづる」


千鶴「はっ」


千鶴「はっ、おばあちゃん! 今ナースコールを」


千鶴「あっ」


千鶴「おばあちゃん」


一ノ瀬小百合「すぅ~、はぁ~」


一ノ瀬小百合「何か、悩んでいるのね? かわいそうに」


千鶴「あぁ」


千鶴「ごめんね、おばあちゃん。 私、ずっとうそを」


千鶴「うそを!」


一ノ瀬小百合『でも彼ほど、あなたにふさわしい人はいないわ』

・・・じつは第3期を観て、こういうふうにも感じるんだよね!




一ノ瀬小百合『ちづる。人に愛が芽生える瞬間はいつか知ってる? その人のことを、楽しそうに語ったときよ』

・・・それもまた真理のように感じるな!


千鶴(ダメ、言えない)
千鶴「はっ」


一ノ瀬小百合「うそ?」


千鶴「あっ」


一ノ瀬小百合「そう、うそね。 知りたいとも思うし、知りたくないとも思う。 あなたが選んだ答えなら、どちらでも、いいわ」

・・・これが、小百合ばあちゃんの答えなんだね!


千鶴「でも、でも!」


一ノ瀬小百合「この世にはね。 答えのあるものの方が少ないわ。 日々、迷い、悩み、苦しみ。 それでも考え続けることが、命への唯一の誠実さよ」

・・・深いお言葉、頂きました!


一ノ瀬小百合「そんな生き方ができる女性に育ってくれた、それだけで私は、十分幸せ」




一ノ瀬小百合「た…」


千鶴「えっ?」


一ノ瀬小百合「きれいだったぁ」

・・・映画、一部部分だけでも見えていたんだね!


千鶴「あっ」


一ノ瀬小百合「すてきな映画を、ありがとう」




一ノ瀬小百合「和也君にも、お礼を伝えておいて」


千鶴「うっううっ」
一ノ瀬小百合「愛してるわちづる。 あなたは、私の宝物」


千鶴「うぅ、うっ、うん。 私も」






千鶴「大好き。 おばあちゃん、大好き」

 

 

 

 

 

 

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観に来てもろうて、ありがとあんした。

 

 

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