竜之介「ついに この時が来たか」

・・・どした!


竜之介「頼むぞ。  お前にかかっている」

・・・テレますなぁ!



・・・ブタの貯金箱か!


竜之介「はぁ~、はあっ!」

・・・拳で割るのか!


竜之介「こ、これだけあれば、いける。 セーラー服を着るために。 ついについに」

 

・・・やけに10円玉と1円玉が多いが!


竜之介「俺は買うぜ! ブラジャーを!」

 

・・・そういう話しか!

 

アニメ うる星やつら 

 第17話「あこがれを胸に‼ / 星に願いを」を観ました。

 


うる星やつら 
「浮気者の高校生・諸星あたると、彼を愛する一途な宇宙人美少女・ラムを中心に架空の町、友引町や宇宙や異次元などを舞台にしたドタバタラブコメディ。」

 

OP「アイワナムチュー feat. asmi, すりぃ」- asmi、

 

 

ED 「アイタリナイ feat. yama, ニト。」- yama


うる星やつら 声優
諸星あたる - 神谷浩史
ラム - 上坂すみれ

三宅しのぶ - 内田真礼
面堂終太郎 - 宮野真守
錯乱坊 - 高木渉
サクラ - 沢城みゆき
ラン - 花澤香菜
レイ - 小西克幸
お雪 - 早見沙織
弁天 - 石上静香
クラマ姫 - 水樹奈々
温泉先生 - 三宅健太
面堂了子 - 井上麻里奈
尾津乃つばめ - 櫻井孝宏
あたるの父 - 古川登志夫
あたるの母 - 戸田恵子
ラムの父 - 小山力也
ラムの母 - 平野文

テン:悠木碧
藤波竜之介:高垣彩陽
竜之介の父:千葉繁
水乃小路飛麿:梶裕貴

しゅがあ:久野美咲
じんじゃあ:森永千才
ぺっぱあ;高橋李依



高橋留美子 原作のドタバタコメディ作品
              アニメ うる星やつら。



第17話「あこがれを胸に‼ / 星に願いを」
「あこがれを胸に!!
誰かに後をつけられ逃げたしのぶは、ブラジャーが買えず落胆する竜之介と会う。
つけて来た男達は しのぶに総番の好意を告げるが拒絶される。
総番を諦めさせる為に、“あること”をしのぶと竜之介にお願いする。」

 

しのぶ「はぁ~、掃除当番で すっかり遅くなっちゃった」

・・・どんだけ長時間、掃除をするんだ!

 

しのぶ「ん、気のせいかしら」






しのぶ「誰! 変ね」

・・・ストーカーか!




しのぶ「ちょっと! 何して」


しのぶ(駄目なやつ!)

・・・なんだ こいつら、お笑い芸人かー!



リーゼント「しまった!」
草男「気付かれたか!」
犬男「こっそり後をつけるんだ!」

・・・ヘンタイだー!


しのぶ「やだ追ってくる、あっ! 竜之介君!」

・・・竜之介ちゃんなら、心強い!


竜之介「お、おい。 いきなり何だよ。 俺帰る方向があっち」
しのぶ「お願い、しばらく一緒にいて」

・・・まれいたその ボーイフレンド役か!




リーゼント「お、おい何だ? あの男は」
草男「腕なんか組んで 歩いてるぞ」
犬男「ボーイフレンドじゃないのか」

・・・いや、ガールフレンドです!


しのぶ「変なのがつけてくるのよ。 助けてくれない?」
竜之介「ハァ、悪いけど俺、今。 ケンカする気分じゃねえんだ」
しのぶ「どうして? あっそういえば、全然元気ないわね」

・・・ケンカする気分じゃない方が良いぞ!


竜之介「ああそれがな、俺は今日限りで、このむさ苦しいサラシともおさらばするつもりで、意気揚々と下着専門店に駆け付けたのさ」

・・・専門店は高そう!


店員(いらっしゃいませ)




竜之介(ブッ、ブブ、ブ、ブラジャー下さい!)
店員(は、はい)


店員(これが2,000円これは3,000円。 でもって、これが5,000円です)

・・・値段も大事だが、サイズを計ってもらって、体に合ったものを選ぶべきでは!


竜之介(ごっ! ご、ごっ、5,000円~!?)
店員(はい)

・・・随分と高いものなんだな!


竜之介「チックショーブラジャーが、あんな高価なものだとは思ってもみなかったぜ」
しのぶ「幾らあるの?」

・・・予算も大事だね!


竜之介「そうだな、400円くらいかな。 結構あるだろ?」
しのぶ「んっ」

・・・ちょっと厳しそう!

 




竜之介「ん、た、足りねえかな、やっぱ」
しのぶ「そうね、あと100円くらいあれば、バーゲンのブラくらいは」

・・・そうなんだ! でも、さらしでも1000円くらいはするみたいだぞ!


竜之介「ひゃ、100円か~参ったなぁ。 アハハ、いや~」
しのぶ「ウフフフ」


草男「楽しそうに笑い合ってる」
居ぬ男「なるほど」
リーゼント「そういうことか」

・・・リーゼントって本当に見なくなったよなぁ!


竜之介「どうすっかなぁ」
しのぶ「そうね」
リーゼント「おい、こらぁ!」
しのぶ&竜之介「ん」

・・・どっかに、100円落ちていないかな!


リーゼント「お前たち、イチャつくのも いいかげんにしてくれよな」
犬男「ワン!」

・・・犬男の「ワン!」ってなんだ!


しのぶ「あっ」
竜之介「何でぇ、お前らは」

・・・竜之介ちゃんなら、相手ができそう!


リーゼント「隣の仏滅高校のもんだけどよぉ。 三宅しのぶさんですね」
しのぶ「そ、そうよ。 それがどうしたの」

・・・仏滅高校って、すごく縁起が悪そうな名前の学校だなぁ!


リーゼント「うちの総番長が、あんたとお付き合いしたいと言っている」

・・・総番、自分で来いよ!


しのぶ「そ、総番長? 不良は嫌い」
リーゼント「ああ、そう言われると身もふたもない」

・・・規格外の不良品は出荷が出来ない!


犬男「おいおめえ、何にも言わずにしのぶさんと別れてくれ!」
竜之介「何ぃ! 何で、俺たちが別れなきゃなんねえんだよ!」


リーゼント「ん~」
草男「だよなぁ」
犬男「相思相愛のカップルを別れさせる権利なんて、俺らにはねえしな」

・・・意外に常識人だった変人三人組!


竜之介「カ、カップル? 誰がカップルだ! 俺は女だ~!」
リーゼント&草男&犬男「え~!」

・・・はい、竜之介ちゃんは女の子です!




犬男「まあ色々だね」
草男「人、それぞれだからなぁ」
リーゼント「でもどうするよ?」
竜之介「おい、何コソコソ話してる」

・・・相談を始めたぞ!


犬男「実はよぉ、はっきり言って、われわれも困ってるんだよね」
草男「うちの総番しつこいから」
リーゼント「しのぶさんと付き合えないくらいなら死にたいと」

・・・この三人組は使われているだけだった!


しのぶ「まあ! そ、そこまで好かれたら、悪い気はしないわね。 不良は嫌いだけど」

・・・そういうものなのか!


犬男「ちなみに、こちらが総番です」

・・・人間じゃない!




しのぶ「ええっ!?こここ…困るわ!行きましょう!」
竜之介「おお…おう」
リーゼント&草男&犬男「あっ!」

・・・面喰いの しのぶちゃん!


リーゼント「待ってくれ! 物は相談なんだけどよぉ」
しのぶ「何よ」


総番「うおおおお~っ!」

・・・総番は、関智一、・・・個人的にはFateシリーズのギルガメッシュ!


総番「しのぶさんが好きだぁ~っ!」

・・・その不敬は万死に値する!(英雄王ギルガメッシュ)


総番「好きだ! 好きだ! 好きなんだよぉ~!」

・・・まれいたそを応援しろし!




リーゼント「総番、落ち着いてくださいよ」
犬男「しのぶさんには、ちゃんとボーイフレンドがいるんですから」
草男「俺たち、2人の様子を写真に撮ってくるんで」

・・・この三人って、いつもこの姿なのか!


リーゼント「それ見て納得したら、どうか身を引いてくださいよ」
総番「しのぶさ~ん!」
犬男「総番! 聞いてます?」

・・・無理っぽい!




あたる「なぁにぃぃ~! しのぶと竜之介ちゃんが、デートするだと!」
面堂「なぜです? なぜそのようなことを!」

・・・女の子二人で出掛けても、何も問題は無いと思うが!


しのぶ「だって仕方ないでしょ? 仏滅高校の人たちが」


リーゼント「われわれが、お二人のデートを尾行して、現場をばっちり撮影して突き付ければ、総番も諦めると思うんですよね」
しのぶ「って言うから」

・・・そもそも、総番はなぜ、しのぶちゃんを好きになったのだろう!


面堂「なぜです? あんなに男を嫌がっていたのに」
竜之介「まっ、俺にも色々あってよぉ」

・・・お礼にブラジャーをくれるとかじゃないのかな!


しのぶ「相手が竜之介君なら、あたしも安心だもん」

・・・いや、水星の魔女のようにテロに巻き込まれるかも!


あたる「何が安心じゃ! しのぶ!何で素直に俺とデートしようと言わんのだ! まだ間に合うぞ考え直せ! ぐぐ、デートなら、俺と~!」
ラム「むぅ~、ダーリン! こら!駄目だっちゃ~!」

・・・あたるは邪魔だ!


竜之介(フッ、男役を引き受ける代わりに、俺は)


リーゼント「いや~、晴れてよかったです」
犬男「そんじゃあ竜之介さん。 デートが終わり次第、商品券をお渡ししますんで」

・・・商品券に釣られたな!


竜之介「お、おう! 約束だからな!」

・・・握りこぶし!


リーゼント「はい、じゃあまず腕組んで」


犬男「おっ、いいねいいね~!」
草男「本当にカップルみたいだ!」
しのぶ「よろしくね」
竜之介「ブ、ブ、ブラジャー」

・・・クレヨンしんちゃんみたいだ!


竜之介(あの商品券があれば長年の夢だったブラジャーが買える! 憧れの女性の身だしなみ! ブラジャー。 そうさ、俺の憧れへの第一歩は、ブラジャーから始まるんだ!)

・・・誤解を生みそうな言葉だなぁ!


竜之介(バイトだと思えば、男役くらい)

・・・実質、バイトだよね!


竜之介(バイトだと思えば、男役くらい、ブラジャーが手に入るなら。 俺は何でもやるぜ!)

・・・頑張れ!


リーゼント「もうちょっと寄って」
竜之介「ブラジャー!」
しのぶ「わっ」
しのぶ(竜之介君ってやっぱりカッコイイのよね)

・・・今更だが、竜之介ちゃんは高垣彩陽さん!


リーゼント「いいよ! すごくいいよ!」
竜之介「ブラジャー!」

・・・やはり、野原しんのすけのようだ!


リーゼント「じゃあさらに軽~く。キスシーンなんてやってみちゃったり」
草男「おいおい、いくらなんでもそれはやりすぎじゃ」

・・・やりそうだ!


竜之介「ブラジャー!」
しのぶ「んんっ!」
リーゼント&草男&犬男「ええ~!」

・・・やはり!






しのぶ「あっ、りゅ、竜之介君! あなた、まさか本当に私が好きなんじゃ」
竜之介「バ、バッキャロ~! んなわけあるか!」
犬男「駄目だよ、ケンカしちゃ!」

・・・よく張り手だけで済んだな!


竜之介(ク、クソ~。 ブラジャーのためだと思ったら、我を忘れちまったぜ)

・・・必死だな!


リーゼント「う~ん」
犬男「次いってみるか」



・・・喫茶けたぐり、きた!


リーゼント「は~い、こっち見て。 いいねいいね。 ニッコリ笑って」
竜之介「うう」


リーゼント「何か、ぎこちないなぁしのぶさん」
犬男「笑いが、ゆがんでる」
しのぶ「だ、だってぇ」

・・・その姿で、よく店に入れてもらえるのか!


竜之介「おいさっきのこと誤解すんなよ。 ちょっと、つられただけなんだからな」
しのぶ「分かったわよ」


リーゼント「はいはい、2人とも」
犬男「さくっと撮っちゃいましょ」
竜之介「ブラジャー!」

・・・「ブラジャー!」は、もう分かったから!


リーゼント「はい、チーズ」
あたる「フフフ」

・・・3人飲みとか不気味だ!


リーゼント「何だ、貴様は!」

・・・そうです、私がヘンなおじさんです!




あたる「フッ、俺さまは」

・・・「俺様」という言葉、今日日聞かないなぁ!


竜之介「邪魔しねえでもらおう!」
あたる「ああ~!」

・・・本当に邪魔な あたる!


竜之介「まったく、油断も隙もありゃしねえ」
あたる「竜之介ちゃん、君は間違っている」

・・・あたるは引っ込め!


あたる「聞けばブラジャー欲しさに、男役に甘んじているというではないか」
竜之介「それがどうした」

・・・あたるの顔がいやらしい!


あたる「そんな凝ったまねをせずとも、ほらこれをあげるから。 バカなまねはよしなさい」

・・・それをどうやって手に入れた!


竜之介「こ、これは!」
あたる「フロントホックだよ」
竜之介「フ、フロントホック」


あたる「これ以上、こいつらに付き合う必要はない」


犬男「困るよ、そんなの!」
リーゼント「俺たちゃどうなるんだ!」
草男「そうだそうだ!」


あたる「代わりにデートは俺が」
ラム「駄目だっちゃ!」
あたる『何を言う。 こうすれば、全て丸く収まるんだぞ」

・・・あたるは、しのぶちゃんが目当てだったのか!


ラム「駄目~! 絶対駄目~!」
あたる「ああああ~!」

・・・ご褒美の電撃、きた!


リーゼント「さあさあ。ほっといて行きましょう」
犬男「だんだん自分が不良であることを忘れてくな」
草男「ああ」

・・・自分自身を不良と言う奴も珍しい!


犬男「は~い、じゃあここらで気分を入れ替えて」


リーゼント「は~い、竜之介さん、そこでしのぶさんをぐっと抱き寄せて」
しのぶ「え~ちょっと、わざとらしくない」
犬男「どうせ、やらせですよ、やらせ!」




竜之介「ブラジャー!」
リーゼント「ずいぶんと要望以上のことをしてくれるな」
草男「うんうん」

・・・商品券が欲しいのさ!




リーゼント「うんいいね。 はいチーズ!」
あたる「エヘヘ」
竜之介「でい!」
あたる「ああ~!」

・・・あたるたちの乱入!


草男「いいねいいね~!完璧だ!」
犬男「この写真を見せれば、総番も諦めてくれるはずっす!」

・・・なら、良いんだけどなぁ!


竜之介「大丈夫か?」
しのぶ「え、ええ」


あたる「おいそこ! いつまでくっついとるんじゃ! 離れろ~!」
しのぶ&竜之介「はっ」

・・・ラムちゃんのフルネルソン!


しのぶ&竜之介「ん?」
総番「しのぶさ~ん! 好きだぁぁ~!」

・・・ギル様の乱入、きた!


リーゼント&草男&犬男「げぇっ!」
犬男「そ、総番!」
リーゼント「まずいぞ。 総番、落ち着いて!」
犬男「ストップ、ストップ!」


リーゼント&草男&犬男「うわ~!」

・・・ほとんど妖怪だ!


竜之介「あっ、俺のブラジャー代!」


総番「好きだぁ~!」
しのぶ「キャアア~!」


総番「うおお~!」
しのぶ「キャアア~!」

・・・しのぶちゃん、ピンチ!





総番「うぎぃ! うぐ」

・・・しのぶちゃん、自身で防衛できるじゃん!


リーゼント&草男&犬男「うお」
リーゼント「そ、総番を殴った」
あたる「さすが、しのぶじゃ」
ラム「おお~」

・・・しのぶちゃんの正拳突き!


竜之介「こっちは大丈夫か。 ブラジャー! 待て~! 俺のブラジャー!」


コタツネコ「ん?」
錯乱坊「う~む、火が弱いのう」

・・・バーベキュー!


竜之介「待て! それは俺のだ!」

・・・コタツネコが商品券を くべようとしている!



・・・オー、ジーザス!


錯乱坊「うむ、いいようじゃのう」
竜之介「ああ~! そんな」

・・・紙切れひとつで火力が上がるか!


竜之介「俺のブラジャーが~!」

・・・水の泡!


しのぶ「来ないで!」
総番「う、ううう」

・・・話しくらい聞いてやれし!


総番「す、好きなんだよぉ~」
リーゼント「もう帰りましょう、総番!」
犬男「無理ですよ、完璧に!」
総番「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ! 嫌だぁぁ~!」


リーゼント「つ~、あっ。 これだ!」

・・・あたるの持って来たやつだな!


リーゼント「総番! これあげますから!」


リーゼント「ほら、しのぶさんのブラジャー!」

・・・えー、しのぶちゃんのだと言うのか!


総番「し、しのぶさんのブラジャー」
しのぶ「う、嘘よ!」
竜之介「ま、待ってくれ!」

・・・総番、納得している!


総番「しのぶさんの」
しのぶ「違うから~!」
リーゼント「さあ帰りましょう」
あたる「返せ! それは俺のだ!」
竜之介「俺のブラジャー!」

・・・カオスと化して来た!




総番「んあ~、ぱくっ」
一同「どひゃっ!?」

・・・食い物なのか!


あたる「何、考えてんだよ! 吐け! 吐き出せ! 吐き出せこら!」
総番「しのぶさんのブラジャー」
竜之介「俺のブラジャー返しやがれ!」

・・・とりあえず、総番は静まった!


あたるの母「う~んおかしいわねぇ、私のあのブラジャー、どこにいったのかしら?」

・・・あたるが下着泥棒だったという事か!



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観に来てもろうて、ありがとあんした。

 

 

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