セミ「ミーンミンミン」
・・・セミ再び！
アニメ 彼女、お借りします 第3期
第32話「家族と彼女-ツミカノ-」 を 観ました。
彼女、お借りします 第3期
「ダメダメ大学生・木ノ下和也は清楚可憐な“レンタル彼女（レンカノ）”・水原千鶴と出会い、家族にも友人にも、千鶴が“彼女”だと嘘をついてしまう。
本当のことが言い出せないまま日々をすごす和也の周囲には、謎アタックを仕掛けてくる、小悪魔的な元カノ・七海麻美、やや強引なところがある、超積極的な彼女(仮)・更科瑠夏、極度の人見知りだが、健気で頑張り屋の後輩レンカノ・桜沢 墨と、超絶美少女な“彼女”がいっぱい！！
たくさんの季節を一緒にすごし、様々なイベントを乗り越えるなかで、千鶴への想いを募らせていく和也は、女優として活躍したいという千鶴を応援し続けることを誓う。
しかし、そんな折に千鶴の祖母・小百合の体調が悪化。出演映画を小百合に見せるという千鶴の夢が危ぶまれる事態に。
「一緒に映画、作るんだよ！！」
和也はクラウドファンディングで千鶴主演の映画を作ることを決意して……。
動き始めた、映画制作。隣に引っ越してきた八重森みにを新たに巻き込み、たった一度の“レンタル”から動き出した和也の“リアル”が、より輝きを増していく！
和也と千鶴の映画作りは、はたしてどんな結末を迎えるのか──！？」
オープニングテーマ「恋愛ミリフィルム」halca
エンディングテーマ「エンドロール」Amber’s
彼女、お借りします 第3期 声優
木ノ下和也：堀江瞬
水原千鶴：雨宮天
七海麻美：悠木碧
更科瑠夏：東山奈央
桜沢墨：高橋李依
八重森みに：芹澤優
中野海：石川界人
一ノ瀬 小百合（いちのせ さゆり）： 定岡小百合
非常にスリルのある恋愛作品
アニメ 彼女、お借りします。
第32話「家族と彼女-ツミカノ-」
「アパートの外で話す和也、千鶴、みにの姿を目撃した瑠夏。
いつもなら和也たちに詰め寄る彼女のはずが、なぜかやや余裕の表情?
しかも、「ね。和也」
突然和也を呼び捨てにした瑠夏に、一同は動揺が隠せない。
一方映画制作では、完成披露する映画館へ和也と千鶴が下見に行くことに。
そこへ小百合も同行することになって。」
一ノ瀬（水原）千鶴「あっ、いた」
木ノ下和也「おっ」
・・・千鶴ちゃんの挨拶が「ども」じゃない！
千鶴「おはよ」
和也「おはよ」
一ノ瀬小百合「お久しぶりね、和也君」
・・・一ノ瀬 小百合（いちのせ さゆり）： 定岡小百合
和也「お、お元気そうで何よりです」
・・・久しぶりです、小百合ばあちゃん！
千鶴「ごめん、下見があるって言ったらどうしても行くって聞かなくて」
・・・あれ、フラグがたっていないか！
千鶴「いや。 当日ぶっつけでも不安だし、むしろ助かるよ」
一ノ瀬小百合「うれしいわ。 今日は楽しみでしかたなかったの。 二人の時間を邪魔しちゃうのは悪いけど」
・・・いや、病室ばかりよりも外へ出るのは気分転換にもなるよね！
千鶴「んっ」
和也「ど、どうでしょう」
和也（水原、今日もかわいいな）
千鶴「はい、お水」
・・・千鶴ちゃん可愛いは分かっているから、もういい！
和也（祖母を献身的に介護する孫。 最高に画になるぜ）
・・・千鶴ちゃんは女優ですから！
千鶴「何、行かないの？」
和也えっ、ああ～。 今行く」
・・・「行きましょう」と言えば良いものを、ちょっと意地悪な千鶴ちゃん！
一ノ瀬小百合「わあ～！ ここがスクリーン！」
・・・いまなら「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」かな！
女性従業員A「全200席。 当館で3番目に大きいスクリーンになります」
・・・200席か、凄いな！
和也「当日はこっちに、支援してくれたお客さんたちがずら～っと入って」
和也「小百合さんには、ここで車椅子のままで、ちづるさんと二人並んで見られるように椅子を用意してもらう予定です」
千鶴「そう、助かるわ」
和也「今日はまだ流せませんが、今絶賛編集中なので。 当日までには必ず」
・・・そうか、楽しみだね！
一ノ瀬小百合「あぁ、うぅ」
和也「えっ、えっ？」
千鶴「おばあちゃん？」
・・・小百合ばあちゃん、どした！
一ノ瀬小百合「きゃあ～！ だってすごいわよ。 200人よ。 あの大きなスクリーンにあなたが映って一斉にあなたを見るのよ」
千鶴「だって映画ってそういうものでしょ」
一ノ瀬小百合「冷めた子ねぇ」
・・・ヒロインとはそういうふうに注目を浴びるものです！
一ノ瀬小百合「でも本当に楽しみね。 ちづるの晴れ姿一体どんなふうに映るのかしら」
和也「えっ？ あっ」
千鶴「ちょっと、おばあちゃん」
一ノ瀬小百合「えっ？」
・・・小百合ばあちゃん、感涙！
一ノ瀬小百合「あらやだ。 うぅ」
千鶴「こ、これハンカチ」
一ノ瀬小百合「なんだか、もうスクリーンに ちづるがいた気がして」
・・・いや、千鶴ちゃんは傍にいますよ！
千鶴「えっ？」
和也「あっ」
一ノ瀬小百合「不思議ね。 まだ見てないのに」
・・・やはりフラグなのか！
千鶴「大げさよ。 私、トイレ行ってくる」
和也「お、おう」
千鶴「へへっ」
・・・希少価値がある千鶴ちゃんの笑顔！
一ノ瀬小百合「ありがとうね、和也君」
和也「えっ？」
一ノ瀬小百合「あなたがいなければ、私はちづるの映画を見られなかった。心からお礼を申し上げるわ」
一ノ瀬小百合「あなたに出会えて私とちづるは、本当に幸せ者ね」
・・・かりかの第三期での、和也の頑張りは認める処！
和也（小百合さん、俺たちはずっと、この人に、うそを）
・・・嘘から出た誠にする手もあるのだが！
一ノ瀬小百合「今度、ちゃんとお返ししなきゃ」
和也「あっいえ。 とんでもない」
一ノ瀬小百合「何言ってるの。 悪いわよ」
・・・いや、和也はハーレム状態なので、これ以上はよろしいかと！
一ノ瀬小百合「あの子にも、た～っぷりお礼するように言っとくわ」
和也（水原のそばにいられるだけで、俺は）
・・・和也は千鶴ちゃんとかなり接近できているので十分でしょう！
和也「ちづるさんは、俺にとってはいつまでも高嶺の花です」
一ノ瀬小百合「えっ？」
和也「なんで俺みたいなヤツのそばにいてくれるのか、つきあってくれるのか、いまだに分からなくて。 明日、愛想尽かされても、全然変じゃないって思うんです」
・・・千鶴ちゃんの品の良さは認める処！
一ノ瀬小百合「和也君」
一ノ瀬小百合「そんなことないわよ～。 ぴったりよ」
・・・駄目神アクアさま、くらいなら良いかも！
和也「えっ？ そ、そうですかね？」
・・・調子に乗る和也！
和也「でも、最近はそれでもいいかもって思って」
一ノ瀬小百合「えっ？」
和也「ちづるさんは、俺から見たら天才で、そのうえ日々めちゃくちゃ頑張ってて」
・・・でも世の中、才能と頑張りだけで成功しない人も多いんだよね！
和也「そんな彼女の夢を一緒に見るうちに、俺自身、こんなに何かをやり遂げたいと思ったのは初めてで。 あの子が幸せになれなきゃ、この世はうそだって思うから」
・・・千鶴ちゃんがいたから、和也も頑張れたってところはあると思う！
和也「たとえ恋人でなくなっても、一生支えていきたい。 俺にとって彼女は、そんな人です」
・・・恋人じゃなきゃ、家族になればだな！
一ノ瀬小百合「もう一回言って」
和也「えっ？」
一ノ瀬小百合「録音し忘れたわ」
・・・小百合ばあちゃん、そんな恥ずかしい台詞を録音するんかい！
和也「いやいやいやいや！」
・・・恥ずかし過ぎます！
和也「そろそろ行きましょうか」
一ノ瀬小百合「ふふっ」
一ノ瀬小百合「んん」
・・・小百合ばあちゃん、どした！
和也「ちょっと俺もトイレ」
千鶴「ここで休みましょ」
一ノ瀬小百合「ちづる」
千鶴「えっ」
一ノ瀬小百合「あなたに聞きたいことがあるの」
・・・はて、なんでしょう！
千鶴「えっ、何よ？ 聞きたいことって。 改まって」
一ノ瀬小百合「ちづる。 あなた夢を見続けることに苦しんではいない？」
千鶴「えっ？」
一ノ瀬小百合「私たちのためにと義務感を抱いて無理をしてはいない？」
千鶴「あっ」
・・・うーん、どうなんでしょう！
千鶴『もう夢はかなうだなんて、言わないでよ』
・・・過去に こういうこともあったよね！
千鶴「何よ、そんなこと？ それなら平気よ。 そりゃあ、つらいこともたくさんあるけど、私、夢を見るのは好きよ。 きっとこれからも」
・・・今は自主製作映画の完成を待っている良い時期なので、そう言えるよね！
一ノ瀬小百合「んん」
千鶴「やっぱりコーヒー手伝ってくる」
一ノ瀬小百合「あっ」
・・・小百合ばあちゃんを一人にしない方が良い！
一ノ瀬小百合「どうして女優になれるだなんて！ 私は反対です！ あんな無責任に応援して！」
一ノ瀬勝人「いいじゃないか！ 愛してるぞ小百合」
・・・一ノ瀬 勝人（いちのせ かつひと）：中尾隆聖
一ノ瀬小百合「私は嫌いです！」
・・・まあまあ！
勝人「俺はちづるを応援する。 夢はかなう！」
一ノ瀬小百合「それももう聞き飽きました！」
・・・千鶴ちゃんが中学生くらいの頃の回想かー！
一ノ瀬小百合「女優業は畢竟博打（ばくち）！ 望んで、かなう甘い世界じゃ」
・・・畢竟（ひっきょう）- さまざまな経過を経ても最終的な結論としては。つまるところ。
一ノ瀬勝人「んん、じゃあ夢はかなわんのか？」
一ノ瀬小百合「えっ？ それは、かなうこともあるけど、それとこれとは！」
一ノ瀬勝人「んっ、かなうかなわないは問題ではない。 夢がかなうこともある」
一ノ瀬勝人「その僅かばかりの希望が、つらく厳しい現実を生き抜く灯台になる。 ならばせめて“夢はかなう”と言い続ける人間が、そばに一人ぐらいいてもいいじゃないか」
一ノ瀬小百合「勝人さん」
一ノ瀬勝人「でもな小百合。 もし俺が先に死んだら、ちづるに聞いてほしいことがある」
一ノ瀬小百合「えっ？」
一ノ瀬勝人「夢を見ることに苦しんではいないか。 俺の応援が重荷になどなってはいないか。 ちづるの苦しむ顔など、1秒だって見たくはない」
・・・これが、先ほど小百合ばあちゃんが千鶴ちゃんに尋ねた内容だったんだね！
一ノ瀬小百合（私の負けね。 勝人さん）
一ノ瀬小百合（ちづるは私が思っているよりずっと強かった。 現実に屈さず、夢を見ることを楽しめるそんな子に育った）
・・・千鶴ちゃん、頑張り屋さんだからなぁ！
一ノ瀬小百合（見てる？勝人さん。 あの子今度映画に出ますよ。 スクリーンいっぱいにあの子の顔が映り）
一ノ瀬小百合（大好きな演技を伸び伸びとし）
一ノ瀬小百合（大勢のお客さんに囲まれ、きっと拍手を受けるんです）
・・・そうなったら嬉しいよね！
一ノ瀬小百合（いつものテレた笑顔を浮かべ、お客さんに会釈をする。 なんだかこちらまで気恥ずかしいですね）
一ノ瀬小百合（ねえ、まるで立派な女優さんみたいでしょ？）
・・・うんうん！
一ノ瀬小百合（あなたのやったことは間違いじゃなかった。 ねえ、見てる？）
一ノ瀬小百合（見てる？ 勝人さん）
・・・おじいちゃんも、きっと喜んでくれているよ！
「いいね」を頂くと幸せます。
観に来てもろうて、ありがとあんした。
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